
小谷さん、柴垣さんとも、日本水彩画会やグループ展などで積極的に水彩画を発表している方です。日本水彩画会北海道支部へのデビューは柴垣さんの方が早かったのですが、近年は小谷さんが、今年の新道展で佳作賞を受賞するなど精力的です。
冒頭画像の中央が、その受賞作の「ベンチ」。
中央から奥への視線誘導が巧みで、地面を走る白い光の線も効果的で、なかなか目を離すことができません。
左奥が明るく、白を残しているのも、うまいところです。
小谷さんによると、この絵のかなりの部分は「漫画墨汁」というタイプの、耐水性にすぐれた墨汁を用いているのだそう。
よく見ると、色数も乏しいのですが、決して水墨画的な味に走ることはなく、ちゃんと透明水彩の風景画として成立しているのがおもしろいところです。
ほかに
奥入瀬の夏
夏の百年記念塔
百葉箱
双湖台から
有明朝光
一月の森林公園
空の青さ
十勝連峰
晩秋の福原山荘
三日月
柴垣さんも風景画が中心。
ただ、なぜか「鉄人28号」なんていう絵があるのは、世代でしょうか。
刻:蒼天
刻:冬木立
刻:ありし日の水郷
水車小屋
ボノちゃん
刻:使者
法起寺春陽(奈良県)
富士拾景 河口湖(吉田博へのオマージュ)
刻:蒼穹(札幌市白石区)
(※ タイトルを一部訂正しました。すみませんでした)
「富士拾景 河口湖」は、明治大正期に米国で人気を得、近年再評価の著しい吉田博の画風を念頭に、フラットな塗りと輪郭線が特徴の、異色の一点です。
2022年8月31日(水)~9月5日(月)午前11時~午後6時(初日正午~、最終日~午後4時)
ビストロカフェ+ギャラリー オマージュ(札幌市中央区南1西5 プレジデント藤井ビル100)
過去の関連記事へのリンク
■第62回日本水彩画会北海道支部展 (2022年4月、画像なし)
■第64回新道展 (2019)
■第59回日本水彩画会北海道支部展 (2018、画像なし)
■小谷良 水彩画展―時をとめてVIII・季節の中で (2017、画像なし)
■第57回日本水彩画会 北海道支部展(2016、画像なし)
■日本水彩画会北海道支部50周年記念展 (2009、画像なし)
■第49回日本水彩画会北海道支部展 (2008、画像なし)
冒頭画像の中央が、その受賞作の「ベンチ」。
中央から奥への視線誘導が巧みで、地面を走る白い光の線も効果的で、なかなか目を離すことができません。
左奥が明るく、白を残しているのも、うまいところです。
小谷さんによると、この絵のかなりの部分は「漫画墨汁」というタイプの、耐水性にすぐれた墨汁を用いているのだそう。
よく見ると、色数も乏しいのですが、決して水墨画的な味に走ることはなく、ちゃんと透明水彩の風景画として成立しているのがおもしろいところです。
ほかに
奥入瀬の夏
夏の百年記念塔
百葉箱
双湖台から
有明朝光
一月の森林公園
空の青さ
十勝連峰
晩秋の福原山荘
三日月

ただ、なぜか「鉄人28号」なんていう絵があるのは、世代でしょうか。
刻:蒼天
刻:冬木立
刻:ありし日の水郷
水車小屋
ボノちゃん
刻:使者
法起寺春陽(奈良県)
富士拾景 河口湖(吉田博へのオマージュ)
刻:蒼穹(札幌市白石区)
(※ タイトルを一部訂正しました。すみませんでした)
「富士拾景 河口湖」は、明治大正期に米国で人気を得、近年再評価の著しい吉田博の画風を念頭に、フラットな塗りと輪郭線が特徴の、異色の一点です。
2022年8月31日(水)~9月5日(月)午前11時~午後6時(初日正午~、最終日~午後4時)
ビストロカフェ+ギャラリー オマージュ(札幌市中央区南1西5 プレジデント藤井ビル100)
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■第62回日本水彩画会北海道支部展 (2022年4月、画像なし)
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■第57回日本水彩画会 北海道支部展(2016、画像なし)
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