ドラフトで指名した時はスクリメージを突破する加速は凄いけれど、その前で躊躇する所が嫌いだったLeSean McCoy、リーディングラッシャーのタイトルを取る所まで来るとは予想していませんでした。
2013年成績
LeSean McCoy 16試合出場16先発
ラン 314回 1607ヤード 9TD
レシーブ 52回 539ヤード 2TD
Bryce Brown 16試合出場1先発
ラン 75回 314ヤード 2TD
レシーブ 8回 84ヤード
Chris Polk 15試合出場
ラン 11回 88ヤード 3TD
レシーブ 4回 61ヤード
トレードで放出 Bryce Brown
トレードで獲得 Darren Sproles
ルーキーFAで獲得 Henry Josey David Fluellen
加入選手の2013年成績
Darren Sproles 15試合出場 4先発
ラン 53回 220ヤード 2TD
レシーブ 71回 604ヤード 2TD
基本RBですが、スロットレシーバーの位置からでも使えるレシービングバックのSprolesをすでに行われた今年の5巡とトレードで獲得しました。すぐに契約延長をしています。
ドラフト中にBryceをBUFに放出、来年か再来年の4巡(上手く行けば3巡)が貰える好条件です。
契約の有る選手
LeSean McCoy 26歳 契約残り4年
Darren Sproles 31歳 契約残り3年
Chris Polk 24歳 契約最終年度(終了後RFA)
Matthew Tucker 23歳 契約残り2年(終了後RFA)
Henry Josey 22歳 契約残り3年(終了後RFA)
David Fluellen 22歳 契約残り3年(終了後RFA)
6人編成ですが、ルーキー2人を含む3人は出場経験が有りません。
リーディングラッシャーに輝き、2度目のオールプロファーストチームに選ばれたMcCoyはキャリアの最盛期を迎えています。
以前からの変態カットバックの横に加えてOL強化で素直に後ろを付いて行く縦へのラン。特に縦のランプレイの時に密集での強さを見せるようになったのが大きな成長です。同時にChip Kellyシステムで的を絞りにくくなっている事がOLの後ろで止まってしまいロスタックルを受けるMcCoyの悪い所を消す効果が有るように感じます。
怪我無くシーズンを終えましたが、試合中に足がつったりとスタミナには問題が有りますし、小さい怪我も多いですから酷使の反動が気になります。314キャリーで52レシーブは決して酷使と言う数字ではないのですけれど、毎年どこか痛めるMcCoyですし12年後半休む事になった脳震盪も心配です(逆に12年シーズン後半休んだ事が13年の好調の一因かもしれません)
フレッシュな状態を維持して1年間プレイすれば1400ヤード程度は簡単に走る能力は有ります。上手に休ませながら使う事が重要です。
トレード時にはDeSean Jackson放出などからWR起用の話も有ったのですが、ドラフトでの補強やACLからの復帰組がOTAで好調らしく、Chipも、色々な場面で使うがRB起用が中心と答えました。
SprolesはRBとしてランプレイで使うよりも、モーションさせてからルートに出る。相手のカバーを混乱させる使い方がベターなのでしょう。ステップでスクリメージを抜けていく能力はやや衰え、横へのスピードでLBを置いていくのもそれほどでもないと判断します。
McCoyと入れ替わりで使うパスプレイ時のオプション、そう言う意味では相手に嫌な思いをさせるのに十分な戦力。ただし、常時使うとなるとちょっと難しいでしょう。McCoyが怪我をした時のスターターとして使えるバックアップかは微妙な所だと思います。
Sprolesが入りBryceが抜けて今年も3番手のPolkですが、怪我が無ければ実戦で使える事をアピールした13年でした。
McCoyを抜くのは無理ですし、McCoyとコンビを組むのはSprolesでしょう。そう言う意味で試合に出る機会のない3番手なのですが、McCoyの代役としてのバックアップはPolkの方が向いている気がします。
McCoyの負担軽減と言う意味でもPolkがもう少しプレイタイムを貰えると楽になりますし、Bryce放出はPolkの能力を認めているのでしょう(Sproles加入も一因でしょうけれど)
ルーキーFA組の3人で4番手を争うのですけれど、NFLレベルでのプレイで何が出来るのかはプレシーズンゲームまで分かりません。まあ、上記の3人で怪我などが無ければ全く問題が無いですから若手3人は53人枠の最後の一人、または、PSのRB枠を争う事になるでしょう。
McCoy.Sproles.Polkで3人目までは確定済、若手が物凄い掘り出し物で割って入る。程凄ければOTAなどの間で話題になっているでしょう・・・正直言えばSprolesの話題を聞く程度で若手RB陣の記事見てないです。フルパッドで進化を発揮する選手も居るでしょうけれど、機敏さなどで目を引くところが無いのだとすれば大きな期待はしないほうが良さそうです。
McCoyには怪我無く、酷使される事なくシーズン最後まで健康を維持するだけ。数字を求めるような選手ではありません。
SprolesはChipが5巡を出して欲しがった訳ですから、システムに合わない訳が有りません(James Caseyみたいなケースも有りますけれどね)サードダウンやパスプレイ専用で使うのか、McCoyと入れ替わりながら全てのプレイで使っていくのかは不明ですけれど、敵だったNO時代のようなマッチアップが困難な選手で居てくれれば獲得は成功でしょう。
Polkも予想以上にスピードが有り、縦への突進力もブリッツを拾う上手さも有りと怪我が無ければ2-3巡候補の評価は間違っていないようです。1ヤードをパワーで取るプレイ専用になる訳では有りませんけれど、インサイドを抜ける役割を担ってくれるとRB陣として楽になります。
53人枠はRB3人体制、PSで2人残すか1人なのかは若手の能力と他ポジション次第でしょう。
2013年成績
LeSean McCoy 16試合出場16先発
ラン 314回 1607ヤード 9TD
レシーブ 52回 539ヤード 2TD
Bryce Brown 16試合出場1先発
ラン 75回 314ヤード 2TD
レシーブ 8回 84ヤード
Chris Polk 15試合出場
ラン 11回 88ヤード 3TD
レシーブ 4回 61ヤード
トレードで放出 Bryce Brown
トレードで獲得 Darren Sproles
ルーキーFAで獲得 Henry Josey David Fluellen
加入選手の2013年成績
Darren Sproles 15試合出場 4先発
ラン 53回 220ヤード 2TD
レシーブ 71回 604ヤード 2TD
基本RBですが、スロットレシーバーの位置からでも使えるレシービングバックのSprolesをすでに行われた今年の5巡とトレードで獲得しました。すぐに契約延長をしています。
ドラフト中にBryceをBUFに放出、来年か再来年の4巡(上手く行けば3巡)が貰える好条件です。
契約の有る選手
LeSean McCoy 26歳 契約残り4年
Darren Sproles 31歳 契約残り3年
Chris Polk 24歳 契約最終年度(終了後RFA)
Matthew Tucker 23歳 契約残り2年(終了後RFA)
Henry Josey 22歳 契約残り3年(終了後RFA)
David Fluellen 22歳 契約残り3年(終了後RFA)
6人編成ですが、ルーキー2人を含む3人は出場経験が有りません。
リーディングラッシャーに輝き、2度目のオールプロファーストチームに選ばれたMcCoyはキャリアの最盛期を迎えています。
以前からの変態カットバックの横に加えてOL強化で素直に後ろを付いて行く縦へのラン。特に縦のランプレイの時に密集での強さを見せるようになったのが大きな成長です。同時にChip Kellyシステムで的を絞りにくくなっている事がOLの後ろで止まってしまいロスタックルを受けるMcCoyの悪い所を消す効果が有るように感じます。
怪我無くシーズンを終えましたが、試合中に足がつったりとスタミナには問題が有りますし、小さい怪我も多いですから酷使の反動が気になります。314キャリーで52レシーブは決して酷使と言う数字ではないのですけれど、毎年どこか痛めるMcCoyですし12年後半休む事になった脳震盪も心配です(逆に12年シーズン後半休んだ事が13年の好調の一因かもしれません)
フレッシュな状態を維持して1年間プレイすれば1400ヤード程度は簡単に走る能力は有ります。上手に休ませながら使う事が重要です。
トレード時にはDeSean Jackson放出などからWR起用の話も有ったのですが、ドラフトでの補強やACLからの復帰組がOTAで好調らしく、Chipも、色々な場面で使うがRB起用が中心と答えました。
SprolesはRBとしてランプレイで使うよりも、モーションさせてからルートに出る。相手のカバーを混乱させる使い方がベターなのでしょう。ステップでスクリメージを抜けていく能力はやや衰え、横へのスピードでLBを置いていくのもそれほどでもないと判断します。
McCoyと入れ替わりで使うパスプレイ時のオプション、そう言う意味では相手に嫌な思いをさせるのに十分な戦力。ただし、常時使うとなるとちょっと難しいでしょう。McCoyが怪我をした時のスターターとして使えるバックアップかは微妙な所だと思います。
Sprolesが入りBryceが抜けて今年も3番手のPolkですが、怪我が無ければ実戦で使える事をアピールした13年でした。
McCoyを抜くのは無理ですし、McCoyとコンビを組むのはSprolesでしょう。そう言う意味で試合に出る機会のない3番手なのですが、McCoyの代役としてのバックアップはPolkの方が向いている気がします。
McCoyの負担軽減と言う意味でもPolkがもう少しプレイタイムを貰えると楽になりますし、Bryce放出はPolkの能力を認めているのでしょう(Sproles加入も一因でしょうけれど)
ルーキーFA組の3人で4番手を争うのですけれど、NFLレベルでのプレイで何が出来るのかはプレシーズンゲームまで分かりません。まあ、上記の3人で怪我などが無ければ全く問題が無いですから若手3人は53人枠の最後の一人、または、PSのRB枠を争う事になるでしょう。
McCoy.Sproles.Polkで3人目までは確定済、若手が物凄い掘り出し物で割って入る。程凄ければOTAなどの間で話題になっているでしょう・・・正直言えばSprolesの話題を聞く程度で若手RB陣の記事見てないです。フルパッドで進化を発揮する選手も居るでしょうけれど、機敏さなどで目を引くところが無いのだとすれば大きな期待はしないほうが良さそうです。
McCoyには怪我無く、酷使される事なくシーズン最後まで健康を維持するだけ。数字を求めるような選手ではありません。
SprolesはChipが5巡を出して欲しがった訳ですから、システムに合わない訳が有りません(James Caseyみたいなケースも有りますけれどね)サードダウンやパスプレイ専用で使うのか、McCoyと入れ替わりながら全てのプレイで使っていくのかは不明ですけれど、敵だったNO時代のようなマッチアップが困難な選手で居てくれれば獲得は成功でしょう。
Polkも予想以上にスピードが有り、縦への突進力もブリッツを拾う上手さも有りと怪我が無ければ2-3巡候補の評価は間違っていないようです。1ヤードをパワーで取るプレイ専用になる訳では有りませんけれど、インサイドを抜ける役割を担ってくれるとRB陣として楽になります。
53人枠はRB3人体制、PSで2人残すか1人なのかは若手の能力と他ポジション次第でしょう。