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冬の小樽ぶらり(5)ー2025年1月8日

2025年01月15日 15時33分00秒 | つれづれ日録
(承前)

 アナタニサマカフェを出てから訪れたのは次の場所です。

・小樽マリンホール
 ロビーに一原有徳さんの大きな作品や、彫刻などがあるので、見に行きました。
 いずれ、別項で紹介したいと思います。


・書店
 小樽を舞台にした朝倉かすみさんの小説『よむよむかたる』が直木賞候補になりました。
 この本を買うならやっぱり小樽の本屋さんでしょ!
…と思いましたが、いまはブックス左文字も工藤書店も小樽にはありません(どちらも伊藤整『若い詩人の肖像』には登場する)。
 駅前の長崎屋のなかに本屋があったはずだと思い、足を運びましたが、「Myojo」などの雑誌が1冊ずつ面陳されているだけで、書籍が一冊もないのです。あまりのさびしさに、これは…と驚きました。

 ほんとは道外資本の店じゃないほうがいいんだけどな、と思いつつ、向かい側のビル2階にあるK書店へ。
 まずまず大きな店だし、きっと平積みになっているだろう、と想像していたら、なんと、売り切れでした。
 
・サロン・ド・宮井
 花園銀座通りの入り口近くにある宮井額縁店の一角が画廊になっていて「新春展 北川稲谷 × 宮井保郎 書道・版画2人展」が19日まで開催中。
 北川さんは宇野静山に師事し、北海道書道展の会員。
 宮井さんはデカルコマニーという技法で、広がりのある抽象画面をつくります。以前より明度があがり、明るくなった印象を受けました。
 
 道新の記事によると、北川さんは92歳、宮井さんは87歳とのこと。すごいなあ。
 

 冒頭画像は旧衣斐質店。
 手前がタイムズの無人駐車場になっています。いつも車が止まっているので、こういう画像が撮れるのは珍しいと思います。






 こういう「普通のビル」が最近、なんだかいとおしいんですよね。
 普通といっても半世紀ぐらい前の建築だと思いますが。
 これは、小樽市男女共同参画プラザ。
 

 こちらは小樽市水道局。
 図書館の向かいにあります。


 さて、せっかくだから、ちょっと冒険して、これまで歩いたことのない街角に行ってみたいと思い、「本局前」停留所から、いちばん先にやって来たバスに乗ることにしました。
 われながら、何をやってんだと思うのですが、そこで着いた先は…。

(この項続く) 


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