
7日(火)夕、買い物ついでに喫茶十字館に寄り、土屋悦子個展を見ました。風景画など。
8日(水)は小樽へ。
これは全6回のシリーズで掲載が続いています。
9日(木)は、前日1万8021歩も歩いたので休息。
10日(金)は10カ所回りました。
ギャラリーエッセで、13th「山と花の木版画」新田達也作品展。
会場で “You’ve Got Hide Your Love Away” に続いて “We Can Work It Out” “Day Tripper” が流れるので、そっちが気になってなかなか絵に集中できません(苦笑)。
「ビートルズがお好きなんですか」
と尋ねてみたら
「いや、そんなに好きってわけでもない。まあ好きだけど、かけているだけ」
との返事。
そのうちに曲は “Drive My Car” に変わります。赤盤のCDかな?(赤盤はビートルズ解散後に初めて出たベスト盤のうち活動の前半を収めた2枚組の通称。後半の2枚組は通称「青盤」)。
あれは真簾沼ですか? と聞くと、真簾沼ですという(札幌市南区の空沼岳登山道にある湖)。
「山登りやるんですか」
「いや、真簾沼に行ったのはもう40年以上も前の話です」
大雪山系やエゾノリュウキンカなどを描いた素朴な味わいの木版画は、ほとんど新作だそうです。
今年からギャラリーエッセのスケジュールが水曜から月曜に変わりました。火曜が休廊です。
同展は13日終了。
2カ所目は土屋グループ札幌ショールームで龍全水墨画展。
3カ所目は大丸画廊で「北の閨秀作家4人展」。
池田さやか、駒澤千波、城下八重子、谷地元麗子の4氏の日本画展。
池田さんはメルヘン調ながら甘さに流れず女性像をしっかりと描き、駒澤さんは木の枝の断面を支持体に鳥などを描写。城下さんは澄んだ色調の静物画などを並べ、谷地元さんは迫真の筆使いでネコなどを描いていました。
いずれも道展会員とあって手堅いですが、「閨秀作家」とはまたずいぶん古風な言い回し。
14日で終了。
フロアを下りて、7階ライフスタイル雑貨売り場で「Hokkaido アート展」。
いの上さや香(日本画、1992~)
葛西明子(洋画、1983~)
児玉陽美(陶芸、1989~)
mohi (油絵、アクリル、インク、1990~)
小林ちほ(切り絵、1993~)
yuzu (アルコールインクアート、1986~)
小夜子(油彩)
小島柚穂(染色、1990~)
koromi (デジタル絵画、1987~)
の10氏。全員北海道出身とのことだが、児玉さんと小林さん以外はよく知らない。
小島柚穂さんの染色がモノトーンで逆に目を引きました。
19日まで。
5カ所目はテラス計画で、2023年度シンクスクール制作コース最優秀賞受賞記念 優羽 個展「嘘つきな当事者」。
宗教2世・3世がテーマの映像とインスタレーション。当事者にとっては深刻な問題なのでしょう。
19日まで。
昼はそばの「F」。
千円以下のランチメニューがまだあることと、接客がてきぱきしていることで、時々行きます。
この日は、もつせいろ大盛り(950円)。
焼き鳥が1本ついてくるところが、この店らしいです。
食後のコーヒー付きですが、お昼時で混雑してきたので、ささっと飲んで退散。
6カ所目は、大五ビル3階の北海道文化財団アートスペースで駒澤千波展「はじまりの音」。
これは別項で紹介します。
2月19日までの平日のみ。
階段を下りて1階のギャラリー大通美術館で楢原武正展。
こちらは毎年新年恒例。
さすがの楢原さんも80代を迎え、物量で勝負のインスタレーションではなく、レタリング作品が中心になっていました。
19日まで。
さいとうギャラリーで日本画新春展。
「みなもの会」に属する伊藤ミチ子・尾崎絢子・佐久間澄子の3氏。手堅い出来で、3人とも絹本着色があったのが面白かったです。
12日で終了。
らいらっく・ぎゃらりいで高校生の絵を見た後、ふいに、また
「ここではないどこかへ行きたい病」
の症状が出始めました(苦笑)。
ホクレンビルの前まで歩いて北上し、定山渓行きのじょうてつバス「快速7」系統に乗り込みました。込んでいましたが、なんとか坐席を確保できました。
バスは快速なので、南4条から石山通に入ると、快調に飛ばしていきます(南6条の次は、7条、9条、11条を通過して南14条!)。
南14条以降は停車するたびに大勢の客が降りていきました。
「石山中央」で降車し、ぽすとかんに入りました。
ここで見た洞野志保版画展がとてもかわいらしくて、良かったです。
「紙版画展」と案内はがきにはありましたが、実際にはドライポイントやエッチングが多く、リノカットやコラージュ、手彩色を併用した作品もありました。
まるまるとした小鳥がセーターを着た「せーたー」、女の子の帽子から枝が伸びる「木枯らし」、止まっている鳥の腹にろうそくがともっている「雪灯ろう」など、かわいらしい中にもアイデアが光ります。
洞野さんは1977年北海道生まれ。小樽で銅版画教室に通っていたとのことで、森ヒロコさんに習っていたかもしれません。
スロバキア在住で、日本で絵本を何冊も出版しています。
20日まで。おすすめです。
「ぽすとかん」は軟石づくりの、昔の郵便局を改装した建物で、2階は喫茶店兼ギャラリーになっています。1階には軟石を使った小物などの販売コーナーもあります。
紅茶を飲みながら、のんびりとしたひととき。
他に2組、女性のグループがいましたが、静かな声で話していたので、あまり気になりません。
近くを流れる穴の川のほとりを散歩した後、真駒内駅行きのじょうてつバスに乗って帰りました。
8日(水)は小樽へ。
これは全6回のシリーズで掲載が続いています。
9日(木)は、前日1万8021歩も歩いたので休息。
10日(金)は10カ所回りました。
ギャラリーエッセで、13th「山と花の木版画」新田達也作品展。
会場で “You’ve Got Hide Your Love Away” に続いて “We Can Work It Out” “Day Tripper” が流れるので、そっちが気になってなかなか絵に集中できません(苦笑)。
「ビートルズがお好きなんですか」
と尋ねてみたら
「いや、そんなに好きってわけでもない。まあ好きだけど、かけているだけ」
との返事。
そのうちに曲は “Drive My Car” に変わります。赤盤のCDかな?(赤盤はビートルズ解散後に初めて出たベスト盤のうち活動の前半を収めた2枚組の通称。後半の2枚組は通称「青盤」)。
あれは真簾沼ですか? と聞くと、真簾沼ですという(札幌市南区の空沼岳登山道にある湖)。
「山登りやるんですか」
「いや、真簾沼に行ったのはもう40年以上も前の話です」
大雪山系やエゾノリュウキンカなどを描いた素朴な味わいの木版画は、ほとんど新作だそうです。
今年からギャラリーエッセのスケジュールが水曜から月曜に変わりました。火曜が休廊です。
同展は13日終了。
2カ所目は土屋グループ札幌ショールームで龍全水墨画展。
3カ所目は大丸画廊で「北の閨秀作家4人展」。
池田さやか、駒澤千波、城下八重子、谷地元麗子の4氏の日本画展。
池田さんはメルヘン調ながら甘さに流れず女性像をしっかりと描き、駒澤さんは木の枝の断面を支持体に鳥などを描写。城下さんは澄んだ色調の静物画などを並べ、谷地元さんは迫真の筆使いでネコなどを描いていました。
いずれも道展会員とあって手堅いですが、「閨秀作家」とはまたずいぶん古風な言い回し。
14日で終了。
フロアを下りて、7階ライフスタイル雑貨売り場で「Hokkaido アート展」。
いの上さや香(日本画、1992~)
葛西明子(洋画、1983~)
児玉陽美(陶芸、1989~)
mohi (油絵、アクリル、インク、1990~)
小林ちほ(切り絵、1993~)
yuzu (アルコールインクアート、1986~)
小夜子(油彩)
小島柚穂(染色、1990~)
koromi (デジタル絵画、1987~)
の10氏。全員北海道出身とのことだが、児玉さんと小林さん以外はよく知らない。
小島柚穂さんの染色がモノトーンで逆に目を引きました。
19日まで。
5カ所目はテラス計画で、2023年度シンクスクール制作コース最優秀賞受賞記念 優羽 個展「嘘つきな当事者」。
宗教2世・3世がテーマの映像とインスタレーション。当事者にとっては深刻な問題なのでしょう。
19日まで。

千円以下のランチメニューがまだあることと、接客がてきぱきしていることで、時々行きます。
この日は、もつせいろ大盛り(950円)。
焼き鳥が1本ついてくるところが、この店らしいです。
食後のコーヒー付きですが、お昼時で混雑してきたので、ささっと飲んで退散。

6カ所目は、大五ビル3階の北海道文化財団アートスペースで駒澤千波展「はじまりの音」。
これは別項で紹介します。
2月19日までの平日のみ。
階段を下りて1階のギャラリー大通美術館で楢原武正展。
こちらは毎年新年恒例。
さすがの楢原さんも80代を迎え、物量で勝負のインスタレーションではなく、レタリング作品が中心になっていました。
19日まで。
さいとうギャラリーで日本画新春展。
「みなもの会」に属する伊藤ミチ子・尾崎絢子・佐久間澄子の3氏。手堅い出来で、3人とも絹本着色があったのが面白かったです。
12日で終了。
らいらっく・ぎゃらりいで高校生の絵を見た後、ふいに、また
「ここではないどこかへ行きたい病」
の症状が出始めました(苦笑)。
ホクレンビルの前まで歩いて北上し、定山渓行きのじょうてつバス「快速7」系統に乗り込みました。込んでいましたが、なんとか坐席を確保できました。
バスは快速なので、南4条から石山通に入ると、快調に飛ばしていきます(南6条の次は、7条、9条、11条を通過して南14条!)。
南14条以降は停車するたびに大勢の客が降りていきました。

「石山中央」で降車し、ぽすとかんに入りました。

ここで見た洞野志保版画展がとてもかわいらしくて、良かったです。
「紙版画展」と案内はがきにはありましたが、実際にはドライポイントやエッチングが多く、リノカットやコラージュ、手彩色を併用した作品もありました。
まるまるとした小鳥がセーターを着た「せーたー」、女の子の帽子から枝が伸びる「木枯らし」、止まっている鳥の腹にろうそくがともっている「雪灯ろう」など、かわいらしい中にもアイデアが光ります。
洞野さんは1977年北海道生まれ。小樽で銅版画教室に通っていたとのことで、森ヒロコさんに習っていたかもしれません。
スロバキア在住で、日本で絵本を何冊も出版しています。
20日まで。おすすめです。

「ぽすとかん」は軟石づくりの、昔の郵便局を改装した建物で、2階は喫茶店兼ギャラリーになっています。1階には軟石を使った小物などの販売コーナーもあります。
紅茶を飲みながら、のんびりとしたひととき。
他に2組、女性のグループがいましたが、静かな声で話していたので、あまり気になりません。
近くを流れる穴の川のほとりを散歩した後、真駒内駅行きのじょうてつバスに乗って帰りました。