イーグルスファンの独り言 Philadelphia Eagles Fan Blog

フィラデルフィア イーグルス ファン ブログ

MarlinではなくHarrisをCBに

2010-04-27 18:08:00 | イーグルス
 Andy Reidが地元ラジオに出演し、なんで13位でEarl ThomasではなくBrandon Grahamを指名したのか?と言う質問に対し、俺は同じくらいの選手が居たらラインから指名するのが信念、と予想通りきっぱり答えたそうです。そしてDE1番手と見られるDerrick MorganではなくGrahamを指名した事に付いて、色々あるけど太ももの太さかな、と言ってはぐらかしました。
 SのNate Allenの加入でSが余り、CBの上位指名が無かった事でCBが足りないのではと言う質問に、Sが余っていると感じた場合にはVictor HarrisをCBに回すと答えています。元々CBでオールアメリカンに選ばれていますし、ストレートスピードにやや難が有ってFSにコンバートされていますがCBでもプレイ出来るかもしれません。Marlin JacksonをCBに戻すと思っていたのですがHarrisが先らしいです。
 3-4用のOLB/DEをたくさん用意している事に付いて、4-3を継続すると答えました。Sean McDermottも同じ質問に付いて自分がDCに居るうちは4-3を変える事は無いと答えているそうです。

 結果として2巡でAllenを指名したので13位でThomasを指名しなかった事に付いては大きな問題ではなくなりましたが、まずはラインからと言うのであれば今年はOLを指名するべき年だと思うのですけどねえ。

ルーキーFA4人追加

2010-04-27 06:49:00 | イーグルス
 昨日の7人に加え更に4人のルーキーFAと契約したと発表されました。

Zipp Duncan G Kentucky
Austin Howard T Northern Iowa
Jeraill McCuller T North Carolina State
Josh Morris CB Weber State
の4人が加わっています、この中ではDuncanはTSNのリストに名前が有りました。

 結局Cが出来る人材の獲得は有りませんでした、3年目Mike McGlynnに去年PSで過ごしたDallas ReynoldsとPITのPSから来たA.Q. Shipleyの3人が若いのでドラフト下位指名程度ならしなくても良いと考えたのかもしれません。この3人が即スターターになるとは思えませんし、Nick Coleを今年はCとして使う事になりそうです。
 Jamaal Jacksonは開幕に間に合わないだろうと言われています、実際ACLからのリハビリは遅くなる事は有っても速くなる事はまず無いですし開幕に間に合わないとこの時期言われた場合はシーズンを通じて使えない事を覚悟した方が良いような気もします。
 JamaalとColeはTで取ってCコンバートでしたし、今年もルーキーFAのTからCにチャレンジする事になるかもしれません(今年取ったTはサイズが有りすぎるのでCには向かないと思いますけれど)

5巡134位 Ricky Sapp

2010-04-26 23:25:00 | ドラフト
 特にニュースが無い時はドラフト指名選手とルーキーFAのプロフィールを調べて行く事にします。順番はあまり考えずに書いていきたいと思います。

5巡134位 Ricky Sapp DE/OLB Clemson 6-4 252ポンド
 スカウティングコンバインでの数字は40ヤード4.65、ショートシャトル4.41、スリーコーン7.29、垂直飛び34インチ、幅跳び9-6、ベンチプレス23回となっています。プロデイは雨が降ってしまった為なのか記録が見当たりません。カレッジでの成績は
1年生 13試合出場 20タックル 6ロスタックル 4サック
2年生 13試合出場 44タックル 9.5ロスタックル 6サック
3年生 10試合出場 25タックル 9.5ロスタックル 2.5サック
4年生 14試合出場 60タックル 15ロスタックル 5サック
 3年生の時に右膝ACLの手術を受けた為に数字が落ちています。2年経っているので大きな問題にはならないでしょう。高校生の時はバスケットと陸上でも有名な選手だったようです、4-3DEでのプレイが多かったようで4年生の時にカンファレンスのセカンドチームに選ばれています。
 長所はパスラッシュでのスピードでしょう、素晴らしい運動能力を持ち外からOLを抜き去るスピードは一級品と評されます。また、外に出た後で逆サイドのプレイだった時にボールキャリアーの所へ走っていくスピードも素晴らしく、RBを後ろからタックルする事が出来ます。ハードヒッターで体重の乗ったタックルが出来て、しかもヒットだけでなく腕を回してちゃんとタックルしています。
 欠点はランディフェンス時にはパワー不足で有る事、一旦OLに捕まってしまうとそのままプレイが終わるまで固まってしまうようです。アスリートとしての能力をフィールドで使いきっていないとも評されます。
 コンバインのドリルではDEとしてみれば素晴らしい運動能力でフットワークの軽さは超一流でしょう。OLBとして見た場合にはバックペダル時のステップワークにやや難が有るように見えました。ハイライトフィルムでは素晴らしいサックをいくつも見る事が出来ますし、パシュートで逆側まで素晴らしいスピードで走ってタックルを決める場面も見れます。同時にランプレイでOLに圧倒されてしまう場面も数多く見ます、1番見たいのはパスカバーに下がる所なのですがそう言うプレイを見る事は出来ませんでした。TSNではスムーズでアスレチックなバックペダルでゾーンカバーもRBをマンカバーする事も出来ると書いてあるのですが、そう言う技術があるようにはコンバインのドリルでは見えませんでした。

 Eaglesから見た場合、SappをDEで使うのかSLBで使うのかは大きな分かれ道になります。私の判断ではDEとしてはパワー不足でサードダウン時に大外にセットしてパスラッシュだけを狙わせる極端な使い方しか出来ないと考えます。腕の使い方が悪いのか、パワー不足なのかNFLレベルのOLと正面から組み合うのは無理だと思います。SLBで使えるのか、これはTEをカバー出来るのか(カバーさせるのか)が問題になるでしょう。素晴らしい運動能力は持って居ますからショートエリアで付いて行く事は出来るかもしれません。TEと正対して押し合った場合に勝てるのかも未知数です。
 システムとしてTEのパスカバーをSLBがやるのかSSがやるのか、2008年のようにMLBがやるのか、これが分からないのでSLBが務まるとも無理とも言えません。今すぐ使うのであればパスラッシュ専用DEでしょう、技術・体格を1年磨いた後どこで使うのかを考えればSLBが適職ではないかと考えます。6-4で252ポンドなら1年鍛えれば270くらいまで増やす事は簡単だと思いますが、DEとしてOLと正面からぶつかる様な選手には見えません。本当に250あるのか疑いたくなるような細身ですし、運動能力を活かすのはLBで使った方が良いと思います。ドラフト時にCris Gocongを出して貰った指名権で同じようなの取ったと言う話になりましたが、Chris Clemonsの方が近いような印象です。

ルーキーFA7人獲得

2010-04-26 00:16:00 | イーグルス
 ルーキーFAとして7人と契約しました。
Charles Alexander DT LSU
Blue Cooper WR Tenn-Chattanooga
Joey Elliott QB Purdue
Keith Flemming RB West Texas A&M
Kevin Jurovich WR San Jose State
Pat Simonds WR Colgate
Chris Zardas FB Massachusetts
 OLが居ません・・・まあここでOLを大量に取ったらドラフト中に取れよと言われるでしょう。Andy Reidはそう言われるのが嫌だから取らないのではないか、現状のOLユニットで大丈夫、とか次のインタビューで答えるんだろうなあと思ってしまいます。
 Jurovich,Simonds,Elliott,AlexanderはTSNなどに名前が有ります。皆当然ランキングの下の方なのですが、ElliottはTSNではMike Kafkaより高い評価を受けています。

 ドラフトで13人、ルーキーFAで今の所7人を獲得しました。7月のトレーニングキャンプまでにドラフト3人と契約するでしょうからPS暮らしの若手とルーキーFAがキャンプに参加するのは相当厳しい戦いを勝ち抜かなければならないでしょう。

垂直飛び大会でも開くのか

2010-04-25 14:33:00 | ドラフト
 ドラフト3日目は5巡指名が終わった辺りでEaglesファンの皆様が不貞寝に入った為にチャットはそこで終了しました。ドラフト後のミニキャンプ以降記事にする事が無くなるのは分かっているので、後でゆっくりドラフト指名選手のプロフィール等は調べます。

 最終的に指名したのは13人になりました。
1巡13位  Brandon Graham DE Michigan
2巡37位  Nate Allen S South Florida
3巡86位 Daniel Te'o-Nesheim DE Washington
4巡105位 Trevard Lindley CB Kentucky
4巡121位 Keenan Clayton OLB Oklahoma
4巡122位 Mike Kafka QB Northwestern
4巡125位 Clay Harbor TE Missouri State.
5巡134位 Ricky Sapp OLB Clemson
5巡159位 Riley Cooper WR Florida
6巡200位 Charles Scott RB LSU
7巡220位 Jamar Chaney ILB Mississippi State
7巡243位 Jeff Owens DT Georgia
7巡244位 Kurt Coleman S Ohio State
 DEとLBこんなに取ってどうするのか、OL取らなくて良いのか。誰もが突っ込まざるを得ない指名となりました。

4巡指名選手までのコンバイン成績を調べると軒並み垂直飛びの数字が飛びぬけています。TSNの有料ページに有る一覧表でポジション毎のTop5に入ってない選手はほぼ居ない状況です。今年のドラフトは瞬発力勝負での選考に成ったと思われます。

 DE指名はDarren Howardの放出、Jaqua Parkerの年齢、Victor Abiamiriの怪我の多さとそれによる成長が見られない点を考慮すればTrent Cole,Darryl Tappをサポートするメンバーが必要だったのかもしれません。
 LBの指名も、去年怪我に泣いたMLB陣が完全復帰出来るのかと言う点で不安が有るとすれば数打てば当たる方式での指名なのかもしれません。
 が、いくらなんでも偏り過ぎですし、今年のドラフト権を得る為に放出した選手達のことを考えると全く釣り合っていない指名です。1回のドラフトからプロボウルが1人、スターターが2-3人出れば十分成功なのですが、今年はそれだけでは足りません。このドラフトが成功するかどうか、まずがファイナルカットに何人残るのか、そして3年後に何人スターターを勝ち取っているのか、チームの土台を切り崩してまで推し進めた若返りの成否はこのドラフトが大きく影響する事になります。