いつもならQBの次はRBでWRと進むのですけれど、たまには順番変えてみますかね。
ルーキー時の4年契約を終えたNate Allenと再契約、UFAでNOからMalcolm Jenkinsを獲得、Patrick Chungは3年契約の1年目終了で解雇NEに戻り、FAでKurt ColemanがMINに移籍しました。STエース枠ではChris MaragosをSTLから獲得Colt AndersonはUFAでINDと契約して入れ替えが有りました。
ドラフト5巡でEd Reynoldsを指名しています。
放出
Patrick Chung(NEへ)
Kurt Coleman(MINへ)
Colt Anderson(INDへ)
再契約
Nate Allen(1年契約)
加入
Malcolm Jenkins(NOから 3年契約)
Chris Maragos(STLから 2年契約)
Ed Reynolds(ドラフト5巡 Stanford 4年契約)
Malcolm Jenkins 16試合出場 16試合先発
80タックル 64ソロ16アシスト 3INT 15PD
NOの元1巡CBからFSにコンバートされたJenkinsを4年契約で獲得しました。CB出身なのですが、広い地域をカバーする広域性よりも、一定のゾーンでボールを狙うような守備が得意。相方になるSSに同じタイプが居れば左右を2ディープで分け合う事も出来たのでしょうけれど、結局3-4におけるSSはランストッパー兼任ですし後方を広く守る事も多くなりました。また、スクリメージ上にセットしてからレシーバーと一緒にダウンフィールドに付いて行くような守備も多く見せました。ここら辺はCBとしての足を持っている事を活かしたのでしょう。
プロボウルレベルではありませんが、平均以上のFSとして期待したレベルの仕事はしてくれました。絶対的な守護者ではないけれど、狙われるような事も無い。Brian Dawkinsを放出して以来、毎年のように不満を書き続けてきた事を考えると久しぶりにまともなFSが守備に居る事になります。
Nate AllenからSSが入れ替わるとして、それなりのカバーが出来るSSが入った時にJenkinsの真価を発揮する事が出来るのでしょう。そうならなくても最低限の仕事は出来ますし、獲得は正解だったと判断します。
Nate Allen 15試合出場 15試合先発
62タックル 51ソロ11アシスト 1サック 4INT 5PD
FAになりましたが買い手が付かず1年契約で戻ってきました。2013年は4年目でやっと普通レベルの仕事が出来るようになった事、2年目Earl Wolffが育つまでのつなぎとして単年契約で戻ってきた事は歓迎していました。
Billy DabisのSSとFSは右か左かと言うだけで仕事に違いは無い、と言うシステムは結局3-4においてランサポートにSSが入らなければ機能しない点で理想論に過ぎませんでした。同時にSSがランサポートをする事でLCBは相手のエースWRと1対1をする事になり、CBも左右同レベルを置くシステムはマンマークにおいて惨敗を繰り返す事になります。
そう言うシステム上の欠陥をタレントで補うにはAllenは平凡な能力しか持っていません。時にJenkinsが前、Allenが最後方と入れ替わったりしていましたが、カバー能力は高くないですしかなりのギャンブルをする事になりました。
去年後半のSSはランサポート重視のシステムでAllenが良くなった事から、Jenkinsが後方を守りAllenはBOXに入りランサポート。この形を期待したのですけれどね。まだDavisと再契約するのか決定はしていないはずですけれど、Chip Kellyはそれを望んでいるようです。Davisが戻ってくるのであれば、SSかLCBのどちらかにはスター選手を置かなければ機能しないですし、Allenでは荷が重いです。
Earl Wolff 7試合出場 1試合先発 後半膝の怪我でIR入り
7タックル 6ソロ1アシスト 1PD
将来を期待させる運動能力を見せた去年のルーキーシーズン、2年目はAllenに代わってSSのスターターに成る事を期待されました。が、キャンプから膝の不調に悩まされ、期待はずれのシーズンに終わりました。
今年の不調が膝によるものなのか、単純に頭が悪いのか(判断ミスによるカバー漏れが何度か有りました)判断が出来ません。シーズン後半IR入りした事から考えれば、膝が治るのを待っていたけれどそうならなかったのでしょう。プレイしていた時も万全ではなかったのであれば、動きたくても動けなかったのかもしれません。
AllenがFAで離脱すればSS候補の1番手となります。去年の今頃は2015年にはWolffがSSのスターターになると考えていましたけれど、Wolffに賭ける状況ではないです。
Chris Maragos 16試合出場
13タックル 13ソロ
この13タックルがSとしてのものなのか、STでの物なのか、データ調べてません。Wolffが出なくなった後のタックルが多いですしSとしての成績でしょうかね。
Sとしては平凡、ダイムバック以上での役割は期待できません。しかしSTとしては素晴らしい能力を持っています。
Chris Prosinski JACで3試合出場後解雇、Eaglesで8試合出場
JACで5タックル 3ソロ2アシスト
Eaglesで7タックル 6ソロ1アシスト
Wolffの怪我悪化により途中加入となりました。開幕のJAC@PHIではJACのSとして3タックルを記録しています。
あまりと言うか、ほとんど試合で見た記憶に有りません。怪我人の穴埋め程度の選手なのでしょう。
Jerome Couplin DETで8試合出場
DETで2タックル 2ソロ
BUF解雇後にDETで8試合に出ています。その後解雇されPSとしてDETに居た所を引き抜いています。
Ed Reynolds PSで1年過ごし再契約
ドラフト5巡指名でしたが、卒業単位の問題でミニキャンプなどに参加出来ませんでした。その後もサードチーム止まりでプレシーズンゲームでも良いプレイとは言えず、ファイナルカットに残れませんでした。
2012年にはAPのセカンドチームに選ばれるような活躍でしたが、13年は怪我の影響も有って平凡、プロ入りした今年も怪我人が出たのにPSから上げれませんでした。2年目を迎える来年、怪我などの影響が無くなって急上昇する可能性も有りますけれど、確率は高くないと考えます。
現在の契約
Malcolm Jenkins 3年契約の2年目
Earl Wolff 4年契約の3年目
Chris Maragos 2年契約の2年目
Chris Prosinski 2年契約の2年目
Jerome Couplin 3年契約の2年目
Nate Allen 単年契約を終えてUFA
Jenkinsは安泰ですが、FSよりもSSとして使った方がショートエリアカバーマンの特性を活かせるような気もします(タックルで力負けする場面も有るので簡単ではないでしょうけれど)FSかSSかはともかく、AllenがFAでWolffが伸び悩んでいる事を考えればスターターの補強が必須です。
プロボウル級が3人FA市場に出てきた去年とは違い、今年のFA戦線はSは不作ですかね。3月のFA戦線開始までに高年俸などで解雇される選手も出てくるでしょうし、誰をどう補強するかはもう少し先の話にしますか。
ルーキー時の4年契約を終えたNate Allenと再契約、UFAでNOからMalcolm Jenkinsを獲得、Patrick Chungは3年契約の1年目終了で解雇NEに戻り、FAでKurt ColemanがMINに移籍しました。STエース枠ではChris MaragosをSTLから獲得Colt AndersonはUFAでINDと契約して入れ替えが有りました。
ドラフト5巡でEd Reynoldsを指名しています。
放出
Patrick Chung(NEへ)
Kurt Coleman(MINへ)
Colt Anderson(INDへ)
再契約
Nate Allen(1年契約)
加入
Malcolm Jenkins(NOから 3年契約)
Chris Maragos(STLから 2年契約)
Ed Reynolds(ドラフト5巡 Stanford 4年契約)
Malcolm Jenkins 16試合出場 16試合先発
80タックル 64ソロ16アシスト 3INT 15PD
NOの元1巡CBからFSにコンバートされたJenkinsを4年契約で獲得しました。CB出身なのですが、広い地域をカバーする広域性よりも、一定のゾーンでボールを狙うような守備が得意。相方になるSSに同じタイプが居れば左右を2ディープで分け合う事も出来たのでしょうけれど、結局3-4におけるSSはランストッパー兼任ですし後方を広く守る事も多くなりました。また、スクリメージ上にセットしてからレシーバーと一緒にダウンフィールドに付いて行くような守備も多く見せました。ここら辺はCBとしての足を持っている事を活かしたのでしょう。
プロボウルレベルではありませんが、平均以上のFSとして期待したレベルの仕事はしてくれました。絶対的な守護者ではないけれど、狙われるような事も無い。Brian Dawkinsを放出して以来、毎年のように不満を書き続けてきた事を考えると久しぶりにまともなFSが守備に居る事になります。
Nate AllenからSSが入れ替わるとして、それなりのカバーが出来るSSが入った時にJenkinsの真価を発揮する事が出来るのでしょう。そうならなくても最低限の仕事は出来ますし、獲得は正解だったと判断します。
Nate Allen 15試合出場 15試合先発
62タックル 51ソロ11アシスト 1サック 4INT 5PD
FAになりましたが買い手が付かず1年契約で戻ってきました。2013年は4年目でやっと普通レベルの仕事が出来るようになった事、2年目Earl Wolffが育つまでのつなぎとして単年契約で戻ってきた事は歓迎していました。
Billy DabisのSSとFSは右か左かと言うだけで仕事に違いは無い、と言うシステムは結局3-4においてランサポートにSSが入らなければ機能しない点で理想論に過ぎませんでした。同時にSSがランサポートをする事でLCBは相手のエースWRと1対1をする事になり、CBも左右同レベルを置くシステムはマンマークにおいて惨敗を繰り返す事になります。
そう言うシステム上の欠陥をタレントで補うにはAllenは平凡な能力しか持っていません。時にJenkinsが前、Allenが最後方と入れ替わったりしていましたが、カバー能力は高くないですしかなりのギャンブルをする事になりました。
去年後半のSSはランサポート重視のシステムでAllenが良くなった事から、Jenkinsが後方を守りAllenはBOXに入りランサポート。この形を期待したのですけれどね。まだDavisと再契約するのか決定はしていないはずですけれど、Chip Kellyはそれを望んでいるようです。Davisが戻ってくるのであれば、SSかLCBのどちらかにはスター選手を置かなければ機能しないですし、Allenでは荷が重いです。
Earl Wolff 7試合出場 1試合先発 後半膝の怪我でIR入り
7タックル 6ソロ1アシスト 1PD
将来を期待させる運動能力を見せた去年のルーキーシーズン、2年目はAllenに代わってSSのスターターに成る事を期待されました。が、キャンプから膝の不調に悩まされ、期待はずれのシーズンに終わりました。
今年の不調が膝によるものなのか、単純に頭が悪いのか(判断ミスによるカバー漏れが何度か有りました)判断が出来ません。シーズン後半IR入りした事から考えれば、膝が治るのを待っていたけれどそうならなかったのでしょう。プレイしていた時も万全ではなかったのであれば、動きたくても動けなかったのかもしれません。
AllenがFAで離脱すればSS候補の1番手となります。去年の今頃は2015年にはWolffがSSのスターターになると考えていましたけれど、Wolffに賭ける状況ではないです。
Chris Maragos 16試合出場
13タックル 13ソロ
この13タックルがSとしてのものなのか、STでの物なのか、データ調べてません。Wolffが出なくなった後のタックルが多いですしSとしての成績でしょうかね。
Sとしては平凡、ダイムバック以上での役割は期待できません。しかしSTとしては素晴らしい能力を持っています。
Chris Prosinski JACで3試合出場後解雇、Eaglesで8試合出場
JACで5タックル 3ソロ2アシスト
Eaglesで7タックル 6ソロ1アシスト
Wolffの怪我悪化により途中加入となりました。開幕のJAC@PHIではJACのSとして3タックルを記録しています。
あまりと言うか、ほとんど試合で見た記憶に有りません。怪我人の穴埋め程度の選手なのでしょう。
Jerome Couplin DETで8試合出場
DETで2タックル 2ソロ
BUF解雇後にDETで8試合に出ています。その後解雇されPSとしてDETに居た所を引き抜いています。
Ed Reynolds PSで1年過ごし再契約
ドラフト5巡指名でしたが、卒業単位の問題でミニキャンプなどに参加出来ませんでした。その後もサードチーム止まりでプレシーズンゲームでも良いプレイとは言えず、ファイナルカットに残れませんでした。
2012年にはAPのセカンドチームに選ばれるような活躍でしたが、13年は怪我の影響も有って平凡、プロ入りした今年も怪我人が出たのにPSから上げれませんでした。2年目を迎える来年、怪我などの影響が無くなって急上昇する可能性も有りますけれど、確率は高くないと考えます。
現在の契約
Malcolm Jenkins 3年契約の2年目
Earl Wolff 4年契約の3年目
Chris Maragos 2年契約の2年目
Chris Prosinski 2年契約の2年目
Jerome Couplin 3年契約の2年目
Nate Allen 単年契約を終えてUFA
Jenkinsは安泰ですが、FSよりもSSとして使った方がショートエリアカバーマンの特性を活かせるような気もします(タックルで力負けする場面も有るので簡単ではないでしょうけれど)FSかSSかはともかく、AllenがFAでWolffが伸び悩んでいる事を考えればスターターの補強が必須です。
プロボウル級が3人FA市場に出てきた去年とは違い、今年のFA戦線はSは不作ですかね。3月のFA戦線開始までに高年俸などで解雇される選手も出てくるでしょうし、誰をどう補強するかはもう少し先の話にしますか。