北海道美術ネット別館

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2022年8月28日は6カ所 ※人名訂正あり

2022年09月06日 18時51分56秒 | つれづれ日録
 書く順番が前後していますが、3連休最終日の8月28日は、前日に回りきれなかったところで、会期末が迫っている展示を中心に回りました。

 地下鉄東西線を円山公園駅で降りて、梅鶯堂円山で、勝水喜一展。
 釧路管内で、ひびや亀裂も含めた自然の風合いを生かした木工・家具づくりに取り組んでいますが、京都の大学で漆芸を学んできたとのことで、台状の皿の裏側にのこぎりによる凹凸を施した作品なども作るようになっていて、知らない間に作風が変わってきているようでした。
 この日で終了。

 2カ所目は円山展示室。
 初めて行きました。
 アクセサリーなどの4人展が、小さな室内で開かれており、会場にいた人に「古川さんなら今までいたのに」と残念がられました。

 ここで古書店に寄って「反芸術アンパン」などを入手した話はすでにしました。

 3カ所目は茶廊法邑 さ ろうほうむらで、写真展「あいろこいろ」。
 最近ちょくちょく開かれている抽象写真とでもいうべき10人の作品。山本真紀子さんと孫田さんが声かけ人というのがおもしろいところ。
(※この段落の人名を訂正しました。堀内さんではなく山本さんでした。おわびします)

 東豊線と南北線で中島公園へ。
 ギャラリー創で丹波シゲノリさんの白磁展。
 丹波さんは幻想性を漂わせるハスのようなオブジェなどで全国区の作家になっており、2025年上半期まで予定が埋まっているのだそうです。
 画家のYさんがうっとりじっくりと鑑賞していました。版画のIさんも来場。

 ト・オン・カフェで安藤瑠美写真展「TOKYO NUDE」
 ヌード写真ではなく、いっぷう変わった都市風景の写真。
 レタッチソフトを利用してビルディングの看板の文字などを消しているのです。


 中島公園から真駒内へ。
 
 
 GALLERY kamokamo で「きむらまい個展―さくさくと―」。

 多摩美大で日本画を専攻し、東京を拠点に活動していた画家・イラストレーターが、札幌に移って開いた個展。
 ウサギや家などが登場する童話の挿し絵のような世界。これが日本画の画材とぴったりマッチしていて、とっても心安らげる世界でした。

 ギャラリー巡りの最後にこういう個展を見るのは、悪くないなと思いました。


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