
28日。
休み。
すこし寝坊。
札幌駅へ急ぎ、特急スーパーカムイに乗って岩見沢へ。
「iwamizawa90°」でSPIRAL 西田卓司展を見る。
同展は28日で終わりだが、ポップに塗り替えた外壁はしばらくそのままにしてあるそうなので、岩見沢へ行く人はぜひ立ち寄ってください。
帰りは特急列車に乗り遅れ、快速で札幌まで戻ってくる。
地下鉄南北線に乗り澄川で降車。タクシーで、札幌アーティストギャラリー「森のめぐみ」へ。

石狩在住の彫刻家川上りえさんが、9カ月間にわたる米国でのアーティスト・イン・レジデンスから帰国したので、その報告会が開かれた。
彼女が滞在していたのは、米メキシコ国境に近いエルパソの郊外。
レジデンス中は、彫刻家でもあるディレクターのアトリエにひとりで滞在していたが、テキサスエルパソ大にも通っていたそう。
大学では彫刻のほか、版画にも挑戦。ロードランナーという野鳥が走っている情景を描いた銅版画が、「森の…」の会場にも展示してあった。
9カ月の間には、エルパソの「olo gallery」で個展を開いたり、テキサス州北部ウィチタファルスにある美術館の庭園に1年間設置される立体の大作に取り組んだり、充実した日々をおくっていたよう。
ウィチタファルスに設置した作品「うねる大地」は、棒材をすべて鍛造して制作した、直径11フィートにもおよぶ作品。
olo galleryでの、錆びを使ったドローイングや、観覧者の参加型作品、鉄による石そっくりの立体なども紹介された。
エルパソはメキシコ国境に近いため、ヒスパニック系住民が多く、彼(彼女)たちの間ではスペイン語がふつうに使われていること、国境を越えて通学している学生も多いこと、バスや鉄道が発達しておらず毎日40分以上かけて車で通っていたこと(車は70年代のシボレーで、燃費が悪かったそう)などなど、興味深い話もたくさん聞けた。
近くにある、ホワイトサンドの砂漠の写真がきれいだった。
砂が真っ白なのだ。
川上さん、ありがとうございました。
いつもバタバタしてギャラリーからギャラリーへとかけまわっている筆者としてはめずらしく、ゆったりとした休日の午後のひとときであった。
夏の札幌はどうしても行事が集中してしまう。
きょうは、ほかにも、横浜美術館の学芸員によるレクチャーがあったり、吉増剛造展が始まって鼎談(ていだん)が行われたり、CAI02でオープニングがあったり、榎忠展でパフォーマンスがあったりしたようだが、筆者はこういうときは基本的に行きたいもののうちの「先着順」で行き先を決定することにしている。
以前、「札幌アーティストギャラリー」の催しが、ほかにやたらと行事の多い日に行われて苦言を呈したことがあり、今回はとても早くから連絡があったので、なおさらである。
29日。
大寝坊。
「白いスイーツ」を食べようと、きょう行くはずだった芸森(札幌芸術の森美術館)は断念し、ギャラリーエッセに寄ったあと、会社へ(日曜なのに仕事なのだ)。
休み。
すこし寝坊。
札幌駅へ急ぎ、特急スーパーカムイに乗って岩見沢へ。
「iwamizawa90°」でSPIRAL 西田卓司展を見る。
同展は28日で終わりだが、ポップに塗り替えた外壁はしばらくそのままにしてあるそうなので、岩見沢へ行く人はぜひ立ち寄ってください。
帰りは特急列車に乗り遅れ、快速で札幌まで戻ってくる。
地下鉄南北線に乗り澄川で降車。タクシーで、札幌アーティストギャラリー「森のめぐみ」へ。

石狩在住の彫刻家川上りえさんが、9カ月間にわたる米国でのアーティスト・イン・レジデンスから帰国したので、その報告会が開かれた。
彼女が滞在していたのは、米メキシコ国境に近いエルパソの郊外。
レジデンス中は、彫刻家でもあるディレクターのアトリエにひとりで滞在していたが、テキサスエルパソ大にも通っていたそう。
大学では彫刻のほか、版画にも挑戦。ロードランナーという野鳥が走っている情景を描いた銅版画が、「森の…」の会場にも展示してあった。
9カ月の間には、エルパソの「olo gallery」で個展を開いたり、テキサス州北部ウィチタファルスにある美術館の庭園に1年間設置される立体の大作に取り組んだり、充実した日々をおくっていたよう。
ウィチタファルスに設置した作品「うねる大地」は、棒材をすべて鍛造して制作した、直径11フィートにもおよぶ作品。
olo galleryでの、錆びを使ったドローイングや、観覧者の参加型作品、鉄による石そっくりの立体なども紹介された。
エルパソはメキシコ国境に近いため、ヒスパニック系住民が多く、彼(彼女)たちの間ではスペイン語がふつうに使われていること、国境を越えて通学している学生も多いこと、バスや鉄道が発達しておらず毎日40分以上かけて車で通っていたこと(車は70年代のシボレーで、燃費が悪かったそう)などなど、興味深い話もたくさん聞けた。
近くにある、ホワイトサンドの砂漠の写真がきれいだった。
砂が真っ白なのだ。
川上さん、ありがとうございました。
いつもバタバタしてギャラリーからギャラリーへとかけまわっている筆者としてはめずらしく、ゆったりとした休日の午後のひとときであった。
夏の札幌はどうしても行事が集中してしまう。
きょうは、ほかにも、横浜美術館の学芸員によるレクチャーがあったり、吉増剛造展が始まって鼎談(ていだん)が行われたり、CAI02でオープニングがあったり、榎忠展でパフォーマンスがあったりしたようだが、筆者はこういうときは基本的に行きたいもののうちの「先着順」で行き先を決定することにしている。
以前、「札幌アーティストギャラリー」の催しが、ほかにやたらと行事の多い日に行われて苦言を呈したことがあり、今回はとても早くから連絡があったので、なおさらである。
29日。
大寝坊。
「白いスイーツ」を食べようと、きょう行くはずだった芸森(札幌芸術の森美術館)は断念し、ギャラリーエッセに寄ったあと、会社へ(日曜なのに仕事なのだ)。