
宍戸優香莉・伊藤紗絵子・真野奈優季・北村穂菜美の、おなじ専門学校に通う女子4人による初の展覧会。
宍戸さんは2カ月前におなじ会場で初個展を開いたばかり。すごいペースだ。
冒頭画像で、会場に立っているのが宍戸さん。この北海道美術ネットと別館で、作者が写してほしいって言うのは、とてもめずらしい。
「イラストレーター志望なので、この展覧会をきっかけに成長していきたい」
とは、彼女の言。
展覧会のタイトルにも、絵やイラストを構成する最初の要素であり原点である「線」をだいじにしていこう-という意志が込められているのだろうと思う。
しかし、単なるイラスト展ではなく、会場は、おもちゃ箱をひっくり返したかのようなにぎやかさに満ちている。

会場の中央に置かれた木の柱。下の物は、早逝した村岸宏昭さんの個展(2006年)で用いられていたものだという。
その上に、おなじような四角柱を、出品者4人が合作した。


下の画像3枚は、このギャラリー独特の「2階」。
壁を埋めつくすキャラクターのイラストは宍戸さんの作。奥の壁にあるコラージュは伊藤さん。これはもうちょっと間近で見たかった。
真野さんは「ぷかぷか」など、北村さんは「階段のてすりで朝」などを出品しているが、ちょっと見ただけでは、どれがだれの作品なのかはわからないし、展覧会自体があんまりそういうことを意図してないように感じた。
若い人のグループ展はたくさん開かれているが、はっきりいって、作品サイズが小さくてせせこましい-という傾向がしばらく続いているようだ(少なくとも札幌では)。エネルギーがあるんだから、これくらいとっちらかった感じのほうが若者らしくていいと思う。
このグループ展は、ネットUst中継もライブドローイングもしてないけど、平面だけにこだわらない柔軟性、キャラクター的なものへの近接、コラージュ手法の採用…といった面では、たしかに、いま話題の「カオス*ラウンジ」などとの「同時代性」を感じてしまう-といったら、言い過ぎだろうか。
2010年5月18日(火)~23日(日)午前11:00-午後7:00
TEMPORARY SPACE(北区北16西5)
■宍戸優香莉展(2010年3月)
・地下鉄南北線「北18条」から450メートル、徒歩5分
・中央バス「北18西4」から400メートル、徒歩5分(都市間高速バス「高速おたる号」北大経由でも通ります)
宍戸さんは2カ月前におなじ会場で初個展を開いたばかり。すごいペースだ。
冒頭画像で、会場に立っているのが宍戸さん。この北海道美術ネットと別館で、作者が写してほしいって言うのは、とてもめずらしい。
「イラストレーター志望なので、この展覧会をきっかけに成長していきたい」
とは、彼女の言。
展覧会のタイトルにも、絵やイラストを構成する最初の要素であり原点である「線」をだいじにしていこう-という意志が込められているのだろうと思う。
しかし、単なるイラスト展ではなく、会場は、おもちゃ箱をひっくり返したかのようなにぎやかさに満ちている。


会場の中央に置かれた木の柱。下の物は、早逝した村岸宏昭さんの個展(2006年)で用いられていたものだという。
その上に、おなじような四角柱を、出品者4人が合作した。






下の画像3枚は、このギャラリー独特の「2階」。
壁を埋めつくすキャラクターのイラストは宍戸さんの作。奥の壁にあるコラージュは伊藤さん。これはもうちょっと間近で見たかった。
真野さんは「ぷかぷか」など、北村さんは「階段のてすりで朝」などを出品しているが、ちょっと見ただけでは、どれがだれの作品なのかはわからないし、展覧会自体があんまりそういうことを意図してないように感じた。
若い人のグループ展はたくさん開かれているが、はっきりいって、作品サイズが小さくてせせこましい-という傾向がしばらく続いているようだ(少なくとも札幌では)。エネルギーがあるんだから、これくらいとっちらかった感じのほうが若者らしくていいと思う。
このグループ展は、ネットUst中継もライブドローイングもしてないけど、平面だけにこだわらない柔軟性、キャラクター的なものへの近接、コラージュ手法の採用…といった面では、たしかに、いま話題の「カオス*ラウンジ」などとの「同時代性」を感じてしまう-といったら、言い過ぎだろうか。
2010年5月18日(火)~23日(日)午前11:00-午後7:00
TEMPORARY SPACE(北区北16西5)
■宍戸優香莉展(2010年3月)
・地下鉄南北線「北18条」から450メートル、徒歩5分
・中央バス「北18西4」から400メートル、徒歩5分(都市間高速バス「高速おたる号」北大経由でも通ります)
会場では残念ながらお会いすることができませんでしたが、作品を見ていただけてとても嬉しいです。ありがとうございました。
また北海道美術ネット別館に遊びにきてくださいね~。
この度は来てくださって、真にありがとうございました。
これからも北海道美術ネットさん楽しみに拝見させて頂きます。
失礼します。
おじさんは礼儀知らずなので、びっくりして、感心しています。
これからもよろしくお願いしますね~。