静岡県立漁業高等学園は、創立50年。一流の漁師になる近道です。

漁師をめざして、がんばっている生徒たち。
30歳までの若者が全国から漁業の街、焼津に集っています。

「最高の出会いが子供たちを変える」 (伊藤幸弘氏の講演会)

2012年12月14日 14時13分19秒 | 日記
ちょっと古い話になりますが、今年の1月27日(金)に、焼津地区安全運転管理協会のセミナーが焼津で開催されました。
講師は、元暴走族の総長で、現在は青少年非行防止ネットワーク理事、青少年育成コーディネーターの伊藤幸弘でした。

つらく苦しかった非行体験を自ら語り、問題を抱える青少年たちをどうしたら更生できるか、教示してくれました。
その時の講演の中で、印象に残った言葉を紹介したいと思います。
写真は、その時購入した氏の著書とサインです。

 自分のやりたいことばかりをしていると必ず損をする。
 「いやだ」から出発したら、刑務所に入っていた。

 今の子は、親から大事にされていない。
 今の子は、自分を大切にしていない。

 白紙の時に大切にされた人が、人を大切にすることができる。
 過保護によって、人が育ち、安心感が生まれる。

 0~6歳の子育てが大切、愛情不足のツケを思春期に取り返そうとする。
 最初は悪一つ、多くの人に触れて善になる。

 大人の矛盾を子供たちは感じている。
 比較して、叱るのは良くない。

 救ってくれたのは、非行だった。
 親を殺そうと思っていたから。

 1年半刑務所に入っていて、身元を引き受けてくれた社長さんは、「ご苦労さん」の一言だけであった。
 出会いによって人は変わる。

 子供たちは、真剣に向き合ってくれる親や大人を求めている。
 子供たちと同じ視点を持てば、自ずと問題は解決する。


  
 

 
 

 



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