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東川→旭川→深川。2024年5月24日に訪れたギャラリーは7カ所(1)

2024年05月25日 22時25分53秒 | 展覧会の紹介-現代美術
 Googleマップで検索すると、札幌の自宅から上川管内東川町まで2時間余りと出ます。
 自家用車を出すことにしました。

 結論からいうと、全くのうそでした(笑)。
 札幌から東川町まで3時間余りかかったのです。
 道央自動車道の、とくに札幌-岩見沢で、あちこちで工事のために速度規制が行われていて、通常よりも遅くなったのは確かですが、それにしても...。
 Googleマップ先生は、高速運転には途中休憩が必要なことなどを知らないのかもしれません。

 旭川北インターチェンジで高速道を下りて、東川町に着いたのはもうお昼近く。
 
 まず「せんとぴゅあI」のギャラリーへ。
 コレクションによる「椅子のいろは」展が開かれていました。
 いすの種類の説明のほか、チャールズレニーマッキントッシュといった有名どころが並んでいます。
 7月31日まで。

 となりのギャラリー2では、国内外の6人による「語り合う相手としての自然」-Conversing with Nature-
 キム・ボギョン(韓国・インチョン)、齋藤玄輔(旭川)、岩谷雪子(高知)、原井憲二(札幌)、レグラ・マリア・ミュラー(オランダ)、小塚康成(名古屋)の6氏です。
 ミュラーさんは氷河などの写真に刺繍をほどこした作品。
 齋藤さん「フクシマ」は、福島第1原発事故により避難区域となった福島県双葉町を2020年4月18日に訪れ、採集した植物を押し花にして、ライトボックスの上に載せカーボンインクを落としていった作品です。このほか押し花(押し葉)23葉も展示しています。従来の齋藤さんの方法論を引き継ぎつつ、新たな視点を導入しています。
 26日まで。
 
 「せんとぴゅあ II」に入ると、ロビーでかんたんな昼食をとっている人がいました。
 なんと、石狩の彫刻家川上りえさんです。
 
 この日からアートプロジェクト「FLAT and DYNAMISM 2024」の公開制作が始まっていたのです。
 公式サイトはこちら( https://higashikawa-town.jp/CENTPURE/news_event/detail/248 )。

 昨年、札幌・モエレ沼公園で展開した「FLAT and DYNAMISM」では、木々の同じ高さに青いチョークを付着させていましたが、今回は木があまりないため、せんとぴゅあ II から見渡せる建物の一定の高さ(120センチ)に青いラインを引くことにしたそうです。

 すでに、青いラインが壁やガラス窓に引かれていました。

 せんとぴゅあと、東川郵便局で、5月26、27、31日、6月1日に公開制作を行い、2日にワークショップを実施します。
 ワークショップは町民以外の参加も自由です。
 プロジェクトの会期は6月27日までです。

 昼食を先にとるかどうか迷いましたが、とりあえず町文化センターに足を向けました。



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