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北海道美術ネット別館

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2022年1月22日―東川へ、冬の旅(1)

2022年01月28日 07時12分00秒 | つれづれ日録
 昨年12月4日の端野・美幌・網走の旅に関する記事がまだ6本も残っており、年始の札幌・旭川で見た美術展についても書き終えていない段階で、また新たなシリーズかよと、自分でも思うのですが、簡潔にいきますね。
 全10回の予定。

 1月22日。
 札幌の写真家渡邉真弓さんの写真展を見るためと、関連行事であるトークセッションを聴くために、上川管内東川町文化ギャラリーへ日帰りの旅に出ました。

 朝8時。
 特急バス「北大雪号」に乗って出発。
 他の乗客は5人ほどで、それ以降の停留所(遠軽木楽館、丸瀬布、白滝)では誰も乗ってきませんでした。

 
 車内ではWi-Fiが飛んでいるので、スマートフォンでツイッターを見ているうちに峠を超えてしまいます。

(冒頭画像は上川町で車窓から見た石狩川上流)

 バス停「当麻とう ま 20丁目の時点で10分以上遅れており、旭川での接続が心配でしたが、終点の旭川駅前ターミナルに到着したのはほぼ定刻でした。
 ことしは全道的に積雪が多いのですが、旭川は平年並みで、道路の渋滞の影響が少なかったことも幸いしました。

 ただ、旭川駅前ターミナルで、次に利用する旭川電気軌道バス「75 旭川空港行き」の乗り場が分からず、ようやくバスを見つけて乗ることができたのは、10:35の発車寸前でした。

 東川へ行くだけでしたら、次の11:05の76番に乗れば良いのです。
 75番のバスを東神楽で降りて、野外彫刻を30分間ほどかけて探して回り、東神楽から76番に乗って東川に行くことにしたのです。

 バスは1条通りを走り、途中で右折します。
 バス通りにしては狭い道路なのが意外でしたが、「東神楽通り」と書いてあったので幹線道路なのでしょう。

 そのうち大正橋を渡り、神田比呂子さんの野外彫刻「トランペットの女」が車窓から見えましたが、とっさのことで写真は撮れませんでした。
 バスは、見覚えのある「ひじり野地区」を走ります。ここは、東神楽町の中で旭川市に最も近いことから、新興住宅街として家が増えています。
 ひじり野公園の横を通ったときは、遠くに、藤井忠行さんの野外彫刻が見えました。



 
  ひじり野地区をすぎた後は、だだっ広い農村地区が続きます。
 東神楽の中心部に入り
 「東神楽北1の西3」
で降車しました。
 東神楽バスセンターのひとつ手前のバス停です。

 閑静な住宅街のなかを歩き、まず、東神楽中学校へと向かいます。
 ここに野外彫刻があるという情報が、北海道デジタル彫刻美術館に載っていたためです。
 しかし、校門の附近には、記念碑しか見当たりませんでした。

 中学校でうろうろして時間が無くなり、東川行きのバスに乗り遅れでもしたら本末転倒です。
 あっさりあきらめて、役場のほうへと足を運びました。

 役場の周辺は「メモリアルパーク」という名称で、いくつかの野外彫刻があることになっていますが、筆者が訪れたときは、複合施設を建設するため工事中でした。
 フェンスのすき間から「ハーモニー」という大きな作品だけは見ることができました。

 メモリアルパークの向かい側は、メモリアルホールと称する図書館でした。

 中に入ってみます。



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