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リーグベストタンデムかも

2015-01-13 18:45:00 | イーグルス
 ブロックも出来る万能Brent Celekにレシーブ特化のZach Ertz、FB兼任のJames Caseyで不動の3人体制と予想していたのですが、ルーキーFA入団のQB/RB/FB/WR/TE/STのTrey Burtonをロスターに残しました。

放出 
特に無し

加入 Trey Burton(ルーキーFA Florida 3年契約RFA)


 Brent Celek 16試合出場 15試合先発
32レシーブ 340ヤード 1TD

 2013年の2WR2TEセットから3WR1TEセット多用に変化が有り、TEはプレイタイムを奪い合う事になりました。特にMark Sanchez登板と共にJordan Matthewsの起用回数が増え、その分Celekのプレイタイムが減らされた印象を持ちます。32レシーブは去年と一緒なのですが、340ヤードはスターターに定着した2009年以降で最低の数字です。
 ブロックは安定していたのですが、レシーブ面でキャッチミスが多かったのとルートに出るタイミングがなんか違うまま1シーズン終わってしまった感じでした。捕った後は頭からガンガン突っ込んでいくファイト溢れるランニングを見せてくれるのですけれど、15年は完全にErtzに抜かれてしまうでしょう。4.8ミリオンのキャップヒット(ゴースト無し)は働きを考えれば決して高く無いと思いますけれど、キャップの状況によってはトレードで出される可能性も有りそうです。



 Zach Ertz 16試合出場 5試合先発
58レシーブ 702ヤード 3TD

 15試合目のWAS戦で15レシーブを記録するなどシーズン後半はTEのスターターを奪いました。逆に前半は思ったほどプレイタイムを貰えていなくてどうした?と言う感じでも有りました。
 キャンプからブロック力を鍛えてレシーブ専用のNo2TE(FL)から正統派のTEとしてもプレイしたい。と言っていたのですが、シーズン後半はTEでプレイしていましたしバルクアップは成功と言って良いでしょう。
 ただし、ランブロックは良くは無いです。カレッジからFL専用機でしたし、パワー技術共にまだまだ改善の余地が有ります。



 James Casey 16試合出場 2試合先発(この2先発はErtzにカウントするべきでしょう)
3レシーブ 59ヤード 2TD

 全くと言って良いほど起用されなかった2013シーズンに比べればプレイタイムを増やしました。が、使われ方はFBとしてのリードブロックではなくブリッツピックでの2RBセットの片方、と言うものがほとんででした。
 ゴースト無しの4ミリオンキャップヒット、STでの働きとTEのバックアップでの安心料として考えてもいくらなんでも高すぎます。1.5ミリオン程度なら支払っても良いですけど4ミリオンは無いです。キャップがきつかったら真っ先にカットされる選手でしょうね・・・



 Trey Burton 15試合出場
ラン 5回 10ヤード

 RBのバックアップが怪我により不在になり、大量リードの時間潰しランオフェンスでボールを持たされた記録が残りました。が、オフェンスではほとんどプレイしていません。
 STではパントブロックからのリターンTDを記録するなど大活躍、ファイナルカットを切り抜けるだけの能力を持っている事をアピールしています。TEで使えるかは微妙ですが、ST要員としてチームに必要な人材です。


現在の状況
Brent Celek 契約延長済みで残り2年
Zach Ertz 4年契約の2年終了
James Casey 3年契約の最終年度
Trey Burton 3年契約の2年目(終了後RFA)

 Celekが4.8ミリオン、Caseyが4ミリオンのキャップヒットで共にゴースト無しでカット可能。と言う訳でベテラン2人にはカットの危険性が有ります。Celekは大丈夫でしょうけれど、Caseyはかなり危ないと思います。
 Ertzがもう少しランブロックが上手くなれば完璧なTEになる事でしょう。腰が高いプレイをするのが直れば更に良くなります。Celekはもうすぐ30歳になりますけれど、残り2年の契約が終わるまでは第一線で働けるはずです。2TEメインなら3番手は重要ですが3WRメインならTEはこの2人+ST要員のBurtonで十分かもしれません。