だらだらとルーキーFAを調べていたらキャンプまで後2週間。サッカーのおかげか今年はオフシーズンが短く感じています。
QB
2013シーズン成績
Nick Foles 13試合出場10先発
パス 317回中203成功 2891ヤード 27TD 2INT
ラン57回 221ヤード 3TD
Michael Vick 7試合出場6先発
パス 141回中77成功 1215ヤード 5TD 3INT
ラン 36回 306ヤード 2TD
Matt Barkley 3試合出場
パス 49回中30回成功 300ヤード 0TD 4INT
ラン 2回 -2ヤード
FAで離脱 Michael Vick
FAで契約 Mark Sanchez
Michael Vickとの長期契約を短縮し、UFAになっても引き止めず(本人がスターター扱いのチームを探すと言って出たのですが)NYJと契約して行きました。
逆にNYJの元エースでしたが、不振と怪我で解雇されていたMark Sanchezを獲得しています。
現段階で契約下に有る選手を並べると(年齢は9月1日の年齢)
Nick Foles 25歳 契約残り2年
Mark Sanchez 27歳 単年契約
Matt Barkley 23歳 契約残り3年
G.J Kinne 25歳 契約残り3年その後RFA
この4人になります。
エースはFolesで確定しています。Vickとのエース争いをして開幕の時点ではVickのバックアップだった去年、3巡ルーキーとして育成中だった一昨年と違い、今年はエースとしてキャンプに臨む事になります。レシーバー陣に大きな変化が有りますし、ファーストチーム固定で練習出来るのは良い事でしょう。
27TDで僅か2INTだった事から見ても、(特にシーズン終盤)投げ捨てる事すら出来ずに簡単にサックされる場面が有る事からも、無理に投げるなら投げ捨てるかボールをキープしてサックされるように指導されていたのでしょう。コントロールと言う点で競り合いのWR側にボールを落とせるのもINTが少ない理由なのでしょう。
課題はサックを減らす事に有ります。鉄壁に近いOLを与えられた割にサックを貰いすぎでしょう。OL3人が怪我で離脱しぼろぼろだった2012年が265回投げて20サック、鉄壁の去年が317回投げて28サックとOLが改善されたのにサックの割合は改善されていません。
後ろに下がっての10ヤードロスしてサックを減らし、危なくなっても前に出ながらターゲットを探しつつ最後はスクランブル。無理投げはしないにしても、ロスヤードを減らすプレイを考える事は出来るはずです。
OTAなどでの評判ではSanchezが2番手になりそうです。肩の手術で1年休業していましたが、練習では普通に投げているようです。
問題はスランプだった2012シーズンの原因です。NYJが4年間ほぼ全ての試合で使って契約延長までしたQBを放出するような酷い状態の理由が何なのか?、肩の怪我なのかメンタル的な所なのか(Tim Tebowを獲得したのに使わなかった責任はTebowかコーチ陣に有るはずなのに、Sanchezに向けてのブーイング凄かったですし)どういう原因にしても改善出来れば経験豊富なバックアップとして戦力になるはずです。
私はNYで伝説のNE戦を見ているので、メンタルエラーが原因だと考えています(手術した肩が完治しているならば)環境もシステムも変わり、USCの後輩Barkleyが居る。なにより2番手と言う軽い役割を任されるSanchezが復活する可能性は十分に有ると考えています。
Chipシステムに合うのか?これは走らないFolesが上手くやっているのだからSnachezでも出来る。と言う形の推測になります。今年のFA市場に経験の有るQBがほとんど居なかったですから、Chipがシステムとかスランプからの脱出とか考えて取ったのか、輝けるUSC時代の印象で取ったのかは分からないですけれど・・・
Folesにアクシデントが有った時のバックアップ、そう割り切ってみれば不調と怪我を考慮しても十分な能力を持つ選手と考えます。
ルーキーシーズンはNFLの壁の高さを知るだけで終わったBarkley。Vick放出の時にはBarkleyで2番手は大丈夫と判断した。Chipのコメントからも成長を期待したのですけれど・・・OTAなどの評価は高くないようです。
カレッジとNFLのレベルの違いに慣れてくれれば、常にエースとして光を浴び続けてきた素材が開花する事も有ると期待しますけれど、もう少し時間が掛かるかもしれません。
プレシーズンゲームでSanchezを追い抜くようなプレイをしてくれれば素晴らしい事ですし、レベルの高い2番手争いを期待します。
NYJのルーキーFAからアリーナなどを経ているKinneですが、Brakleyを追い抜くのは難しいでしょう。Sanchezが1年契約ですし、今年よりも来年の3番手を狙うためにPSでも良いから生き残る為のキャンプになるのでしょう。
現段階でエースはFoles、2番手にSanchezで若手育成枠をBarkleyとKinneが争う形と考えます。
プレシーズンゲームで余程酷くなければSanchezが2番手になるはずです。肩の怪我は練習で普通に投げていたようなので問題ないでしょうし、メンタルエラーが治るかをプレシーズンで見る事になります。
普通に考えればBarkleyが3番手の若手育成枠に入るのでしょう、KinneはPSに残る為のアピールをするのが精一杯でしょう。Barkleyが酷かった場合には3番手に入るかもしれません。
Folesが歴代3位のQBレーティングを出した去年のような大活躍で成績が安定するのか、Chipシステムの珍しさだけだったのか。Eaglesの今後10年を左右する大切なシーズンになると考えます。同時に、ルーキー時の4年契約の3年目ですから、契約延長と言う意味でもFolesにとってはモチベーションの高いシーズンのはずです。
プロボウル級のQBが居る事がスーパーボウルへの第一条件ですし、Folesが偉大なQBに成長していくのを見守るシーズンになる事を期待します。
QB
2013シーズン成績
Nick Foles 13試合出場10先発
パス 317回中203成功 2891ヤード 27TD 2INT
ラン57回 221ヤード 3TD
Michael Vick 7試合出場6先発
パス 141回中77成功 1215ヤード 5TD 3INT
ラン 36回 306ヤード 2TD
Matt Barkley 3試合出場
パス 49回中30回成功 300ヤード 0TD 4INT
ラン 2回 -2ヤード
FAで離脱 Michael Vick
FAで契約 Mark Sanchez
Michael Vickとの長期契約を短縮し、UFAになっても引き止めず(本人がスターター扱いのチームを探すと言って出たのですが)NYJと契約して行きました。
逆にNYJの元エースでしたが、不振と怪我で解雇されていたMark Sanchezを獲得しています。
現段階で契約下に有る選手を並べると(年齢は9月1日の年齢)
Nick Foles 25歳 契約残り2年
Mark Sanchez 27歳 単年契約
Matt Barkley 23歳 契約残り3年
G.J Kinne 25歳 契約残り3年その後RFA
この4人になります。
エースはFolesで確定しています。Vickとのエース争いをして開幕の時点ではVickのバックアップだった去年、3巡ルーキーとして育成中だった一昨年と違い、今年はエースとしてキャンプに臨む事になります。レシーバー陣に大きな変化が有りますし、ファーストチーム固定で練習出来るのは良い事でしょう。
27TDで僅か2INTだった事から見ても、(特にシーズン終盤)投げ捨てる事すら出来ずに簡単にサックされる場面が有る事からも、無理に投げるなら投げ捨てるかボールをキープしてサックされるように指導されていたのでしょう。コントロールと言う点で競り合いのWR側にボールを落とせるのもINTが少ない理由なのでしょう。
課題はサックを減らす事に有ります。鉄壁に近いOLを与えられた割にサックを貰いすぎでしょう。OL3人が怪我で離脱しぼろぼろだった2012年が265回投げて20サック、鉄壁の去年が317回投げて28サックとOLが改善されたのにサックの割合は改善されていません。
後ろに下がっての10ヤードロスしてサックを減らし、危なくなっても前に出ながらターゲットを探しつつ最後はスクランブル。無理投げはしないにしても、ロスヤードを減らすプレイを考える事は出来るはずです。
OTAなどでの評判ではSanchezが2番手になりそうです。肩の手術で1年休業していましたが、練習では普通に投げているようです。
問題はスランプだった2012シーズンの原因です。NYJが4年間ほぼ全ての試合で使って契約延長までしたQBを放出するような酷い状態の理由が何なのか?、肩の怪我なのかメンタル的な所なのか(Tim Tebowを獲得したのに使わなかった責任はTebowかコーチ陣に有るはずなのに、Sanchezに向けてのブーイング凄かったですし)どういう原因にしても改善出来れば経験豊富なバックアップとして戦力になるはずです。
私はNYで伝説のNE戦を見ているので、メンタルエラーが原因だと考えています(手術した肩が完治しているならば)環境もシステムも変わり、USCの後輩Barkleyが居る。なにより2番手と言う軽い役割を任されるSanchezが復活する可能性は十分に有ると考えています。
Chipシステムに合うのか?これは走らないFolesが上手くやっているのだからSnachezでも出来る。と言う形の推測になります。今年のFA市場に経験の有るQBがほとんど居なかったですから、Chipがシステムとかスランプからの脱出とか考えて取ったのか、輝けるUSC時代の印象で取ったのかは分からないですけれど・・・
Folesにアクシデントが有った時のバックアップ、そう割り切ってみれば不調と怪我を考慮しても十分な能力を持つ選手と考えます。
ルーキーシーズンはNFLの壁の高さを知るだけで終わったBarkley。Vick放出の時にはBarkleyで2番手は大丈夫と判断した。Chipのコメントからも成長を期待したのですけれど・・・OTAなどの評価は高くないようです。
カレッジとNFLのレベルの違いに慣れてくれれば、常にエースとして光を浴び続けてきた素材が開花する事も有ると期待しますけれど、もう少し時間が掛かるかもしれません。
プレシーズンゲームでSanchezを追い抜くようなプレイをしてくれれば素晴らしい事ですし、レベルの高い2番手争いを期待します。
NYJのルーキーFAからアリーナなどを経ているKinneですが、Brakleyを追い抜くのは難しいでしょう。Sanchezが1年契約ですし、今年よりも来年の3番手を狙うためにPSでも良いから生き残る為のキャンプになるのでしょう。
現段階でエースはFoles、2番手にSanchezで若手育成枠をBarkleyとKinneが争う形と考えます。
プレシーズンゲームで余程酷くなければSanchezが2番手になるはずです。肩の怪我は練習で普通に投げていたようなので問題ないでしょうし、メンタルエラーが治るかをプレシーズンで見る事になります。
普通に考えればBarkleyが3番手の若手育成枠に入るのでしょう、KinneはPSに残る為のアピールをするのが精一杯でしょう。Barkleyが酷かった場合には3番手に入るかもしれません。
Folesが歴代3位のQBレーティングを出した去年のような大活躍で成績が安定するのか、Chipシステムの珍しさだけだったのか。Eaglesの今後10年を左右する大切なシーズンになると考えます。同時に、ルーキー時の4年契約の3年目ですから、契約延長と言う意味でもFolesにとってはモチベーションの高いシーズンのはずです。
プロボウル級のQBが居る事がスーパーボウルへの第一条件ですし、Folesが偉大なQBに成長していくのを見守るシーズンになる事を期待します。