
5日は36.9度まで体温が上がった(と書かないと、このご時世、体温か気温か分からないのだ)のと疲れで、終日寝ていました。
6日。
ギャラリーエッセ(小林嵩史個展 生きづらさを描く~17歳の絵筆~)
→市民ギャラリー(第47回北海道平和美術展/第19回 書圏展・連立個展 群人展)
書圏展は、道教大で教壇に立った故辻井京雲さんの教え子たちによる書展。
詩文書が多く、漢字の大字もありました。
群人展は、書圏のメンバーから何人かを選んで、大作を3点ずつほど出品。
出品者の土井伸盈さんと、宮沢賢治作品について少しお話。潤渇の渇に大きくシフトした作品ですが「一回やってみたかった」とのこと。
平和美術展は200点を超える大規模な展示。ざっと見たところ、戦争や平和のメッセージを込めた作品はせいぜい2割で、あとは一般的な風景画や肖像画などが多い。
その2割にしても、ウクライナ戦争や台湾海峡の現況に触れた作品も、先の大戦における日本の加害について描いた作品は皆無。原爆ドームや沖縄戦、ビキニ核実験などを主題にしたものが多いです。
アマチュアの作品展にケチをつけても仕方ないのかもしれませんが、国際情勢に盲目なまま呼びかけられる平和とは、ついに観念的なものでしかないのではないかと思います。
→さいとうギャラリー(馬齢会展/小澤年博陶芸展)
馬齢会展は独立美術や全道展で活躍した故砂田友治さんの教え子による絵画展。
砂田さんの作品が2点。
→ビストロ・カフェ+ギャラリー/オマージュ (月月木堂 棚田裕美作品展)
→コーヒーギャラリー・クレメンテ(青舎又猫作品展)
→市資料館
→北海道科学大
ちょっと事情があって、地下鉄東西線の終点「宮の沢」駅から、ジェイ・アール北海道バスに乗り継ぎ、北海道科学大へ。
大学行きのバスもあったのですが、それより15分前に、大学の近くを通る山口団地行きのバス「宮42」が発車するというので乗りました。
ところがこの路線、いったん発寒駅の近くまで行ったかと思うと、ふたたび二十四軒・琴似通りに戻るなど、経路にジグザグが多く、やたらと時間がかかります。
「前田6条16丁目」で降りて、大学に着いたら、ちょうど15分後に宮の沢駅を出たバスがやって来るところでした。
やれやれ。
帰路も宮の沢駅行きのジェイ・アール北海道バスに乗りましたが、こんどは下手稲通りをひたすら進む路線で、かなり早く着きました。
→ギャラリー門馬(因幡都頼個展)
円山公園駅でバスを降り、循環線に乗り継ぎ。
「南11条西22丁目」から階段を上ります。
因幡さんは「現代の絵巻物」といったあんばいで、小さめの人物像を斜め上から俯瞰しておびただしく描いた「幸辛物語」などを出品していました。
作者によると、俯瞰というのは日本独特の視点で、西洋には少ない。それは、やはり神の視点だから忌避したのではないか、ということ。そして、複数の時間を盛り込める俯瞰の絵巻物にくらべ、西洋の一点透視図法というのは窮屈ではないかとも。
筆者はつい
「いや、それは、フランドルなどに高い山がないから、俯瞰の視点がないのかも」
などと混ぜっ返してしまいます。
啓明ターミナルまで降りてくると、中島公園のほうへ向かう山鼻環状線や、真駒内駅行きじょうてつバスはいずれも出た直後。
15分待って札幌駅前行きに乗り、駅前からバスに乗り換えて帰宅。
6日。
ギャラリーエッセ(小林嵩史個展 生きづらさを描く~17歳の絵筆~)
→市民ギャラリー(第47回北海道平和美術展/第19回 書圏展・連立個展 群人展)
書圏展は、道教大で教壇に立った故辻井京雲さんの教え子たちによる書展。
詩文書が多く、漢字の大字もありました。
群人展は、書圏のメンバーから何人かを選んで、大作を3点ずつほど出品。
出品者の土井伸盈さんと、宮沢賢治作品について少しお話。潤渇の渇に大きくシフトした作品ですが「一回やってみたかった」とのこと。
平和美術展は200点を超える大規模な展示。ざっと見たところ、戦争や平和のメッセージを込めた作品はせいぜい2割で、あとは一般的な風景画や肖像画などが多い。
その2割にしても、ウクライナ戦争や台湾海峡の現況に触れた作品も、先の大戦における日本の加害について描いた作品は皆無。原爆ドームや沖縄戦、ビキニ核実験などを主題にしたものが多いです。
アマチュアの作品展にケチをつけても仕方ないのかもしれませんが、国際情勢に盲目なまま呼びかけられる平和とは、ついに観念的なものでしかないのではないかと思います。
→さいとうギャラリー(馬齢会展/小澤年博陶芸展)
馬齢会展は独立美術や全道展で活躍した故砂田友治さんの教え子による絵画展。
砂田さんの作品が2点。
→ビストロ・カフェ+ギャラリー/オマージュ (月月木堂 棚田裕美作品展)
→コーヒーギャラリー・クレメンテ(青舎又猫作品展)
→市資料館
→北海道科学大

ちょっと事情があって、地下鉄東西線の終点「宮の沢」駅から、ジェイ・アール北海道バスに乗り継ぎ、北海道科学大へ。
大学行きのバスもあったのですが、それより15分前に、大学の近くを通る山口団地行きのバス「宮42」が発車するというので乗りました。
ところがこの路線、いったん発寒駅の近くまで行ったかと思うと、ふたたび二十四軒・琴似通りに戻るなど、経路にジグザグが多く、やたらと時間がかかります。
「前田6条16丁目」で降りて、大学に着いたら、ちょうど15分後に宮の沢駅を出たバスがやって来るところでした。
やれやれ。
帰路も宮の沢駅行きのジェイ・アール北海道バスに乗りましたが、こんどは下手稲通りをひたすら進む路線で、かなり早く着きました。
→ギャラリー門馬(因幡都頼個展)
円山公園駅でバスを降り、循環線に乗り継ぎ。

「南11条西22丁目」から階段を上ります。
因幡さんは「現代の絵巻物」といったあんばいで、小さめの人物像を斜め上から俯瞰しておびただしく描いた「幸辛物語」などを出品していました。
作者によると、俯瞰というのは日本独特の視点で、西洋には少ない。それは、やはり神の視点だから忌避したのではないか、ということ。そして、複数の時間を盛り込める俯瞰の絵巻物にくらべ、西洋の一点透視図法というのは窮屈ではないかとも。
筆者はつい
「いや、それは、フランドルなどに高い山がないから、俯瞰の視点がないのかも」
などと混ぜっ返してしまいます。
啓明ターミナルまで降りてくると、中島公園のほうへ向かう山鼻環状線や、真駒内駅行きじょうてつバスはいずれも出た直後。
15分待って札幌駅前行きに乗り、駅前からバスに乗り換えて帰宅。