イーグルスファンの独り言 Philadelphia Eagles Fan Blog

フィラデルフィア イーグルス ファン ブログ

ILB

2013-02-23 09:18:00 | イーグルス
 3-4のOLB陣はこれまでDEだったパスラッシャーが入ってきます。ニッケルパッケージ等を別にすればこれまでのLB3ポジションのメンバーはILB担当になるでしょう。

DeMeco Ryans 28歳 4年契約の2年目
16試合出場 86ソロ 27アシスト 1サック 1INT

 4-3の要となるべくHOUからトレードで獲得しました。見事に期待に答え、アキレス腱の怪我以来不調だったHOUからの移籍は大成功となりました。
 HOU時代に3-4経験は有りますが、同僚Brian CushingのILBコンバート後は引き立て役に回され不遇でした。これが怪我によるものなのかRyansの3-4適性の無さなのかは分かりませんが、Ryansは4-3MLBがベストポジションでしょう。それでも、LB陣をまとめる役としてエースで居る事に代わりはないはずです。


Mychel Kendricks 22歳 4年契約の2年目
15試合出場 14試合先発 58ソロ 17アシスト 1サック

 2巡指名のルーキーで5-11とサイズは有りませんがSLBとして開幕スターターとなりました。パスカバーでは技術と経験不足が出ましたし、なによりも6-5相手だと15cmにもなるサイズのミスマッチは致命的でした。
 Ryansと組んでILBを固める事になるでしょう。カレッジ時代はOLB経験も有るのですけれど、Trent ColeとBrandon Grahamをベンチに置く事は出来ません。ILBとしてはサイズ不足です、ワイドナインでもOGを受け止める厳しい役割を担っていたのですが、3-4ILBでもOGを受け止める仕事をする事になります。


Jamar Chaney 26歳 4年契約の4年目
14試合出場 5試合先発 17ソロ 5アシスト 

 本来MLB向きなのですが、2011年シーズン後半以外はStewart BradleyやらRyansが居たためにOLBをやらされています。3-4変更でILB固定でしょうし、Ryansと組むパートナーとしてはKendricksよりも適任かもしれません。
 足は速いのになぜか振り切られている場面が目立つChaneyですが、ギャップを埋める仕事は下手では有りませんしタックルもILBとしては下手ではないでしょう。


Casey Matthews 24歳 4年契約の3年目
16試合出場 1試合先発 10ソロ 1アシスト 1サック

 Chip KellyのHC就任を誰よりも喜んだであろうOregon大出身のCaseyですが、おめーLBの枠が減ったら今以上に居場所無いだろ。と、突っ込むしかない状況です。
 ルーキーだった去年よりは良くなりましたけれど、Ryans,Kendricksを押しのける選手ではありません。パスラッシュよりもカバーを重視する時にOLBに入る・・・かなあ・・・


Akeem Jordan 27歳 2年契約を終えてUFA
14試合出場 7試合先発 35ソロ 9アシスト

 STエースにしてLB3ポジションが出来て、若手が入るとスターターから下ろされるけれど、気がつくとスターターに戻っている使い勝手の良さが悪い方に出ている器用貧乏AkeemもUFAになってしまいました。STでの活躍だけでチームに引き止めたい所ですけれど、コーチ陣総入れ替えですし流出してしまうのでしょう。


Ryan Rau 22歳 3年契約の2年目
4試合出場 2ソロ 1アシスト

 ルーキーFAとして入団し、プレシーズンゲーム良い動きは見せましたがPSとして再契約、シーズン終盤53人枠に昇格していました。バルクアップ出来ればILBとして仕事が出来るかもしれません。


Marcus Dowtin 24歳 
3試合出場(NYJ) 2ソロ

 NYJのルーキーFAでファイナルカットに残れずPSで再契約、その後53人枠に入り3試合に出場しますがその後解雇、PSとして拾っていました。
 6-2で230ポンドとサイズはまずまずです、カレッジからILBの選手です。


 ニッケル時のカバーOLBも含めて5-6人でしょうか、RyansとKendricksにCasey、Chaney+若手の編成になるでしょう。

DT

2013-02-22 21:38:00 | イーグルス
 パスラッシュ重視からOLコントロールに比重が移るDT陣、Antoni DixonでNTは勤まると言う話も有りますけれど、どう言う補強をするのか難しいです。

Mike Patterson 29歳 7年契約の4年目
5試合出場 3ソロ 3アシスト 1サック

 脳内血管手術で大きく出遅れPUPからシーズン後半の復帰となりました。典型的な豆タンク型のランストッパーで1対1で押し潰される事の無い代わりにQBに簡単に振り切られる鈍足選手です。カレッジ時代は3-4NTとしてダブルチームを受けつつ10サック程度を記録した事も有りますが、NFLレベルでNTが出来るのかは体調面を含めて大いに疑問です。
 ゴーストサラリー無しで4ミリオンのキャップ節約が出来る事でカット要員に名前があがりますが、NT経験が有る事を考えるとNT候補1番手と考えて良いと思います。重心の低さはNTとして意識したプレイに徹すれば通用するはずです。


Antonio Dixon 27歳 3年契約の2年目
1試合出場 3ソロ 1アシスト

 RFAのミニマムで契約延長をしたのですがファイナルカットに残れずINDに移籍します。その後INDで2試合出場後解雇されチームに復帰、最終戦に出場しています。
 公称322ポンドはディフェンス最重量、NTとして起用出来るのではないか?とNTでの起用をコーチ陣が計算しているようです。前に出るプレイに味が有ると見ているのですが、NTでダブルチームを捌きつつギャップを埋める仕事に向いているのかはやってみなければ分かりません。


Cullen Jenkins 32歳 4年契約の3年目
16試合出場 16試合先発 22ソロ 4アシスト 4サック

 GB時代に3-4DEとして活躍した経験を持つJenkinsには3-4への移行を助ける役割も期待されます。当時よりもフットワークは落ちていますしあまり大きな期待はしないほうが良いのかもしれませんけれど、3-4への変更を喜んでいるメンバーの一人でしょう。
 かつての破壊力はありませんが、技術と経験を持つベテランです。GB時代はREが主任務でしたが、今のチームでREとLEどちらを担当するかはまだ分かりません。


Cletcer Cox 22歳 4年契約の2年目
15試合出場 9試合先発 32ソロ 7アシスト 5.5サック

 1巡指名ルーキーは期待に答える活躍をしました。ほぼ全てのルーキーファーストチームに選ばれ、ランパス両面で良い仕事をしてくれました。
 3-4DEへのコンバートですが、6-4のサイズで腕も長いので無理なくコンバート可能でしょう。4-3DTの方が良いタイプだとは思いますけれど・・・


Cedric Thornton 24歳 3年契約の2年目
16試合出場 19ソロ 8アシスト 1サック

 ルーキーFAで去年はPSで過ごしました。DTで309ポンドとは思えない運動量で走り回ります。プレシーズンゲームではWRを追いかけて40ヤード走ってゴールライン前で追いつく脚力を見せました。
 3-4DEでギャップコントロールをするパワーが有るのか?この点にやや疑問は有りますが、上手くはまれば尾お化けする可能性を持つ期待の若手です。本当にDTとしては異例の脚力を持ちますし、ゴールライン前でFBで使いたいような選手です。



忘れてたので加筆
Derek Landri 29歳 1年契約を終えてUFA
16試合出場 7試合先発 13ソロ 7アシスト

 UFA市場で買い手が付かずに戻ってきています。普通にスターターが勤まる能力の持ち主なのになぜか異様に低評価です。
 2011年ほど良くなかったですけれど、Jenkins,Coxとローテーションを守りました。3-4のDLとしては使いにくいタイプだと思いますし4-3のチームに行くのではないかと考えます。
加筆終了


Ronnie Cameron 23歳
出場無し

 CHIのルーキーFAでキャンプ中にカット、すぐにCLEが拾います。その後53人枠に昇格しましたが試合に出る事無くカット、12月からPSとして契約しています。
 

 DLで6-7人が標準でしょうし単純に人数が足りません。NTをどうするのかの問題も有りますし2-3人獲得してキャンプを迎える事になるでしょう。

DE>OLB

2013-02-22 09:01:00 | イーグルス
 4-3から3-4へ代わり、基本的には4-3DEは3-4OLBにコンバートされるのでしょう。身長低い選手ばかりなので3-4DEでは体重を増やしたとしても厳しいでしょうから。

Trent Cole 30歳 6年契約の5年目、終了後に3年契約延長済み
16試合出場 16試合先発 24ソロ 16アシスト 3サック

 シーズン途中にスターターに昇格したルーキー時を除いた6年間で63サックを記録してきたハンターも2012年は3サック、年齢的な衰えが見えるようになりました。ここ2-3年は抜く事よりもOLを押し込む事をコーチに要求されてパスラッシュに専念していない印象でしたが、去年は大外から抜く事を強要されすぎて持ち味の一歩押し込んでから抜き去る動きが出来ませんでした。
 パスラッシュ専任のROLBへのコンバートになる訳ですが、スピードで抜くというよりも押し込んで密着してから抜くかホールディング貰うかのスタイルですしOLBからのラッシュも特徴を殺す可能性が有ります。
 ただ、ROLBはスクリメージにアングル付けて張り付かせたかった。DC Billy DavisはSFのDC解雇後にシステムを自己解説しています。そうなると、ワイドナインの時とポジション変わらないかもしれません・・・


Brandon Graham 24歳 6年契約の4年目
16試合出場 6試合先発 30ソロ 8アシスト 5.5サック

 オールプロを2人スルーして指名してしまった2010年のドラフト1巡指名。ACLの手術もあって出遅れていましたが、やっと能力を発揮し始めました。Jason Babin解雇後にスターターに定着、パスラッシュで鋭さを見せています。
 3-4OLBが出来るのか、Davisの3-4でLBがどう使われるのかにもよりますけれど、ARIのDC時代を見るとパスラッシャーを両翼に配置でしたし問題なくコンバート可能と考えます。
 TEを排除して外からのパスラッシュとDEとOTがマッチアップする内側でクロスしてOGと対戦するインサイドラッシュ、Grahamには悪くないシステム変更になるかもしれません。


Phillip Hunt 27歳 3年契約の3年目(終了後RFA)
13試合出場 8ソロ 1サック

 DEの層が厚過ぎて出番はもらえないのですが、使えば面白い動きをします。バックペダルが出来るような体型には見えませんけれど、前への動きは悪くありません。3-4OLBの方が良い選手かもしれません。


Vinny Curry 24歳 4年契約の2年目
6試合出場 8ソロ 1アシスト 

 2巡指名の2年目なのですけれど、下半身型の4-3DEを3-4でどう使うのか?コンバインで40ヤード4.98のスピードでOLBから届くのか、OLBからのパスラッシャーは上半身型有利を考えるとマイナスの変更でしょう。6-3とサイズは有りますし、285くらいまで増やして3-4DEにした方が面白いような気がします。


Darryl Tapp 28歳 3年契約が終了してUFA
13試合出場 13ソロ 4アシスト 0.5サック

 3番手のDEとしてローテーションを守ってきましたが、シーズン終盤若手育成の為にプレイタイムを減らされました。コーチ陣の入れ替えは有りましたけれど、放出確定でしょう。


Jason Babin 32歳 5年契約の2年目途中でカット(現JAC)
11試合出場 11試合先発 21ソロ 5アシスト 5.5サック

 2011年のオールプロ、。ワイドナインと共に開花しワイドナイン終了と共に去っていきました。LEだけでなくLBやDTからもパスラッシュをした柔軟さがなくなり、ひたすら大外を回るだけになったのはコーチ陣の問題です。同時にQBに襲い掛かる気迫のような物を感じなくなりましたし、チーム内の雰囲気の悪さが問題だったのでしょう。最年長選手としてリーダーになってくれれば良かったのですけれど、不満分子になってしまいました。


Chris McCoy 26歳
試合出場なし

 2010年MIAの7巡指名、ファイナルカットに残れずPSに入りますが、PSも解雇されHOUに拾われます。2011年はPITのキャンプに参加しますがファイナルカットで解雇されCFLでプレイしていました。2012年は5サックを記録したようです。
 3-4OLB専用のようですし、DEコンバート組を押しのける可能性を持ちます。どういう選手かは不明・・・


Everette Brown 25歳
試合出場なし

 2009年のCAR2巡指名、スターターになれずに2年間で6サックの記録を残して2011年のファイナルカットで解雇され、SDに拾われますが脳震盪の問題も有り3試合出場に留まります。去年はDETに居たようですが、出場無しだったようです。
 2巡指名でいちよう2年間で6サックしているのに3年目のキャンプでカット、性格か怪我などに相当な問題が有るのかもしれません。3-4OLBの方が良い選手とドラフト時言われていた記憶も有りますし、安く拾って使ってみるのは悪くないでしょう。


 パスラッシュに問題は無いと思いますけれど、要所でバックペダルが出来るのか?出来ないだろうなあ・・・Jaqua Paekerでも呼び戻しますかね、無駄にパスカバー上手かったし。

DBが空欄だらけ

2013-02-21 19:19:00 | イーグルス
 3-4転向が確実な状態なのですけれど、やはり4-3から移行するとタレントのロスが出るのは仕方がありません。ディフェンスの2012年を振り返る前に、現行メンバーで3-4にした場合のデプスチャートを作ってみます。

RE Cullen Jenkins  Cedric Thornton
NT Mike Patterson  Antonio Dixon
LE Flecter Cox  Antonio Dixon

ROLB Trent Cole  Phillip Hunt
RILB Mychel Kendricks  Casey Matthews
LILB DeMeco Ryans  Jamar Chaney
LOLB Brandon Graham  Vinny Curry

LCB FAで獲得予定  Curtis Marsh
RCB ドラフトで獲得予定
NCB Brandon Boykin

SS Kurt Coleman  Colt Anderson
FS 新規加入予定  Nate Allen

 フロント7のパズルは考えていて面白いのですけれど、DBは本当に誰もまともにファーストチームと言うか、セカンドチームですら置きたくないようなのばかりでどうにもなりません。
 NTが必要、と言われていますけれど、DRCとAsomughaのスターター2枚が居ない可能性、S陣はColtをSSの2番手兼STエースに置く以外誰が来年居るか不明。どう考えてもFAとドラフト上位で3-4人DBのスターター級を補充する必要が有ります。ディフェンスの建て直しはかなり厳しいでしょうねえ・・・

OL

2013-02-20 09:30:00 | イーグルス
 貰ったサック数48回で32チーム中28位、QBへのヒットは118回で最下位、ランプレイは一回平均4.5ヤードで10位。スターター3人がIR入りする緊急事態にスクランブル途中捕まってサック扱いを量産するMichael Vickに鈍足ルーキーNick Folesの組み合わせ。結果リーグ最下位レベルのパスプロテクト記録が残っています。
Vickは351回ドロップバックして28サック。12.5回に1回サック
Folesは265回で20サック。13.25回に1回サック
 案外差が無いです、同地区のQBを見るとTony Romoは17.4回に1回サック、RG3は13.1回に1回、Eli Manningは28.2回に1回。これを見ると、やはり今年のOLが悪かったと言う事でしょう。

King Dunlap 27歳 1年契約を終えてUFA
14試合出場 12試合先発
 4年間のバックアップ生活を終えUFAだった3月のオフ、Jason Petersの怪我で即時チーム復帰となりました。スターターとしては平凡な能力しか持っていませんが、LTとして平均的能力を持つ安価なバックアップはどのチームも欲しい人材と言えるでしょう。


Evan Mathis 31歳 4年契約の2年目
16試合出場 16試合先発
 崩壊寸前のOL陣の中、各種専門誌のオールプロに選ばれる活躍をしました。個人的にはそこまで評価高くないのですけれど、2012年チームのベストOLなのは間違いありません。
 1対1のパワーよりも、フットワークとパスプロテクトの技術に長けるLG向き、スイープ多用の新システムに向いている人材でしょう。


Dallas Reynolds 28歳 3年契約の2年目(終了後RFA)
16試合出場 14試合先発
 2週目BAL戦途中Jason Kelceの怪我で緊急登板、シーズンが終わるまでCと勤めました。まずはショットガンのロングスナップがまともにQBの構えた場所に行かないのは論外です。プロ入り後にC兼任になったG/Tなので仕方が無い面も有りますけれど、最後まで下手でしたからねえ・・・
 どこでも出来るバックアップに戻されるでしょうけれど、そういう点では使い勝手の良い選手です。絶対的な能力は高くないです(Andy Reidの母校BYU枠が無くなる場合の処遇は未知数です)


Danny Watkins 28歳 4年契約の2年目
11試合出場 6試合先発
 1巡指名選手の2年目、オフの成長を期待しましたが、パワーもフットワークも平凡、おまけに判断力も低いままでパスラッシュを漏らし続けました。シーズン中盤からバックアップに降格となりましたし、OLのシステムが変わりますけれどスターターに戻れるかは微妙です。


Dennis Kelly 23歳 4年契約の2年目
13試合出場 10試合先発
 5巡指名ルーキー、OL陣が怪我に苦しむ中、サイズを活かしたパスプロテクトでスターターを掴みました。フットワークは平凡でパワーもそれほどではありません。それでも、Watkinsよりも良いRGでのプレイも見せました。
 怪我人の復帰でバックアップに戻るかRGのスターター争いをする事になります。3番目のOTとしては十分な能力ですが、ベテランを押しのけるにはパワーアップが必須となります。


Todd Herremans 30歳 5年契約の5年目+3年の契約延長済み
8試合出場 8試合先発
 密集を飛び越えた際に右足首がぐにゃっと曲がってしまいIR入りしました。それまでのプレイも平凡でパワーもスピードも去年までのHerremansではありません。Howard Muddシステムの2011年は良い働きをしていたのでシステムが問題とも思えません。年齢的衰えが出るには少し早いですし、毎年恒例の足・腰の怪我の影響かもしれません。
 2年に1度手術をしている下半身のダメージがどれ程の物か、判断は難しいです。2004年の4巡指名でチーム最古参のベテランです、復帰して欲しいのですけれど。


Jason Kelce 25歳 4年契約の3年目
2試合出場 2試合先発
 ルーキー時からスターターを奪い、2年目の成長が期待されましたがEd Reedの即退場ものの危険なタックルを受けて膝を壊されIR入りしました。
 開幕直後の怪我で、すでにリハビリを終えてトレーニングを始めています。サイズが無いのはシステム変更時に問題になるかもしれませんが、トータルの能力ではリーグ屈指のCに成長する可能性を持ちます。


Jason Peters 31歳 6年契約の5年目
バスケで遊んでてアキレス腱断絶、おまけに補助具が壊れてもう一回断絶
 シーズン中に復帰出来るIRと言う奇怪なシステム変更でシーズン終盤の復帰の可能性も有ったらしいので2013シーズンにプレイする事は可能なのでしょう。ですが、あまりリハビリ状況のレポートのようなものを目にしません。Chip Kellyは先日の記者会見の最後に開幕戦に出れる状況と聞いている。と答えています(チーフトレーナーはKCに行きましたが、新トレーナーは内部昇格ですから確かな情報だと思われます)


Jake Scott 31歳 1年契約が終わりUFA
7試合出場 7試合先発
 IND,TENで8年スターターを勤めたベテランですが、なぜかどことも契約が出来ずにFA市場で売れ残りました。MuddとはIND時代の旧知で、怪我人続出の窮状の中契約しました。FA売れ残りなのに、1巡指名Watkinsより遥かに良いプレイを見せてくれました。
 Mudd退任でシステムが変わりますし年齢的に再契約はしないでしょうけれど、ドラフトに失敗した場合FA市場に居るならば再契約してほしいです。


Demetress Bell 28歳 5年契約の1年目終了後カット
9試合出場 5試合先発
 Petersの怪我でBUFのスターターを緊急補強しました。2011年BUFでのプレイは平均以上プロボウル未満と言ったプレイだったのですけれど、2012年キャンプでは動き出しが遅く、スピードラッシュにまったく付いていけませんでした。開幕後もまったく良くならずにDunlapにスターターを奪われ、ロスターボーナス発生前にカットされました。
 元々怪我の多い選手ですし、何らかの怪我を抱えていた可能性が有ると見ています。大型契約に気が緩んだだけかもしれませんけれど・・・


Matt Tennant 25歳 3年契約の3年目(終了後RFA)
8試合出場
 2010年NOの5巡指名、カットされNEに拾われ、NEをカットされた所をウエイバーで拾っています。Cのバックアップとして、STでのブロック要員として起用されました。


Matt Kopa 25歳
出場なし
 2010年SFのルーキーFAでMIA,NEのPSを経て11月にNEのPSから引き抜きました。その後アクティブになる事なく53人枠に居続けました。


Julian Vandervelde 25歳 
PS
 2011年の5巡指名で1試合出場しましたが、2012年はキャンプで残れずにカット、TBに拾われますがまたカットされPSとして戻ってきています。


Matt Reynolds 26歳
PS
 Dallasの弟でBYU枠での獲得でしょう、CARのキャンプをカットされた後にPSに入れています。


Nate Menkin 24歳
PS
 HOUのキャンプに参加していましたがカットされPSとして契約しました。ディビジョン3のオールアメリカンです。


Allen Barbre 28歳
 2007年GBの4巡指名、GB,SEA,MIA,SEAとカット移籍を繰り返しています。2012年は出場なしに終わりました。GB時代の2009年には7試合で先発しています。


 オフェンス全体、OLコーチの入れ替え、大きなシステム変更が有るでしょう。スターター3人が怪我から復活しますが、最終戦のスターターからDunlapとScottがUFAになっています。スターター3人が30歳を超えている怪我持ちと言う事でドラフト上位指名の有力候補ポジションと見られます。怪我人が本来の動きまで戻るのであれば、KellyのRG起用で事が済むかもしれません。ただ、プレミア級のLTを手に入れるチャンスですしOLに行くのが得策だと考えます。