イーグルスファンの独り言 Philadelphia Eagles Fan Blog

フィラデルフィア イーグルス ファン ブログ

Mathis争奪中

2012-03-17 09:24:00 | イーグルス
 FA戦線なのに、契約延長しかしていないまま過ぎています。

 これまでの動きをまとめます。DeSean Jackson,Todd Herremans,Trent Coleの3選手と契約延長をしました。

 Winston JusticeをINDにトレードして、持っていた6巡17番目と6巡2番目を入れ替えました。6巡はいっぱい持っているので、トレードアップと言うよりもサラリーキャップ整理のカットするなら少しでも何か貰おうと言うトレードです。

 Jamaal Jacksonをカット、高年齢とゾーンブロックに合わないと言う事なのでしょう。

 Mike Gibsonと2年契約、契約内容が出てきません。2年3ミリオン程度だと予想しています。元々うちがドラフト6巡で指名後PSに居る所をSEA引き抜かれ、試合経験を積んで帰ってきた形です。

 Jaqua PaekerがCLEと1年3ミリオンで契約しました。DEはJaquaと去年休んだBrandon Grahamを入れ替えた形になるのでしょう。

 Mike McGlynnがINDと契約しました。INDとOLの入れ替えをしています・・・McGlynnもMuddスタイルに合わなかったようです。

 以上が、これまでの契約状況です。現在進行形の噂としては、Evan MathisがBALを訪問し、現在うちとお金を積み合っているようです。30歳ですが、これまで1年フルにスターターやったのが2シーズンしかない怪我の多い選手なので、大金を積むのは疑問です。
 Steve Smithがいくつかのチームと交渉中のようです、膝が治ればスロットWRとして復活できるでしょう。
 LB選びですが、Dan Connerにオファーを出したもののDALと1年契約で逃げられています。大物に大金を出す気は無いと言う方針なのでしょう。
 Sに関しては噂すらありません。売れ残りの中堅を補充で済ませるのですかねえ・・・

 Derek Landri,Trevor Laws,King Dunlap,Ronnie Brown,Vince Young,Owen Schmittあたりは名前すら出てきません。
 Landriを早い所押さえてしまいたいのですけれど、複数のオファーが来ているのか、キャップ整理で大物のカットが来るのを待っているのか分かりません。

 新加入がOLの出戻り一人だけなので当たり前ですが、穴はまったく埋まっていません。キャップは20ミリオン前後残している(この数字は去年のキャップ枠[5ミリオン前後残していたと記憶しています]を今年使う申請をした、と言う前提のようなので、現実これだけ残っているかは分かりません)20ミリオン有ればもう少し派手な動きが出来ると思うのですけれどね。

契約内容

2012-03-16 04:17:00 | イーグルス
 契約延長した2人の契約内容の一報が来ました。正確ではないかもしれませんが大きく違うという事もないでしょう。

 DeSean Jacksonの5年契約、サインボーナスが10ミリオンで1年2ミリオンのキャップヒット、ベースサラリーが今年の0.75ミリオンから始まり、6.7ミリオン、10ミリオン、9.7ミリオン、8ミリオンとなっています。これで45ミリオンに出来高を加えると48-51ミリオンになるようです。

 Todd Herremansの3年延長、サインボーナスは6ミリオンでベースサラリーが2014年から3ミリオン、4ミリオン、4ミリオンのようです。


*追記  Coleの契約詳細が出ました。サインボーナスは8ミリオン、ベースサラリーは2014年の5ミリオンから始まり、10ミリオン、11ミリオン、14ミリオンで2017年まで延長のようです。これを全部足しても48ミリオンでこれまでの情報にはちょっと足りません。プロボウルやサック数の出来高をクリアすれば53ミリオンまで増えるかもしれない、と言う意味なのかもしれません。*


 Trent Coleはまだ詳細が出ていません、4年で50ミリオンの延長ですし、サインボーナスが10ミリオンで、2014年からのベースも1年10ミリオンx4程度ではないかと考えます。
 15ミリオン保障と言う情報が有りますが、旧契約での今年の年俸と今回のサインボーナスを足した金額が15ミリオンならばサインボーナスは12ミリオンと言う計算になります。


 DeSeanの契約内容、他の所からは今年4ミリオンしか貰えないと書かれていますからサインボーナス10ミリオンと言う情報とどちらかが間違っている事になります。
 昨日否定的に書きましたが、放送権料の更新で少なくとも今よりはキャップ枠が増えるでしょうし、それを期待しての契約となっています。この5年契約が終わっても30歳です、10ミリオン支払える仕事をしてくれれば契約満了までチームに居る事になるでしょう。

 Herremansの契約も功労金の先渡しのような形です。安価な前の契約が残っている今からサインボーナスを消費しているので、新契約が始まる2014年からのキャップヒットを減らす事が出来ます。お互いにとって良い契約と言えるでしょう。

 Coleの契約内容は出ていないのですけれど、Herremansの契約に近い形であるならば、キャップを圧迫せずにガス抜きをする事が出来るはずです。実際にお金が貰えるかはOLよりも寿命の短いDLで何年10ミリオンに値する仕事が出来るかと言う事になります。

 Jason BabinにCullen Jenkins、Mike Pattersonと30歳越え4人を並べるDLのスターター、高給取りを並べすぎているのは気になります。言い換えれば大金支払っているベテランをカットして次を探す時にも大金を支払えるのですけれど、そろそろ安価な若手が出てきて欲しいものです。

DeSeanと5年契約

2012-03-15 05:47:00 | イーグルス
 FA戦線でWR相場が固まってきた所でDeSean Jacksonとの契約延長がまとまったようです。5年51ミリオン、ちょっと高い気もしますけれどVincent Jacksonとほぼ同額となりました。Calvin Johnsonの金額が大きすぎます(実際に後半支払う事はないでしょうけれど)から、この程度で済んで良かったのかもしれません。
 契約の評価は詳細が出てから考えましょう。

生え抜き最古参をカット+トレード

2012-03-15 05:02:00 | イーグルス
 チーム最古参のJamaal Jacksonが解雇されました。2003年のルーキーFAとして入団し2度のIR入りを乗り越えて(カットされる所をIRで乗り切ったとも言えますけれどね)Cのスターターと成り77試合に出場していました。
 Hnak Fraleyがパワー不足で3-4のNTと戦えずにパワー重視のJamaalに変えた2005年からHoward Mudd加入まで6年間スターターを勤めていました。このカットで1.5ミリオン程度のキャップを増やす事が出来るようです。


 Winston JusticeをINDにトレードし、INDが持つ6巡2番目とうちが持っていた6巡17番目を入れ替えました。3.5ミリオン程度のキャップを増やす事が出来るようです。
 2006年の2巡指名として入団し、悪夢の6サック献上などLT失格でRTにコンバート、4年目にやっとスターターに定着して契約延長で大金を払ったら怪我で戦線離脱・・・膝の手術で去年は使えませんでしたが、治っていればスターターとして使える実力は持っています。
 Todd Herremansとの契約延長はJusticeのカット込みなのは誰でも分かっていた事なので驚きません。行き先がINDなのも、Ryan GrigsonがGMに就任しましたし、Tom HeckertがGMのCLEつ続くトレード相手として今後も定着する事になるのでしょう。
 Howard MuddをINDから引き抜き、お互いでOLを入れ替え作業中みたいになっています。OLのデプスが薄いですし、Muddシステムの教え子を取る事も有るでしょうし、JamaalがINDと契約するような事になるのかもしれません。


 2人OLをリストラした事で5ミリオンキャップが空きました、Herremansに3年21ミリオン、Trent Coleには4年50ミリオン程度の契約延長をしていますが詳細は分かりません。今年キャップヒットするのはサインボーナスの年数割りだけ(ロスターボーナスを支払っているかもしれませんが、キャップがきつい今年高額のロスターボーナスは設定してないと思います)ですから、それほど大きくキャップを消費はしていないと思います。
 HerremansのLG復帰がない事がJustice放出で確定しました。Evan Mathisの再契約を逃すと結構厳しい状況になるのですが、成算は有るのでしょうか。

生え抜きの功労者にボーナス

2012-03-14 08:26:00 | イーグルス
 FA市場が開きましたが、どのチームのキャップのやりくりに苦労しているのか派手な動きは少なく終わりそうです。
 1年キャップ無しの年がありましたが、その前の2009年から3年連続でほぼ据え置きのキャップ総額では苦しくて当たり前ですね。それまでは118ミリオンの次は125、その次は135のような形で増え続け、それを見越して契約していたのですから。
 放送権料の見直しが来れば大幅なキャップ増が来る、確かに今までよりも高額の放送権の契約にはなるでしょうからキャップは増えるでしょうけれど、それほど跳ね上がりはしないと私は考えています。NFLが自分で放送する試合を増やしている事(全部の週で木曜日に試合やる事になりましたし、去年はFOXだったかCBSどちらかが放送する試合無いからと放送権を借りるなんて事にもなりました)景気が上向きではない事(株式市場は最近急上昇していますが、ユーロの財務の問題は解決していませんし、今株式市場に向いているお金が原油など資源に流れれば一気に景気は下を向くでしょう)そういうことを考えると、2年後まで持ちこたえれば良い、そう言うキャップ管理は危険だと思います。

 
 さて、Eaglesは(WASとDALの没収分を1.6ミリオン増やすと計算すると)約9.5ミリオン残っている所からのFAスタートです。
 最初にやった事は後2年契約が残っているTodd Herremansとの契約延長となりました。2004年の4巡指名でディビジョン2の無名校から入団しスターターを確保後は足の手術など何度か怪我を負いつつも欠場の少ないタフなLG兼LTとしてOLの中心選手となりました。ルーキー時の4年契約をすでに更新していたのですが、今回3年契約で11ミリオンのボーナス込みで21ミリオン程度(この総額は各種出来高達成時のようです)の契約となりました。ボーナスはサインボーナスや来年支払われるロスターボーナスだと思われます(今年はキャップがきついのでロスターボーナスは来年でしょう)
 Herremansとの契約延長の意味を考えてみると、3年21ミリオンの金額からLGに戻す気が無くRTとして使い続ける。と言う事でしょう。1年7ミリオンはLGとしては高すぎます。Jason PetersとHerremansのOTコンビは各種数値でもリーグ屈指の成績でしたし、なによりMichael Vickが何も出来ないままあっという間にサックされる場面が減った安定感を21ミリオンで買ったのでしょう。他にやる事が有るだろ?と言いたい気持ちは有りますけれど、Herremansの引きとめに関しては悪くないと思います。

 去年のシーズン途中STLを解雇されていたLB Ben Leberを施設に呼んでワークアウトを行ったようです。ストリートFAなのでFA解禁を待つ必要が無いLeberを今呼んだ意味は、FAでLBを取る際の交渉材料ですかねえ・・・33歳の10年選手をこのタイミングで呼ぶ意味、もしかするとベテランミニマム(呼び名は変わったようですけど、1年契約の時の優遇枠は有った筈です)を利用するには新年度の契約にする必要があるのかもしれません。
 これはAndy Reidらしい動きだと思います。6-3で244ポンド、10年選手ですがゾーンカバーの悪くない選手の印象があります。とりあえずベテランLBを1枚入れておく(キャンプに残れるかは若手の成長次第)と言う保険をかけてドラフトに向かう。中途半端な手当てで済ませようとするのはReidの悪癖だと思いますが、治らないのですねえ・・・


 書いている途中にTrent Coleとの契約延長のニュースが入ってきました。2005年の5巡指名からプロボウルDEとなったColeはすでにルーキー時の4年に加えて5年間25ミリオン程度の契約延長を済ませています。Herremans同様にあと2年契約がある所での延長となりました。これはColeの能力からすればあまりにも薄給な事でJason Babinとバランスが悪すぎる事を考慮してのボーナスでしょう。Coleの能力と言う点では少しずつ落ち始めている面が見られますが、功労賞と考えれば支払って当然の契約延長だと思います。

 Herremansは11ミリオン保障で最大21ミリオン、Coleに関しては年数金額ともに現段階では情報がありません。後で更新する事になるでしょう。