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北海道美術ネット別館

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2023年5月21日。札幌→小樽市新光→深川→札幌(1)

2023年05月22日 21時40分20秒 | つれづれ日録
 あれこれ不安材料はあったが、朝8時に出発。
 札幌駅バスターミナルから都市間高速バス「いわない号」に乗った。

 札幌・小樽間のバスにはもう何度も乗ったが、「新光」で降りるのは初めて。
 最終日の第3回 朝里川 桜咲く 現代アート展へ行くのだ。

 観光客が漠然とイメージする「小樽」は、実は市街地の一部で、電車で遊びに行く人には想像もできない住宅街が、旧市街の札幌寄りに広がっている。
 小樽築港から朝里にかけて、高台の上に平地があり、「桜」「新光」「望洋台」といった新興住宅街がある。
「新興」といっても、1970年代には開発が進んでいたから、もう古くなった家も多い。
 坂が多くて平らな土地に乏しい小樽であるから、住宅が周辺地区に広がるのは必然だろう。
 
 「新光」停留所から会場まで20分弱。
 ホームセンターや大型ディスカウント店が道道1号小樽定山渓線沿いに並ぶ光景は、どうにも小樽らしくない。

 会場のながら公園でY館長に会い、先週取材の約束を延期していただいたことをわびた。 

 帰りは「木工団地」から中央バスの朝里川温泉線に乗った。
 客が乗ったり降りたりし、住民に活用されている路線という印象を抱いた。
 
 「小樽築港駅」で降車。バス停から駅舎は100メートル以上離れており、しかも片側2車線の国道を渡らなくてはならない。

 駅舎の横に、小林多喜二の住居跡を示す小さな碑が立っていた。
 多喜二の実家は、ここから国道に少し寄ったあたりで、パン屋を営んでいたのだ。


(この項続く) 


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