Trent Coleの高年齢化と3-4への対処への疑問、Brandon Grahamは明らかに4-3DE向き、共に契約上の問題も有り(Coleは高年俸、Grahamは最終年度)1巡指名でMarcus SmithⅡを指名して補強しました。
HOUからST要員のBryan Barmanも加入、ファイト溢れるST専用の選手なのですが3-4OLBとしてもキャリアが有ります。
放出 特になし
加入
Marcus Smith (1巡指名 Louisville 4年契約+1年オプション)
Bryan Braman (HOUから3年契約)
Connor Barwin 16試合出場 16試合先発
64タックル 47ソロ17アシスト 14.5サック 5PD
プロボウルにも選ばれ、APでもセカンドチームに選ばれました。6年36ミリオンは高額にも思えましたが、お買い得過ぎる素晴らしい2年間を過ごしています。
2013年はTEへのショートエリアカバーもこなす万能ぶりを見せてくれました。14年は加えて14.5サックと13年で唯一不満だったパスラッシュでも大活躍、言う事なしのディフェンスMVPに認定します。
Trent Cole 15試合出場 15試合先発
52タックル 40ソロ12アシスト 6.5サック
3-4OLBとして2年目のシーズン、2013年後半8試合で8サックと順応を見せていたのですけれど、今年はシーズン通じて6.5サック、一番の持ち味であるOLを処理したあとQBに襲い掛かる驚異的な加速を見る事が出来なくなってしまいました。
11.6ミリオンのキャップヒット、3.2ミリオンゴーストサラリーが出ますけれど8.4ミリオン節約になる事を考えれば放出も仕方が無いです。契約の見直しをする可能性も有りますけれど、今のColeだと4-3DEに戻しても今年の6.5サックは難しいでしょう。OLを抜くところまでは出来ているのですけれど、一流のQB相手だとその程度ではプレッシャーにならない。ポケット内のステップワークで外されてしまう程度の能力しか残っていないと判断します。
2005年のドラフトから10シーズン戦ってきたチームの最古参選手ではありますが、今年のFA市場はパスラッシャー大豊作ですし(タグ貼られて全く出てこない可能性も有りますけれどね)放出して若手に入れ替える事になりそうです。
Brandon Graham 16試合出場 1試合先発
46タックル 35ソロ11アシスト 5.5サック
去年は4-2-5ニッケル時のDE起用がほとんどでOLBとしては機能していなかったGrahamですが、今年は3-4で使える選手になりました。
1巡指名から5年(ほぼ1年分ACLで欠場していますから)実質4シーズンで17サック。DE/OLBの3番手のローテーション要員としてはまずまずの能力だけれども、1巡としては失敗でしたね。4-3DEとしてならばスターター待遇をするチームが出るでしょうし、3-4を続けるのであれば費用対効果を考えても引き止めないでしょう。
小柄でモーターの良い選手として取ったのに、システム変更で押し込み型パスラッシュをやらされ、ワイドナインではJason Babinを押しのけてスターターを奪ったのに3-4に変更とシステム面での不遇が続きました。来年同地区には居ないで欲しいです・・・
Bryan Braman 16試合出場
6タックル
実質OLBではなくST専用の選手なので、LBとしては6タックルのみです。
3年5ミリオンのST専用選手なのですけれど、パント・キックブロックを多数記録したSTユニットの貢献を考えれば決して無駄では有りません。来年もSTの中核として仕事をしてくれるはずです。
Marcus Smith 8試合出場
記録なし
1巡指名のパスラッシャー、2013年はカレッジで全米2位の15サックを記録していたのですけれど、NFLではキャンプからプレシーズンと全くパスラッシュが通用せず、シーズン中に怪我人続出のILBコンバートが有ったりしましたが結局0タックルで終わりました。
プレシーズンゲームでは動きの良さからTEをカバーする事が出来れば使い道は有ると考えたのですけれど。ILB起用時の動きを見るとそう言う使い方も厳しいようです。
もう一回OLBとして2年目の準備をする事になったようです。今年ダメだったのはパワーの無さからOLのコントロールを抜け出せない点に有ると考えています。パワーアップと技術の向上で1巡指名の期待に答える2年目になると良いのですが。
Travis Long シーズン開幕前にACLでIR入り
使い方次第では2015年スターター起用が有るかもしれない(と言うか、GrahamがFAでCole放出すれば現段階で2番手はLongです)若手の有望株。ルーキーFA出身ですけれど、プレシーズンゲームのセカンド・サードチームでは動きの質が飛びぬけて良いです。ファーストチームでどれだけやれるのかは疑問符が付きますけれど、3-4OLBとしての動きは十分に戦力になると考えます。
現在の状況
Connor Barwin 6年契約の2年目終了
Trent Cole 契約延長して残り3年
Marcus Smith 5年契約の1年目終了
Travis Long 3年契約の1年目終了(RFA)
Brandon Graham 5年契約終了
Coleを残す条件は大幅な契約見直しになりますけれど、生え抜きと言う点を考慮しなければすでに5ミリオンでも高い選手と言う評価が妥当でしょう。ただし、ColeやTodd Herremansに対して功労金ともいえる契約延長をしたのがHowie Rosemanです(労使交渉の隙を突いた大物獲得の際に生じた、生え抜きは低賃金のまま他所から大物を高額で引き抜いた事に対する調整でもありました)30過ぎたらサヨウナラのAndy Reid,Tom Heckert時代とベテランに対する考え方が違う可能性は有ります。Chip Kellyがベテランをどう捉えるのか?ここもまだ分かって居ません。
FA市場を見るとJustin Houston(KC)Jason Worilds(PIT)Jerry Hughes(BUF)Brian Orakpo(WAS)ここら辺は10サックが期待出来るタレント(4-3DE専用でしょうけれどJPPもFAです)Percell McPhee(BAL)Jahaal Sheard(CLE)辺りも面白そうです。何人タグ貼られずに出てくるかは分かりませんけれど、Cole放出の8ミリオンセーブを資金にすればキャップ管理的にも大きな問題にならないはずです。
3-4のROLBは10サック出来るタレントが居るのが当たり前と言うかそれが前提なのが3-4なのですからColeの能力が落ちてしまった以上補強するのが当然と言う結論になります。MarcusとLongを育てる時間と言うか余裕は無いです(コーチ陣の若手への評価は分かりませんけれど)もう一回ドラフト1巡は使えないでしょう。FAで5年50ミリオンのような大金を使ってでも10サック出来るROLBを獲得するべきです。
HOUからST要員のBryan Barmanも加入、ファイト溢れるST専用の選手なのですが3-4OLBとしてもキャリアが有ります。
放出 特になし
加入
Marcus Smith (1巡指名 Louisville 4年契約+1年オプション)
Bryan Braman (HOUから3年契約)
Connor Barwin 16試合出場 16試合先発
64タックル 47ソロ17アシスト 14.5サック 5PD
プロボウルにも選ばれ、APでもセカンドチームに選ばれました。6年36ミリオンは高額にも思えましたが、お買い得過ぎる素晴らしい2年間を過ごしています。
2013年はTEへのショートエリアカバーもこなす万能ぶりを見せてくれました。14年は加えて14.5サックと13年で唯一不満だったパスラッシュでも大活躍、言う事なしのディフェンスMVPに認定します。
Trent Cole 15試合出場 15試合先発
52タックル 40ソロ12アシスト 6.5サック
3-4OLBとして2年目のシーズン、2013年後半8試合で8サックと順応を見せていたのですけれど、今年はシーズン通じて6.5サック、一番の持ち味であるOLを処理したあとQBに襲い掛かる驚異的な加速を見る事が出来なくなってしまいました。
11.6ミリオンのキャップヒット、3.2ミリオンゴーストサラリーが出ますけれど8.4ミリオン節約になる事を考えれば放出も仕方が無いです。契約の見直しをする可能性も有りますけれど、今のColeだと4-3DEに戻しても今年の6.5サックは難しいでしょう。OLを抜くところまでは出来ているのですけれど、一流のQB相手だとその程度ではプレッシャーにならない。ポケット内のステップワークで外されてしまう程度の能力しか残っていないと判断します。
2005年のドラフトから10シーズン戦ってきたチームの最古参選手ではありますが、今年のFA市場はパスラッシャー大豊作ですし(タグ貼られて全く出てこない可能性も有りますけれどね)放出して若手に入れ替える事になりそうです。
Brandon Graham 16試合出場 1試合先発
46タックル 35ソロ11アシスト 5.5サック
去年は4-2-5ニッケル時のDE起用がほとんどでOLBとしては機能していなかったGrahamですが、今年は3-4で使える選手になりました。
1巡指名から5年(ほぼ1年分ACLで欠場していますから)実質4シーズンで17サック。DE/OLBの3番手のローテーション要員としてはまずまずの能力だけれども、1巡としては失敗でしたね。4-3DEとしてならばスターター待遇をするチームが出るでしょうし、3-4を続けるのであれば費用対効果を考えても引き止めないでしょう。
小柄でモーターの良い選手として取ったのに、システム変更で押し込み型パスラッシュをやらされ、ワイドナインではJason Babinを押しのけてスターターを奪ったのに3-4に変更とシステム面での不遇が続きました。来年同地区には居ないで欲しいです・・・
Bryan Braman 16試合出場
6タックル
実質OLBではなくST専用の選手なので、LBとしては6タックルのみです。
3年5ミリオンのST専用選手なのですけれど、パント・キックブロックを多数記録したSTユニットの貢献を考えれば決して無駄では有りません。来年もSTの中核として仕事をしてくれるはずです。
Marcus Smith 8試合出場
記録なし
1巡指名のパスラッシャー、2013年はカレッジで全米2位の15サックを記録していたのですけれど、NFLではキャンプからプレシーズンと全くパスラッシュが通用せず、シーズン中に怪我人続出のILBコンバートが有ったりしましたが結局0タックルで終わりました。
プレシーズンゲームでは動きの良さからTEをカバーする事が出来れば使い道は有ると考えたのですけれど。ILB起用時の動きを見るとそう言う使い方も厳しいようです。
もう一回OLBとして2年目の準備をする事になったようです。今年ダメだったのはパワーの無さからOLのコントロールを抜け出せない点に有ると考えています。パワーアップと技術の向上で1巡指名の期待に答える2年目になると良いのですが。
Travis Long シーズン開幕前にACLでIR入り
使い方次第では2015年スターター起用が有るかもしれない(と言うか、GrahamがFAでCole放出すれば現段階で2番手はLongです)若手の有望株。ルーキーFA出身ですけれど、プレシーズンゲームのセカンド・サードチームでは動きの質が飛びぬけて良いです。ファーストチームでどれだけやれるのかは疑問符が付きますけれど、3-4OLBとしての動きは十分に戦力になると考えます。
現在の状況
Connor Barwin 6年契約の2年目終了
Trent Cole 契約延長して残り3年
Marcus Smith 5年契約の1年目終了
Travis Long 3年契約の1年目終了(RFA)
Brandon Graham 5年契約終了
Coleを残す条件は大幅な契約見直しになりますけれど、生え抜きと言う点を考慮しなければすでに5ミリオンでも高い選手と言う評価が妥当でしょう。ただし、ColeやTodd Herremansに対して功労金ともいえる契約延長をしたのがHowie Rosemanです(労使交渉の隙を突いた大物獲得の際に生じた、生え抜きは低賃金のまま他所から大物を高額で引き抜いた事に対する調整でもありました)30過ぎたらサヨウナラのAndy Reid,Tom Heckert時代とベテランに対する考え方が違う可能性は有ります。Chip Kellyがベテランをどう捉えるのか?ここもまだ分かって居ません。
FA市場を見るとJustin Houston(KC)Jason Worilds(PIT)Jerry Hughes(BUF)Brian Orakpo(WAS)ここら辺は10サックが期待出来るタレント(4-3DE専用でしょうけれどJPPもFAです)Percell McPhee(BAL)Jahaal Sheard(CLE)辺りも面白そうです。何人タグ貼られずに出てくるかは分かりませんけれど、Cole放出の8ミリオンセーブを資金にすればキャップ管理的にも大きな問題にならないはずです。
3-4のROLBは10サック出来るタレントが居るのが当たり前と言うかそれが前提なのが3-4なのですからColeの能力が落ちてしまった以上補強するのが当然と言う結論になります。MarcusとLongを育てる時間と言うか余裕は無いです(コーチ陣の若手への評価は分かりませんけれど)もう一回ドラフト1巡は使えないでしょう。FAで5年50ミリオンのような大金を使ってでも10サック出来るROLBを獲得するべきです。