イーグルスファンの独り言 Philadelphia Eagles Fan Blog

フィラデルフィア イーグルス ファン ブログ

WR

2013-02-19 15:33:00 | イーグルス
 OLとQBの責任の方が大きいのですけれど、ディープへの一発が減ってしまったのは寂しいです。Chip Kellyのシステム、パスオフェンスに関してはオーソドックスなスタイルに見えましたがどうなりますか・・・

DeSean Jackson 26歳 5年契約の1年目
11試合出場 11試合先発 45回で700ヤード 
平均15.6ヤード 2TD 1ファンブル

 CAR戦で鎖骨を骨折してIR入りしました。契約延長で気を良くしていたのか動きは軽快でミドルでのスピード勝負で活躍しています。近年増えたドロップも減り、精神状態に左右されやすい選手なのを再確認する事になりました。
 レッドゾーンではサイズの無さからなのか、狙ってもらう事すら少なくルートもスピードを活かすような工夫の無いものでした。ディープへのロングボムも減った為にTDが少ないのは仕方が在りません。
 Kellyは縦にも横にもボールを持たせても使う、と言っていますし、チーム1のスピードを存分に発揮するでしょう、飛躍の年になるはずです。


Jeremy Maclin 24歳 5年契約の5年目
15試合出場 15試合先発 69回で857ヤード
平均12.4ヤード 7TD 1ファンブル 1ロスト

 どこにでも居るNo2WRで落ち着いてしまったようにも見える2012シーズン、ショートでもミドルでも取れるのは良いのですけれど、RAC狙いの5ヤードからそのままタックルされて終わり、の状況が増えた気がします。もう少し15ヤード以上のパスが飛んでくるようになれば状況が変わるのかもしれません。
 1巡指名時の契約最終年度になります、4年間安定して数字は残していますが、1000ヤード越えた事も無くDesean不在時に大爆発と言う事も無く、延長するのかどうか微妙です。本人はそれなりの金額が欲しいでしょうから・・・
 ブロックの出来るWRとしてスイープ時のリードブロッカーとして重宝されると考えます。システム的にマッチする2番手になるでしょう。


Jason Avant 29歳 4年契約の3年目
14試合出場 6試合先発 53回で648ヤード
平均12.2ヤード 1ファンブル

 レッドゾーンになるとパスが手につかない病がついに53レシーブでTD無しと言う数字になってしまいました(TDレシーブが反則で消えた事が2回あった気がしますけれどね)
 堅実なスロットレシーバーでニッケルCBでもLBでもSが付いても、スピードかサイズ、有利な方のミスマッチでフリーになる技術。ゾーンカバーの切れ目、SとLBの中間でターンしてボールを待つセンスは一級品です。
 Avantに関してはシステムがどうのこうの関係なくサードダウンの切り札として起用され続けるはずです。


Riley Cooper 25歳 4年契約の4年目
11試合出場 5試合先発 23回で248ヤード
平均10.8ヤード 3TD
 
 DeSean欠場時にはワイドアウトのスターターに抜擢されています。2011年の平均19.7ヤードからレシーブTD数は伸ばしたものの地味なポゼッションWRの記録となってしまいました。
 大きい割に高いパスへの反応が悪い選手なのですが、レッドゾーンで浮かせたパスをジャンプして取ったり成長は見られます。
 課題の横への動きを克服するよりも、サイズの有る割に速いを活かした方が良いのですかねえ。今度のシステムでどう変わるのかが予想しにくい存在です。


Damaris Johnson 23歳 3年契約の2年目(終了後RFA)
14試合出場 1試合先発 19回で256ヤード 平均13.5ヤード

 ルーキーFAで入団も、リターナーとしてはトップクラスの評価を受けていました。実際PRが主任務なのですが、タッチバックになるかならないのかの判断が悪く(個人的には酷評されるほどではなかったと見ています)リターナー降板も有りました。
 WRとしては縦へのスピードを見せてからフックで取って行くスピード型、RACがもう少し出れば面白くなっていくでしょう。カレッジ時代はランプレイでも500ヤード越えのシーズンが有りましたしKellyのシステムで縦横無尽に動くような場面が有るかもしれません。


Marvin McNutt 23歳 3年契約の2年目(終了後RFA)
4試合出場 

 ドラフトされたルーキーですが、PSに落とされての復帰なので多分3年契約でしょう。
 カレッジでQBからWRにコンバートされた選手で、WRとしてはルート取りもキャッチの技術もフットワークもまだNFLレベルではないように見えました。サイズは十分ですし、Big10のファーストチーム選出経験も有るのですから育つ可能性は残ります。


Nick Miller 25歳
出場無し

 2009年にOAKのルーキーFAとして入団、2011シーズンにはSTLで88ヤードPRTDを記録しています。2012シーズンはNFLでの記録がありません。


Greg Salas 24歳
NEで1試合出場

 2011年の4巡指名でSTLに入団、怪我でWR壊滅状態の中27レシーブを記録します。2012年NEにドラフト権とトレードされますが、シーズン中にカットされEaglesに入団しました。


Ronald Johnson 24歳
PS

 2011年SFの6巡指名、ファイナルカットに残れずEaglesのPSとして1年過ごし、2012年はキャンプで足首を捻挫IR入りとなっています。


DeMarco Sampson 27歳 2年契約の1年目

 2011年ARIの7巡指名、2012シーズン終了後に2年契約をしています。多分2012年はARIのPSに居たのでしょう。


 Maclinの契約延長がどうなるのかが不透明ですが、2013シーズンに関してはKellyのシステムに必要な縦へのストレッチ要員とオープンフィールドブロック得意のWRが揃います。大きな手入れの必要は無いでしょう。

TE/FB

2013-02-17 17:23:00 | イーグルス
 Brent CelekとClay Harborは良いTEコンビになりました。FBもStanley Haviliが少しずつですが成長を見せています。

Brent Calek 28歳 6年契約の3年目
15試合出場 15試合先発(3WR+2RBセットでスタートした試合が有り、公式には14試合先発です)
57回で684ヤード 平均12ヤード 1TD 1ファンブル 1ロスト

 TB戦、ファーストプレイでハードヒットを食らい退場し次の試合も欠場しています。Michael Vickが欠場し出してからは入場セレモニーの後の円陣で最後に活を入れるチームリーダーとしての役割も担うようになりました。現地観戦でも連敗で下を向くベンチで声を出して肩を叩いて回るリーダーシップが見れました。
 今流行のWR並みのスピードを持つ化け物ではないのですけれど、10-15ヤードのミドルでフリーになる技術を持っています。ゾーンの切れ目に入る適応力とディレイ気味に出るタイミング、まさに中堅からベテランへと移っていく過程にあります。


Clay Harbor 25歳 4年契約の4年目
14試合出場 9試合先発(プレイタイムで見れば1先発が正しいです)
25回で188ヤード 平均7.4ヤード 2TD 1ファンブル 1ロスト

 プレシーズンからレシーブで良い所を見せ始め、重要な場面でHarborを狙ったプレイをデザインされるようになっています。反面STでのブロックではあまり良くないプレイが増えた印象です。スピード強化したと言う事なのかもしれません。
 FAになっても再契約されないかもしれない程度の選手ですけれど、No2TEとしては平均的な能力を持ちます。


Evan Moore 28歳 2年契約の2年目
1試合出場 
 
 SEAで14試合出場後カットされた所を拾いました。Celekのj怪我で手薄だった所での獲得です。元々はGBのルーキーFAでCLE,SEAを経ての加入です。レシーブ型で2011年は34レシーブも記録しています。


Derek Carrier 22歳 契約不明
PS
 
 OAKのルーキーFAとしてキャンプに参加しカットされた後にPSとして契約しています。WRとTE両方でプレイ出来るとドラフト時に言われていましたがOAKではWR,PSとして契約後はTEとして育成されています。


Stanley Havili 25歳 4年契約の3年目
15試合出場 2試合先発 6回で22ヤード 平均3.7ヤード 1TD
パス 7回で43ヤード 

 ブロッカーとして僅かではありますが成長を見せました、起用される機会は少ないのですけれど、リードブロックでLBを押し潰す場面が何度か見ることが出来ました。プレシーズンではドローで持たされてロングゲインも有ったのですけれど、持たされる場面が少ないです。パワーでこじ開けるようなランスタイルではないのであくまでも奇襲要員です。


Emil Igwenagu 23歳 3年契約の2年目
3試合出場 1試合先発 

 ルーキーFAでTE/FBとして育成中です。TEの怪我人が増えた事でシーズン後半アクティブになりました。


 TEは手を付ける必要ないでしょう、HarborとMooreの2番手争いで十分だと考えます。Chip KellyのシステムでCelekよりも速いTEが欲しいのであれば上位指名の可能性も有りますが・・・
 FBにブロックを求めるのか、レシーブを求めるのか、ブリッツピックなのか、KellyのシステムにおけるFBの立ち居地が良く分かりません。FB不要のシステムの印象が強いですしST要員兼任のような扱いになるかもしれません。

RB

2013-02-16 17:43:00 | イーグルス
 Duce StaleyがRBコーチに就任し、LeSean McCoyは2013年素晴らしいシーズンになる。とコメントを残しました。OL弱体化と脳震盪の問題が解決すれば素晴らしい年になるのは言うまでも無い事です。

LeSean McCoy 24歳 5年契約の1年目
12試合出場 12試合先発 200回で840ヤード 平均4.2ヤード
2TD 4ファンブル 3ロスト
レシーブ 54回で373ヤード 平均6.9ヤード 3TD

 脳震盪で最後の4試合を欠場しました。最後2試合は医師のOKが出ていたもののプレイオフの望みも無いので温存した形です。脳震盪が癖になるのは怖いですけれど、身体的に能力低下するような怪我ではありません。
 TDが大幅に減りました、これは単純にOLが弱過ぎてどうにもならなかった。と言う他は無いです。元々スクリメージ前で一旦止まってしまう悪癖以上の一歩目の方向転換で抜けていくトリッキーなスタイルなのですけれど、右も左も正面も穴が無いのでは真横に走るしかない、左右に15ヤード走ったけれどノーゲインなんて言うプレイが何度も有りました。
 ファンブルも増えました、決して多い訳ではないのですけれど、体の外に腕を振るスタイルが危険な事に変わりはないです。本人も分かっているでしょうし、密集でのボールの持ち方を意識すれば治るのではないかと考えます。
 Chip Kellyのスタイルに合うかどうか。スピードで引き離すスイープ系に対して一歩目二歩目の変態ムーブで抜いていくMcCoyの持ち味ではないです。しかし、スイープの対になるインサイドやオフタックルへのランも多用していますし、McCoyがエースとしてオフェンスを牽引する事に変わりは無いはずです。


Bryce Brown 21歳 4年契約の2年目
16試合出場 4試合先発 115回で564ヤード 平均4.9ヤード
4TD 4ファンブル 3ロスト
レシーブ 13回で58ヤード 平均4.3ヤード

 高校時代全米トップだったものの、リクルート違反容疑や転校後1試合で退部するなど問題児の危険性が有ったBryceですが、さびを落とせば一線級に復帰出来る可能性を見せました。
 OL弱体化の中で4.9ヤードは素晴らしいですし、縦に抜ければ素晴らしいスピードを持っています。しかし、横に逃げたがる(OLが悪いのですけれど)癖は直さなければなりません、McCoyのようなチェンジオブペースが出来る訳ではなく、一本調子で全速力からのカットで抜くタイプなのですから。
 そして、縦に持ち味が有る割にパワー不足で触られれば倒れる。これは2年目へのパワーアップに期待しましょう。実質2年間フットボールから離れていてここまでやれたのですから2013年はもっと良いプレイが出来るはずです。
 実戦から離れていたのも問題でしょうけれど、ボールの持ち方がルーズです。NFLの描き出すタックルへの防御が出来ていません。Duceにしっかりと教えて貰う事になるでしょう。


Dion Lewis 22歳 4年契約の3年目
8試合出場 13回で69ヤード 平均5.3ヤード 1TD
レシーブ 2回で24ヤード 平均12ヤード

 ルーキー時はKRとして平凡な数字に終わったDion。KRから降ろされ、RBとしても3番手扱いと試合に出る事すらなくなりかけました。それでも、使えばインサイドで最も速いRBとして結果を出しています。
 KRではトップスピードが足りないように見えましたが、スクリメージ到達までの時間と抜けるときのスピードはOLが良ければ大きな武器になります。スクリメージで止まる癖のあるMcCoyと併用出来れば相手LBはタイミングを取るのに苦労する事でしょう。


Chris Polk 23歳 4年契約の2年目
7試合出場 KR一回のみ

 ドラフト3巡程度と予想されていたものの、肩などの怪我で敬遠されたのかドラフトから漏れました。キャンプではスピードを見せてくれたのですけれど、結局足首など怪我が多くシーズン後半フィールドには出るようになったもののボールキャリー無しで終わりました。
 現在の所上記3人でRBユニットは完成しています。パワー系ランナーとしてRB/FBのような立ち居地になるのが2013年のキャンプを生き延びる道でしょう。ただ、KellyのPac-12出身ですしPolkの使い方を知っているかもしれない分の抜擢も考えられます。


 パワー系RBをKellyが必要としているのか、Oregonの試合を2試合しかみていないのですが、そういう使い方は見ていません。となれば、この4人でRB陣は十分でしょう。BryceとPolkはさらに良くなるはずですし、OLが復調すればさらにランは強力になります。

QB

2013-02-16 03:57:00 | イーグルス
 Andy ReidがHCに就任したKCがNick Folesを欲しがっていてトレードになるかもしれない。噂としてですがニュースとして飛び交っています。ただ、この話はReidやKC側からアプローチが有ったとかの話ではなく、状況的にMichael Vickと契約再構築してDennis Dixonを取ったのはFoles出す用意じゃないか?程度の憶測ではないかと考えています。


 FA始まるまでに2012シーズンのポジション分析をしておきたいですし、QBから始めましょう。

Michael Vick 32歳 契約再構築で2013年で契約終了
10試合出場 10試合先発 351回投げて204回成功 成功率58.1%
2362ヤード 12TD 10INT レーティング78.1
ラン 62回 332ヤード 平均5.4ヤード 1TD 11ファンブル 5ロスト

 スターター3年目の今年はオフシーズンにフィルムスタディ始めました等の発言をしていたのですけれど、プレシーズンゲームの大半を怪我で欠場、調整不足の印象のまま開幕を迎えます。
 開幕後はこれまで自滅で終わる事の多かった第4Qのドライブを得点に繋げる逆転勝ちを演出する成長も見せたのですが、レッドゾーンでのターンオーバーが多く独り相撲が敗因になる事が増えていきました。
 ファンから引っ込めとブーイングを浴びるようになってしまいIR入りした時はFolesへの期待から怪我を歓迎されるような状態でした。
 スクランブルでのボールセキュリティーが甘く、後ろからDLに追いつかれるスピード低下、前からタックル来ているのにルーズなまま持ち替えない意識の低さ、そして明らかにブリッツが来る場面でもノーマークでプレイを始めるプレリードの下手な部分、全ての意味で10年選手とは思えないユルイ面が中盤の連敗の戦犯と言われる要因となりました。
 元々カバーが見えていない、特にレシーバーとマークマンの1対1は見えてもフリーのゾーンカバーが目に入っていないのは問題だと思っていたのですが、スクランブルでのスピード低下でカバーが厚くなってきたのがトラブル誘発の一因でしょう。また、いざとなれば走れば良い、この事が精神的支柱のスクランブラーから足を失いつつある為にパニックになる水準の低下は今後衰え続ける年齢のVickにとって致命的だと懸念します。

 契約再構築で実質1年契約になりました、Chip Kellyのシステムに必要な足を持つQBとして起死回生の大活躍をする可能性も有りますし2013年のVickがどうなるのか予想は難しいです。
 ドロップバックの最中に後ろ向いて全力疾走、ブリッツやパスカバーを見ていない。と言う所はKellyの指導で修正されるかもしれませんが、プレリードが出来ないとかプレイ中にゾーンカバーが理解できないような部分は多分治らないでしょう。
 大きな期待はしませんし、個人的にはVick再登板には否定的ですが、Kellyがどう調理するのかに期待するしかないのでしょうねえ・・・


Nick Foles 24歳 4年契約の2年目 
7試合出場 6試合先発 265回投げて161回成功 成功率60.8%
1699ヤード 6TD 5INT レーティング79.1
ラン 11回 42ヤード 平均3.8ヤード 1TD 8ファンブル 3ロスト

 3巡指名ルーキーとして指名され、プレシーズンではファーストチームを指揮しつつ経験を積んでいました。6-6の優良なサイズを持つ典型的ポケットパサーでスクランブルに出る足は無く、ルーキーでこれでは今後ガンタンク化していくでしょう。
 競り合いでもレシーバー側にリードして投げれる、Donovan McNabbとVickが出来なかったQBとしての基本が出来ると言う点だけで今後の成長を期待したくなります。スクランブルも足は遅いですが、出るタイミングは悪くないのでそれなりにヤードを稼ぐことは出来ます、ただしLBやDBを交わすような事はありません。
 スナップ数から考えればVick以上にファンブルが多いのですけれど、これは今後の指導で良くなる可能性が有るように見えます。背後への警戒が甘いのですが、最後まで投げようとダウンフィールドも良く見ています。
 問題なのはディープのコントロールが甘く、ボールスピードが無い事。単純に肩が弱いのでしょう。足が無い事もあって、Kellyの求めるボールキャリアーとしてのスピード、ディープへのストレッチ、共に欠陥となります。残念ですがシステムに合わないQBなのは事実です。
 

Trent EdWards 29歳 2年契約の2年目
1試合出場 2回投げて2回成功 14ヤード

 BUF時代はスターターだった時期も有りましたが、JACを経てバックアプトしての加入でした。実質Folesの兄貴分としての教育係でシーズンを終えています。現地観戦時にもFolesと試合中よく話をしていますし、ルーキーFolesにとっては力強い存在だったのでしょう。
 契約は残りますし、ファイナルカットまではチームに残る事になると思います。シーズン中どうなるかは今後のQB補強次第です。


Dennis Dixon 28歳 2年契約の1年目
BALのPS

 Kellyの元教え子としてFAで入団しました。怪我が無ければPSで暮らす事も無かったかもしれません。システムにマッチする足を持つQBとして、Kellyのシステムを知っている事で優位ですが5年間のキャリアから判断するとスターターの器ではないように見えます。
 システムの教育担当なのか、試合で使うのかは今後を見ていく事になります。



 Vick,FolesにDixon、この3人からスターターが出るのか、今後FAやドラフトでQBを補強するのか、現段階では予想が出来ません。フィジカル重視なのか、NFL流にシステムをアジャストする事で足の速さの重要さが減っていくのか、ここからしてKellyがどう考えているのか分かりません。
 そして、Vick,Folesがトレードされる可能性も低くないです。9月の開幕時に誰がQBとして登録されているのかすら分からないですし、Kellyの構想次第でどうにでも変わっていくポジションとなります。

Dennis Dixon加入

2013-02-15 08:02:00 | イーグルス
 Chip KellyがOregon大のOCに就任1年目の2007年に1年間だけ指導したDinnis Dixonと2年契約で合意しました。
 2008年PITの5巡指名、4年間バックアップとして過ごし、その間怪我の穴埋めとして3試合に先発、59回投げて35回成功402ヤード成功率59.3%1TD2INTを記録しています。去年FAになり、BALのPSとして1年過ごしていました。
 カレッジ時代は2度PAC-10のファーストチームに選ばれています。2年間スターターで3年生は332回投げて197回成功2143ヤード成功率61.2%12TD14INT、Kelly加入後の4年生では254回投げて172回成功2136ヤード成功率67.7%20TD4INTを記録しました。4年生のシーズン途中膝の怪我で戦列を離れたためにヤード数などは落ちていますが、TDとINTの割合やパス成功率が跳ね上がっています。
 膝の怪我の為にスカウティングコンバインなどでの記録は残っていません。3年生の時の計測では40ヤード4.58だったそうです。身長6-3、209ポンド。
 Kellyのシステムを少しですが知っている事、システムに必要な足の速さが有る事、この加入の利点は大きいと思います。問題はパスが投げれるのかなのですけれど、PIT時代は不動のエースが居たので良く分かりません。ただ、投げれるならばBALのPSと言う位置で過ごさないでしょう・・・スターター争いに入ってくるのかは分かりませんけれど、ドラフトでQBを指名する確率は少し下がったと見て良いでしょう。