イーグルスファンの独り言 Philadelphia Eagles Fan Blog

フィラデルフィア イーグルス ファン ブログ

2TEセットが良さそうです

2009-12-26 18:39:00 | イーグルス
 最終週が@DALの為にDENに勝ってもDALが今週勝つと地区優勝が決まらない、今週負けても来週勝てば地区優勝と今週より来週に目が行ってしまいがちになってしまいます。NFCの2位争いではMINと1ゲーム差ですしプレイオフ一回戦を休める可能性が残っていますから今週も大事な試合ではあるのですけれどね。

 怪我人はQuintin Dempsが足首の怪我でクエスチョナブルです、KRとして先週も良いプレイをしていましたし出れるものなら出て欲しいです。出れない場合にはVictor Harrisが担当します。SF戦途中退場のMicheal Vickは練習に3日とも参加していませんしクエスチョナブルですが欠場するのではないかと予想します。
 DEN側はWR Eddie RoyalとFB Spencer Larsenが欠場でTy Lawはクエスチョナブルです。Lawは3番手か4番手のCBのようですから大きな影響は無いのかもしれません。

 Brian WestbrookとJeremy Maclinが試合に出る事になっています、Vickのワンポイント起用が無いのは影響するかもしれませんが、Donovan McNabbは好調ですしWestbrook復帰のプラスは大きいと思います。これまで1試合17.9点しか失点していないDENのディフェンスは失点で6位、ヤードで3位の好成績を得ています。15サックのElvis Dumervilは3-4のOLBであり、4-3のDEでもあるような位置の他に、大きく外から回りこむパスラッシュ専門の位置取りもするようで注意が必要です。そしてBrian DawkinsにAndra DavisやRenaldo Hillと新加入のベテランも機能していますしディフェンスが足を引っ張ったこれまでのチームではありません。
 メンバーを見るとSが両方ランストップ型ですし、ランディフェンスが良くて、パスカバーに問題が有りそうなのですが、成績はランディフェンスが22位パスディフェンスが2位ですからDLのランストップに問題が有るのかもしれません。Westbrook.LeSean McCoy.Leonard WeaverとRB3枚使ってのランオフェンスに期待をしましょう。
 そして、Dawkinsの欠点である単純なスピード勝負をDeSeanとMaclinで狙ってみたいものです。Dawkinsが前に前に来るようだとランは出ないでブリッツで飛び込んでくるでしょうし後ろを向かせて置く事が肝要です。その為にもDumervilのラッシュからMcNabbの背後を守るJason Petersのマッチアップは重要ですし、ILBの2人とも3.5サックと外からのラッシュでOLを広げてからブリッツを入れてくるものと推測します。

 この試合は2TEセットを多用してDumervilのブリッツをカバーしつつパスカバーさせてしまう事を狙うと考えます。同時にRB3人を入れ替わりに使いつつ2TEでランブロック強化も狙えます。2番手のTE Alex Smithに3番手Martin Ruckerにもこの試合は出番が来るかもしれません。

またLBシャッフルです

2009-12-25 09:02:00 | イーグルス
 SF戦でスターターに抜擢されたMoise FokouがCris Gocongを抜いてファーストチームに昇格する事になりました。TE対策としてSF戦で起用したFokouですが、ニッケルパッケージを使っている時間が長く活躍した印象は無いのですがDEN戦でもスターターはFokouになるようです。MLBで起用されたAkeem Jordanが効果的に見えませんでしたし、ニッケル時に入ってくるTracy Whiteが良く見えました。JordanをWLBに戻し、WhiteをMLBのバックアップにするのが良さそうです。
 公式HPのデプスチャートを見ると、スターターはWill Whtherspoon.Jeremiah Trotter.FokouでセカンドチームのWLB/MLBがJordanでSLBはGocong、サードチームにWhiteとJoe Maysが居る布陣となっています。
 Sean McDermottはスターターの3人とニッケルの2人のバランスを取るのがFokou昇格の理由と記者会見で答えていました。ランストップ要員のGocongをニッケルで起用するのは違和感が残ります、Trotterを使う為にはGocongよりも動きが軽い(パスカバーが上手いとは思いません)Fokouを隣に置きたいのではないかと推測します。Trotterのランディフェンス能力を評価しているのだとは思いますし、少しずつですが動きも良くなっています。ただ、Trotterを使う事でランが止まっている訳ではありません。Trotter引退前のように、Trotterを使うと左右のLBがカバーに借り出されてバランスを崩すような状況に陥る事が心配です。

WestbrookはDawkinsのタックルを受けて大丈夫なのでしょうか

2009-12-23 08:19:00 | イーグルス
 Brian WestbrookがDEN戦に出場する準備をしています。2度目の脳震盪から3週間安静にして、先週から軽めの練習に参加していましたが今週は通常練習に戻るようです。次やったら引退の可能性が高くなる事を考えれば今シーズンは休んで来年復帰が正解かもしれませんが、もう若くない事を考えれば無理をしてでもスーパーボウルのチャンスが有る今年復帰するのも間違っていないのでしょう。2度の手術で低迷している今シーズンですが、2度目の脳震盪を起こした試合では動きの軽さが戻ってきていました、1ヶ月休んだ事で怪我や疲労から回復しているでしょうし良い動きは出来るはずです。
 Jeremy Maclinも練習に復帰するようですが、こちらは試合に出れるかは不明です。当時の診断は来週からの復帰でしたし、今週は練習にだけ参加して実戦投入は最終週になるのではないかと思います。
 SF戦途中退場したMicheal Vickは腿の怪我で練習には参加できないようです、正確な診断結果が良く分からないのですが、肉離れだと時間が掛かるかもしれません。LeSean McCoyが中央突破したTDプレイの時にVickが居れば楽に取れるのに、と思ってしまいました。外に流れるだけで3ヤード取れるのは異常な能力者です(QBが持って走る事でブロックが1枚増えるからなのでしょうけれど)

 これまでSEA.GBでST専用として使われてきた(ST以外のタックルをほとんど記録していません)Tracy WhiteがニッケルLBとして頑張っています。もちろんSTエースとしての働きもしているのですが、相次ぐLBの故障で急遽ニッケルLBとして起用されたのですが、それ以来なぜか目の前にボールが落ちてくる運の強さを感じるプレイを見せています。初めてLBとして本格的に起用された試合では味方にぶつかってマークを外してしまう失態も見せましたが、今ではミドルでのゾーンカバーがチームで1番上手いという評価もされるようになりました(うちのLBがゾーン下手過ぎるだけでしょうけれど)元々Jim Johnsonはスターターからカバー下手を抜いてニッケルLBとするのではなく、ニッケル時には4番手5番手のLBを起用する事が多かったのですが、Sean McDermottもそのやり方を受け継いでいるようです。

 プロボウルに8人選ばれると言う地元紙の予想がありました。Donovan McNabb.Leonard Weaver.Jason Peters.DeSean Jackson.Brent Celek.Trent Cole.Mike Patterson.Asante Samuel.Sheldon Brown.David Akersの8人なのですが、そんな事は起こりませんね。選ばれる可能性が高いのはDeSean.Samuel.Akersの3人でWeaver.Celek.Coleがぎりぎりと言う所でしょう。
 McNabbは数字で見劣りしますし、Sheldonも今年はINTを量産していますがSamuelの陰に隠れてしまうでしょう(GBのWoodsonとSamuelで2枠はほぼ決まりです)NOとMINから多く選ばれるでしょうし、4-5人ではないかと思います。
 出来ればBrodrick Bunkleyを選んであげたいのですけれど、サックが取れないので無理でしょうねえ。リーグでもかなり良いランストッパーなのですけれど・・・

プレイオフ進出決定

2009-12-21 16:33:00 | イーグルス
 サイドライン際には雪の壁が出来ていましたが、フィールドとスタンドの雪かきは完全に終わってフィールドは通常通りの状態の試合となったSF戦は27-13で勝利し10勝4敗でプレイオフ進出を決めました。

 試合開始後のロングリターンからランパスバランスの良いオフェンスを見せ、最後はDeSean Jacksonにロールしながらのパスで先制し、その後はリードを許す事無く勝利しました。ランはLeSean McCoyとLeonard Weaver2人で丁度100ヤードを記録しました、ゴールライン前でWeaverをリードに使ってMcCoyが突破する珍しい(本当はこれを何度も見なければいけないのですが)形でTDをもぎ取っています。ただ、4th&1ヤードを取れない場面も見られましたし、OLが押し込む場面は見られませんでした。
 Donovan McNabbのパスは好調を維持しています。DeSeanへのディープはやや短くINTされたり、フリーになっているのに長すぎたりとやや不安定な場面も有りましたが、動きは軽くフィールドを良く見てパスを投げていました。もう1つのINTはディレイ気味に出て行くBrent Celekへ投げるいつものパターンだったのですが、コントロールミスでDBに投げ込んでいます。このディレイで縦に抜けるパターンは毎試合INTを取られていますしそろそろ工夫をしなければならないでしょう。
 DeSeanは140ヤード1TDで1000ヤードを突破しました、現在NFCで2位のレシーブヤードを記録しているのでプロボウルに選んであげたいのですが、上位3人がNFC東なので選手・コーチ推薦が割れそうです。
 OLは押せなかったのですが、サックもQBハリーもゼロとMcNabbを守りました。McNabbはスクランブルから8ヤードTDランも見せていますし怪我が怖くなるくらいに動きが良かったです。
 そして、Micheal LewisからSean Considineと続いたTDプレゼンターSSの始祖Michealさんはこの試合でもインターフェアを連発し、DeSeanには振り切られたりと狙われました。なんでディープでDeSeanのカバーをさせるのか・・・ランストップだけと割り切った方が良いと思います。

 ディフェンスは先週狙われたMike Pattersonが今週もダブルチームでこじ開けられる場面が見られました。Frank Goreには107ヤードで平均6.7ヤードと良いように走られています。先制して投げさせる展開になれば強いが先制されてランで時間を潰されると脆いディフェンスに戻ってしまったのは懸念材料になります。MLBで起用されたAkeem Jordanがリードブロックにあっさり潰される場面が見られましたし、Will Witherspoonと場所を交換した方が良いと思います。
 3つINTを奪いました、Vernon Davisに投げたパスを序盤にINTした事がSFの計算を狂わせたのでしょう。また、今年のディフェンスで再三見せているAsante Samuelをディープまでマンマークさせるように見せてから浅いゾーンに戻ってINTを狙うトラップでINTを奪いました。後方にQuintin Mikellを用意してディープをカバーさせる為に逆サイドはShekdon Brownが1人でカバーしなければならないのですが、ブリッツで焦らせて空いているはずのショートにAsanteが待ち構えるプレイでTDを取れたのは今後も相手にプレッシャーを与えるでしょう。
 サードダウンで11回全てファーストダウンを許しませんでした。この試合はブリッツを多用してプレッシャーを掛けに行ったのが上手く行っています。また、Trent Coleも2サックを記録し、OLのミスでフリーになった場面ではドロップバックが終わる前にタックルしているスピードを見せ付けました、これで11.5サックです。

 鬼門の第3Q詰め寄られる場面が有りましたが、なぜか第4Qになった瞬間持ち直しています。良く考えれば、前半リードして終わりハーフタイムでどう対策を練ってきたのかを見てからそれに対処しているのでしょう。悪く考えれば、ハーフタイムで何をしていたのか?と言う事になります・・・まあ、第4Qになると立ち直るのですから大きな問題では無いのかもしれませんが。
 MINが負け、11勝3敗の1ゲーム差になりました。ファーストラウンドバイの可能性も出て来ましたし、プレイオフへの生き残りを掛けで全力でぶつかってくるDEN.DALと相手は厳しいですが、ここに勝てなければプレイオフでも勝てないでしょう、連勝でNFC2位を狙ってもらいましょう。

いつまでもランとTEが苦手と言うわけにはいきません

2009-12-20 23:37:00 | イーグルス
 9勝4敗で迎えるレギュラーシーズン15週目のSF戦は寒波到来中のホームで行われます。午後は晴れるようですしフィールドは雪の無い状態で試合は出来るでしょう、氷点下の試合になりそうです。

 地面が凍った状態での試合ですが、人工芝と天然芝のミックスですし泥沼状態にはならないのではないかと思います。パスよりもランが活きる状態なのは歓迎出来ません。
 平均5.2ヤードを記録しているFrank Goreのランを止める事がディフェンス最大の任務になります。ランを止めるだけならばJeremiah Trotterを使う事になるのでしょうが、同時にVernon Davisも抑えなければならない事を考えるとTrotterでは全く歯が立ちません。ランとTEへのパスのチームが苦手なのはもう言うまでもないのですが、最終週のDALもそう言うチームですから苦手だからと言って崩される訳にも行きません。MLBでAkeem Jordanが使えるのかを今更試している状態なのはまだ良くなる可能性が有ると見るよりも、シーズンを通じて混乱を続けていると見るべきなのでしょう。
 DavisのマークはLBでは無理でしょう、Quintin MikellかSean Jonesを使う事になるのでしょうけれどMikellでは高さに問題が出ますし、Jonesを使えばCBとWRは1対1のマンマークを強いられます。先週CBの後ろに投げられましたし後方のカバーを放棄は出来ません。
 スキルポジションとのマッチアップだけを見ると不安になるのも毎回の事ですし、ラインが負けなければそうはやられないだろうとは思います。先週は今シーズン初めてDTの壁が崩されターンオーバーをあれだけ奪ったのに大量失点する事になりました。対策は練っているでしょうけれど、そう簡単には修正出来ないのではないかと思います。
 
 チーム力で劣っているとは思いませんが、個々のマッチアップでは苦労するところが有りそうです。全体としてどうカバーするのか、先週突きつけられたDTとCBの問題をどう改善するのかがこの試合の見所でしょう。
 天候を考えればランを出しランを止めたチームが勝つのでしょうが、それだけで見ると不利でしょう。パスを使ってフィールドを広げながらランやスクリーンを絡めるバランスの良いオフェンスで対抗して欲しい物です。