ここまでQB,S,CB,TE,OLB,NTときました。残るはRB,WR,OL,DE,ILB,STと半分終わっています。安泰なのはRB,DE,STで波乱含みはWRとILB、難解なのはOLと言ったところです。
難解なOLと言うのも、完璧な陣営のまま怪我無く1年過ごしたチーム史上最高のOLと言って良い2013シーズンとメンバーはほぼ同じまま臨んだ今年、怪我多発でバックアップを多用する事態となりました。が、バックアップが非常に優秀でスターター4人欠場のような試合でも破綻無くこなす事が出来ています。
となると、そのままベテランの契約切れと同時に若手に切り替えれば良い。そうなって欲しいのですけれど、そうはならない気がしています。そこが、難解な部分です。
30歳を越えたベテラン3人の交代要員をドラフト上位で指名すると言う推測も有りましたが補強はせず、Jason Kelceと6年契約で契約延長、Jason Petersとも4年間の契約延長。2013年6番手としてバックアップを務めたAllen Barbreとも3年契約延長、13年と同じメンバーでもう1年となりました。
契約延長
Jason Peters (4年39ミリオン)
Jason Kelce (6年35ミリオン)
Allen Barbre (3年5ミリオン)
放出 特になし
加入
David Molk (SDから2年契約)
Wade Smith (HOUから緊急補強)
Jason Peters 16試合出場 16試合先発
アキレス腱断絶で途切れましたが、復帰後2年連続のプロボウル選出、今年はAPセカンドチームに選ばれています。
パスプロテクトの動きにやや衰えが見えはじめましたね、QBに直進させずに後ろ(Petersの左側)に流す手の使い方は超一流(手の長さ33インチでLTとしてはリーグでも一番短い方なのですが)押し込み型ラッシュにも押し込まれた後のQBへ方向転換させない審判に見えないホールディングの技術とベテラン健在なのですけれど、最初から大回りするラッシュに対して足が付いて行かずに漏らす場面が有りました。
それでも、ランブロックで足が前に出ますし、一流のパスプロテクトが出来て、更にランブロックも一流、スクリーンパスでもリードブロックが出来る機動力、プロボウルOTに相応しい選手です。
Evan Mathis 9試合出場 9試合先発
MCL捻挫で復帰可能なIRに入って開幕を迎え、シーズン中盤に復帰する事となりました。バックアップ陣が好調だった事もあり急いで復帰と言う感じではなかった事も幸いしたのでしょう。13シーズンのような大活躍とはいかなかったものの、2年連続のプロボウルに補欠から出場となりました。
最近契約問題でもめたりしていますけれど、このオフは大丈夫でしょう。それよりも、ややランプレイ時の押し込むパワーが無いように見えたのが心配です。
Jason Kelce 12試合出場 12試合先発
4週目から4試合ヘルニアで戦列を離れました。予想以上に早い復帰でしたが、代役David Molkが素晴らしい穴埋めをしていましたから無理をしての復帰ではないと考えています。
外へのランプレイでLeSean McCoyやDarren Sprolesの前を走れる機動力はビックゲインが生まれる確率を飛躍的に向上させます。1枚しっかり捕る(その場所に居ないはずのCが回り込んでくる)それだけで10ヤードを越えるランが出るのですからKelceに大金を払う価値は有ります。
小柄で怪我に弱そうなのは不安要素です。大型の選手相手でもパワー負けはしないのですけれど耐久性は心配です。
Todd Herremans 8試合出場 8試合先発 右足の怪我でIR入り
怪我で戦列を離れる前は継ぎ接ぎだらけのOLの中で唯一出続けるベテランとしてユニットを引っ張りました(酷い時はHerremans以外、全員2013年試合出でていないバックアップ4人でOLを編成していました)プレイとしては可も無く不可も無くというレベルになってしまいましたが、Trent Coleと並ぶ2005年入団生え抜きの最古参としてもう少し頑張って貰いましょう。
2015年のキャップヒットは5.2ミリオン、カットした場合2.4ミリオンゴーストで2.8ミリオン空ける事になります。この程度ならば余程苦しくない限りカットは無いと思います。
Lane Johnson 12試合出場 12試合先発
禁止薬物使用で4試合出場停止の後、5試合目から復帰して居ます。
PFFの数値だとリーグベストRTだったようなのですけれど(Jason Petersと共にPFFのファーストチームです)手を出す間もなく電車道で割り込まれてサックのような酷いプレイも多く見られました。正直、ルーキーだった去年はミスも有りましたけれど、今年の方がプレイの質が悪いように見えます。RBの個人技に数値が助けられているのではないかなあ・・・と思うわけです。
3年目を迎える15年のプレイを見て、Petersの後継者としてLT待遇の契約をするか、RTどまりなのかを判断する事になるでしょう。
出場停止を貰った薬物的な話をすると、カレッジではTEからRTそしてLTと1年生230ポンドだったのが3年間で300ポンドに増やし、プロ入り後も増やして現在公称317ポンド、薬物使用に関してLaneは風邪薬のような市販薬の誤検出と言っていますが、筋肉増強剤のようなものを使っていたのではないかと一部で言われたようです。
まあ、1シーズン見た感じで体が小さくなったとか弛んだと言う印象は無いです。来年以降の体の作り方とプレイ振りで悪評を振り払って貰いましょう。
David Molk 7試合出場 4試合先発
カレッジでは最優秀Cを受賞したのですがSD入り後はSTでしかプレイさせて貰えずにカット、PSに入っていたのにシーズン終了後の再契約を貰えずにEagles入りしました。
そんなMolkですが、Kelceの負傷後はスターターとして十分な働きをしました。システムとしてパワーよりもゾーンやプルアウトでの足と技術を要求されたのが小柄ゆえの低評価だったMolkにやり易かったのでしょう。2020年まで契約の有るKelceが居る限りスターターには成れないでしょうけれど、バックアップは当面Molkで安泰です。一時は他にOG出来る選手が居るのにLGでも使われました、コーチ陣に信頼されているのかもしれません。
Matt Tobin 13試合出場 7試合先発
怪我人続出の中で迎えた開幕戦、先発を予定したのに1週前に足首を捻挫して戦線離脱しました。復帰後はOGのスターターでプレイしたのですが、本来のスターターが復帰した時にはバックアップに降格となっています。
ルーキーFAから2年目と言う事を考えれば上出来と言えるプレイでしたが、パワー不足ですね。ゾーンだから使って貰っていると言うように見えます。
このまま成長を続けてくれれば次世代のOG候補として大切に育成される事でしょう。
Andrew Gardner 16試合出場 8試合先発
今年のHOUから来た枠です。すでに28歳でMIA,HOUで6年間のキャリアで8試合の出場と言う53人枠とPSを行ったり来たりと言う感じの選手でした。
ところが、プレシーズンゲームでは若手の有望株TobinではなくGradnerがセカンドチームのLTに入る大抜擢。過不足なくプレイしてそのままシーズン序盤の怪我人多発時にはスターターで起用。怪我人復帰後はバックアップに降格しましたが、終盤にRGのスターターを与えられました。
ランブロックよりもパスプロテクトの選手の印象です。本来LTの2番手であまり出番が来ない方が良い選手と言う位置に置いておきたい感じです。
Allen Barbre 開幕前に足首捻挫でIR入り
2年契約で13年に入団し、あと1年契約を残した状態で3年の契約延長。すでに30歳のBarbreに対する厚遇はコーチ陣の機体の現れでしょう(3年5ミリオンと控え扱いの金額ではありますけど)
出場停止を貰ったLaneの代わりにRTのファーストチームで練習を続けていたのですが、足首の怪我で手術する事になりIR入りとなりました。万全で帰ってくるならば、G/Tのバックアップ1番手、またはHerremansからRGのスターターを奪う存在になるでしょう。
Dennis Kelly 3試合出場 3試合先発
怪我人続出のなかシーズン序盤に3試合起用されました。しかし、その後はアクティブにもならずにシーズンを終えました。スターター格だった事も有るのですが、ゾーンに向かないのか冷遇されています。
他の控えが分厚い事も有り、ルーキー時の契約を1年残していますがカット・トレードの駒の噂を聞きます。
Julian Vandervelde 1試合出場
キャンプ中に背中を痛め、プレシーズンなど出場できないまま解雇されていましたが、シーズン中盤に再契約、1試合Cのバックアップとしてアクティブロスターに入っています。
Cにコンバートされて3年経ちますけれど、ロングスナップもブリッツへのアジャストも未熟です。Cとしては技術不足、Gとしてはパワーに劣る。コーチ陣が何度も呼びなおす理由が私には分かりません。
現在の状況
Jason Peters 契約延長済みで残り4年
Evan Mathis 契約延長済みで残り2年
Jason Kelce 契約延長済みで残り6年
Todd Herremans 契約延長済みで残り2年
Lane Johnson 4年契約の3年目
Allen Barbre 契約延長済みで残り3年
Matt Tobin 3年契約の2年目(RFA)
Andrew Gardner 2年契約の2年目
David Molk 3年契約の2年目(RFA)
Dennis Kelly 4年契約の最終年度
Julian Vandervelde 2年契約の2年目
FAになる選手は居ませんし、主力は全員2年以上契約が残ります。問題は年齢と怪我、そして充実の若手とベテランの入れ替えをどうするのか?になります。
PetersとMathisはプロボウラー、Herremansは12年の不調からは回復しましたが衰え始めてます。入れ替えが有るならばRGのHerremansをBarbreやGardnerに入れ替える形でしょう。キャップと契約年数の管理、スターターに30歳が3人居る状態での怪我に対する準備。と言っても、BarbreとGradnerはバックアップとしては高年齢ですからTobinやMolkのような中堅も放出出来ません。
1年前はここまでバックアップが実戦で仕事が出来ると考えていなかったので2-3巡でOLの指名が有ると考えていましたが、このオフはHerremansの放出が無ければ無風に見える(スターター争い、バックアップ枠争いは非常に熾烈です)FA・ドラフトになると予想します。
ただ、30過ぎの3人のうち、MathisとHerremansは手術を繰り返してきましたし、Petersは両方のアキレス腱をやっています。健康ならば素晴らしいけれど・・・と言う形のリスクを負い続けるのか、どこかで(Petersは出せませんが)Mathis,Herremansと決別する時が来ます。それが何時なのか、契約切れや引退と言う形なのか解雇なのか、コーチ・フロントの思惑次第で流動的です。
難解なOLと言うのも、完璧な陣営のまま怪我無く1年過ごしたチーム史上最高のOLと言って良い2013シーズンとメンバーはほぼ同じまま臨んだ今年、怪我多発でバックアップを多用する事態となりました。が、バックアップが非常に優秀でスターター4人欠場のような試合でも破綻無くこなす事が出来ています。
となると、そのままベテランの契約切れと同時に若手に切り替えれば良い。そうなって欲しいのですけれど、そうはならない気がしています。そこが、難解な部分です。
30歳を越えたベテラン3人の交代要員をドラフト上位で指名すると言う推測も有りましたが補強はせず、Jason Kelceと6年契約で契約延長、Jason Petersとも4年間の契約延長。2013年6番手としてバックアップを務めたAllen Barbreとも3年契約延長、13年と同じメンバーでもう1年となりました。
契約延長
Jason Peters (4年39ミリオン)
Jason Kelce (6年35ミリオン)
Allen Barbre (3年5ミリオン)
放出 特になし
加入
David Molk (SDから2年契約)
Wade Smith (HOUから緊急補強)
Jason Peters 16試合出場 16試合先発
アキレス腱断絶で途切れましたが、復帰後2年連続のプロボウル選出、今年はAPセカンドチームに選ばれています。
パスプロテクトの動きにやや衰えが見えはじめましたね、QBに直進させずに後ろ(Petersの左側)に流す手の使い方は超一流(手の長さ33インチでLTとしてはリーグでも一番短い方なのですが)押し込み型ラッシュにも押し込まれた後のQBへ方向転換させない審判に見えないホールディングの技術とベテラン健在なのですけれど、最初から大回りするラッシュに対して足が付いて行かずに漏らす場面が有りました。
それでも、ランブロックで足が前に出ますし、一流のパスプロテクトが出来て、更にランブロックも一流、スクリーンパスでもリードブロックが出来る機動力、プロボウルOTに相応しい選手です。
Evan Mathis 9試合出場 9試合先発
MCL捻挫で復帰可能なIRに入って開幕を迎え、シーズン中盤に復帰する事となりました。バックアップ陣が好調だった事もあり急いで復帰と言う感じではなかった事も幸いしたのでしょう。13シーズンのような大活躍とはいかなかったものの、2年連続のプロボウルに補欠から出場となりました。
最近契約問題でもめたりしていますけれど、このオフは大丈夫でしょう。それよりも、ややランプレイ時の押し込むパワーが無いように見えたのが心配です。
Jason Kelce 12試合出場 12試合先発
4週目から4試合ヘルニアで戦列を離れました。予想以上に早い復帰でしたが、代役David Molkが素晴らしい穴埋めをしていましたから無理をしての復帰ではないと考えています。
外へのランプレイでLeSean McCoyやDarren Sprolesの前を走れる機動力はビックゲインが生まれる確率を飛躍的に向上させます。1枚しっかり捕る(その場所に居ないはずのCが回り込んでくる)それだけで10ヤードを越えるランが出るのですからKelceに大金を払う価値は有ります。
小柄で怪我に弱そうなのは不安要素です。大型の選手相手でもパワー負けはしないのですけれど耐久性は心配です。
Todd Herremans 8試合出場 8試合先発 右足の怪我でIR入り
怪我で戦列を離れる前は継ぎ接ぎだらけのOLの中で唯一出続けるベテランとしてユニットを引っ張りました(酷い時はHerremans以外、全員2013年試合出でていないバックアップ4人でOLを編成していました)プレイとしては可も無く不可も無くというレベルになってしまいましたが、Trent Coleと並ぶ2005年入団生え抜きの最古参としてもう少し頑張って貰いましょう。
2015年のキャップヒットは5.2ミリオン、カットした場合2.4ミリオンゴーストで2.8ミリオン空ける事になります。この程度ならば余程苦しくない限りカットは無いと思います。
Lane Johnson 12試合出場 12試合先発
禁止薬物使用で4試合出場停止の後、5試合目から復帰して居ます。
PFFの数値だとリーグベストRTだったようなのですけれど(Jason Petersと共にPFFのファーストチームです)手を出す間もなく電車道で割り込まれてサックのような酷いプレイも多く見られました。正直、ルーキーだった去年はミスも有りましたけれど、今年の方がプレイの質が悪いように見えます。RBの個人技に数値が助けられているのではないかなあ・・・と思うわけです。
3年目を迎える15年のプレイを見て、Petersの後継者としてLT待遇の契約をするか、RTどまりなのかを判断する事になるでしょう。
出場停止を貰った薬物的な話をすると、カレッジではTEからRTそしてLTと1年生230ポンドだったのが3年間で300ポンドに増やし、プロ入り後も増やして現在公称317ポンド、薬物使用に関してLaneは風邪薬のような市販薬の誤検出と言っていますが、筋肉増強剤のようなものを使っていたのではないかと一部で言われたようです。
まあ、1シーズン見た感じで体が小さくなったとか弛んだと言う印象は無いです。来年以降の体の作り方とプレイ振りで悪評を振り払って貰いましょう。
David Molk 7試合出場 4試合先発
カレッジでは最優秀Cを受賞したのですがSD入り後はSTでしかプレイさせて貰えずにカット、PSに入っていたのにシーズン終了後の再契約を貰えずにEagles入りしました。
そんなMolkですが、Kelceの負傷後はスターターとして十分な働きをしました。システムとしてパワーよりもゾーンやプルアウトでの足と技術を要求されたのが小柄ゆえの低評価だったMolkにやり易かったのでしょう。2020年まで契約の有るKelceが居る限りスターターには成れないでしょうけれど、バックアップは当面Molkで安泰です。一時は他にOG出来る選手が居るのにLGでも使われました、コーチ陣に信頼されているのかもしれません。
Matt Tobin 13試合出場 7試合先発
怪我人続出の中で迎えた開幕戦、先発を予定したのに1週前に足首を捻挫して戦線離脱しました。復帰後はOGのスターターでプレイしたのですが、本来のスターターが復帰した時にはバックアップに降格となっています。
ルーキーFAから2年目と言う事を考えれば上出来と言えるプレイでしたが、パワー不足ですね。ゾーンだから使って貰っていると言うように見えます。
このまま成長を続けてくれれば次世代のOG候補として大切に育成される事でしょう。
Andrew Gardner 16試合出場 8試合先発
今年のHOUから来た枠です。すでに28歳でMIA,HOUで6年間のキャリアで8試合の出場と言う53人枠とPSを行ったり来たりと言う感じの選手でした。
ところが、プレシーズンゲームでは若手の有望株TobinではなくGradnerがセカンドチームのLTに入る大抜擢。過不足なくプレイしてそのままシーズン序盤の怪我人多発時にはスターターで起用。怪我人復帰後はバックアップに降格しましたが、終盤にRGのスターターを与えられました。
ランブロックよりもパスプロテクトの選手の印象です。本来LTの2番手であまり出番が来ない方が良い選手と言う位置に置いておきたい感じです。
Allen Barbre 開幕前に足首捻挫でIR入り
2年契約で13年に入団し、あと1年契約を残した状態で3年の契約延長。すでに30歳のBarbreに対する厚遇はコーチ陣の機体の現れでしょう(3年5ミリオンと控え扱いの金額ではありますけど)
出場停止を貰ったLaneの代わりにRTのファーストチームで練習を続けていたのですが、足首の怪我で手術する事になりIR入りとなりました。万全で帰ってくるならば、G/Tのバックアップ1番手、またはHerremansからRGのスターターを奪う存在になるでしょう。
Dennis Kelly 3試合出場 3試合先発
怪我人続出のなかシーズン序盤に3試合起用されました。しかし、その後はアクティブにもならずにシーズンを終えました。スターター格だった事も有るのですが、ゾーンに向かないのか冷遇されています。
他の控えが分厚い事も有り、ルーキー時の契約を1年残していますがカット・トレードの駒の噂を聞きます。
Julian Vandervelde 1試合出場
キャンプ中に背中を痛め、プレシーズンなど出場できないまま解雇されていましたが、シーズン中盤に再契約、1試合Cのバックアップとしてアクティブロスターに入っています。
Cにコンバートされて3年経ちますけれど、ロングスナップもブリッツへのアジャストも未熟です。Cとしては技術不足、Gとしてはパワーに劣る。コーチ陣が何度も呼びなおす理由が私には分かりません。
現在の状況
Jason Peters 契約延長済みで残り4年
Evan Mathis 契約延長済みで残り2年
Jason Kelce 契約延長済みで残り6年
Todd Herremans 契約延長済みで残り2年
Lane Johnson 4年契約の3年目
Allen Barbre 契約延長済みで残り3年
Matt Tobin 3年契約の2年目(RFA)
Andrew Gardner 2年契約の2年目
David Molk 3年契約の2年目(RFA)
Dennis Kelly 4年契約の最終年度
Julian Vandervelde 2年契約の2年目
FAになる選手は居ませんし、主力は全員2年以上契約が残ります。問題は年齢と怪我、そして充実の若手とベテランの入れ替えをどうするのか?になります。
PetersとMathisはプロボウラー、Herremansは12年の不調からは回復しましたが衰え始めてます。入れ替えが有るならばRGのHerremansをBarbreやGardnerに入れ替える形でしょう。キャップと契約年数の管理、スターターに30歳が3人居る状態での怪我に対する準備。と言っても、BarbreとGradnerはバックアップとしては高年齢ですからTobinやMolkのような中堅も放出出来ません。
1年前はここまでバックアップが実戦で仕事が出来ると考えていなかったので2-3巡でOLの指名が有ると考えていましたが、このオフはHerremansの放出が無ければ無風に見える(スターター争い、バックアップ枠争いは非常に熾烈です)FA・ドラフトになると予想します。
ただ、30過ぎの3人のうち、MathisとHerremansは手術を繰り返してきましたし、Petersは両方のアキレス腱をやっています。健康ならば素晴らしいけれど・・・と言う形のリスクを負い続けるのか、どこかで(Petersは出せませんが)Mathis,Herremansと決別する時が来ます。それが何時なのか、契約切れや引退と言う形なのか解雇なのか、コーチ・フロントの思惑次第で流動的です。