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【告知】レオナルド・ダ・ヴィンチ もう一つの遺産(9月14日~11月23日) 釧路・芸術の秋1

2010年09月13日 21時14分47秒 | 展覧会等の予告
 「モナリザ」「最後の晩餐」で名高い西洋絵画史上最大の天才、レオナルド・ダ・ヴィンチ。
 彼の場合は真筆がきわめて少ないので、絵画作品が日本に来る可能性は低い(「受胎告知」1点が来たら大騒ぎだった)のですが、今回は、絵画ではなく、貴重な手稿や素描のファクシミリ版(精密復刻版)と、それに基づいて制作された模型の展示です。
 実物を発明するところまでは至らなかったとはいえ、パラシュートや印刷機、ヘリコプター、戦車など、彼の構想したものは数多くあります。
 そういえば、彼がノートに残したヘリコプターの構想図は、全日空のマークとして以前使われていましたね。

 有名な自画像のファクシミリ版も展示されるようです。

 なお、ルネサンスのマエストロ(巨匠)はファーストネームで呼ぶのがならわしです。
 「ダ・ヴィンチ」は姓ではありますが、要するに「ヴィンチ村(生まれ)の」という意味の冠にすぎませんので、「レオナルド」と呼ぶのが正解だと思います。


2010年9月14日(火)~11月23日(火)9:30am~5pm、11月1日を除く月曜休み(祝日は開館し翌火曜休み)
道立釧路芸術館(釧路市幸町4)

一般800円(600円)、高大生400(300)円、小中生200(100)円
かっこ内は親子割引(高校生以下の子とその親)、10人以上の団体割引、リピーター割引(平成22年度の展覧会チケット半券を提示)

●関連事業
ギャラリー・トーク「そして油絵だけが残された-ダ・ヴィンチ名作巡り」=10月17日(日)、31日(日)午後2時。寺嶋弘道同館学芸主幹による会場解説。要観覧券

鑑賞ツアー「理系×文系学芸員のダ・ヴィンチツアー」=10月24日(日)、11月7日(日)、14日(日)午後2時。釧路市こども遊学館の多胡孝一学芸員と芸術館の福地大輔学芸員が、レオナルド・ダ・ヴィンチ展会場を案内。要観覧券

2館共同開催 なるほど!アート塾「ピラミッド・世界-巨大な抽象美術-古代エジプト・ギリシャの遺跡から」=9月30日(木)午後2時。講師は寺嶋弘道同館学芸主幹。無料

2館共同開催 なるほど!アート塾「世界一上手な書! 弘法は筆を選んだ」=10月7日(木)午後2時。講師は角井千代絵・釧路市立美術館学芸員。無料

2館共同開催 なるほど!アート塾「世界の天才レオナルド・ダ・ヴィンチの生涯」=10月14日(木)午後2時、道立釧路芸術館(釧路市幸町4 http://ow.ly/2CilL)。講師は福地大輔同館学芸員。無料

2館共同開催 なるほど!アート塾「透き通る器 磁器・世界の戦い」=10月21日(木)午後2時。講師は瀬戸厚志釧路市立美術館学芸員。無料




・JR釧路駅から1.2キロ、約15分
・くしろバス「十字街」「十字街7丁目」から約5分

イタリア・ルネサンス三大巨匠素描展 -レオナルド・ダ・ヴィンチ、ミケランジェロ、ラファエロとその流派(2002年、札幌芸術の森美術館)


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