北海道美術ネット別館

アート、写真、書など展覧会の情報や紹介、批評、日記etc。毎日更新しています

2024年2月4日もギャラリー巡り

2024年02月04日 23時59分59秒 | つれづれ日録
 3日(土)は仕事だったので、ギャラリー巡りの続きをしようと思いましたが、4日は寝坊してしまいました。

 まず訪れたのが、大丸藤井セントラルのスカイホール。
 道教大岩見沢校の卒業制作展。再訪です(けっきょく修了制作展は3日終了だったので、行けなかった)。
 前回見る時間がなかった映像作品を一気に見ました。
 10時半を過ぎても場内は真っ暗のままで、すわっていた学生たちはおとなしくしているので、受付に行って上映を開始してもらいました。

 内心
「札幌国際芸術祭SIAF2024の高水準であろうプログラムに行かないで、地元学生の作品を見てるのって、なんか倒錯してないか?」
「いやいや、自分は地元の作品をウオッチするのがたいせつなんだ。もしかしたら、佐竹、大島、めばえ、広島…ら道教大が輩出してきた俊英たちの後継者に出合えるかもしれないではないか」
といった葛藤? がなくもなかったのですが、結果としては、「ユメコ」のような、まるで往年のPFF(ぴあフィルムフェスティバル)入賞作品のような映像作品を見ることができて、良かったです。
 油彩や書も力作ぞろいで、さすが岩教大の底力を感じました。
 
 
 ビストロカフェ+ギャラリー・オマージュで、三村紗栄子さん(油彩)と仲村うてなさん(日本画)の2人展。
 サンドイッチで昼食。

 1時からSCARTSスタジオで、札幌国際芸術祭SIAF2024のアルスエレクトロニカ・デーで「世界最先端のアニメーションに出会う!」
 小川ディレクターの解説のあと、5本を上映しました。
 字幕はすべて英語。最初の「DELIVERY DANCER'S SPHER」(Ayoung Kim)は、オートバイが大都市ソウルを疾走するスピード感の心地よさと、ウーバーに代表されるようなデリバリ労働の過酷さとが描かれた興味深い作品。
 次の中国からの短編「Funeral Play」は、死後の世界をちょっと昔のテレビゲームふうにユーモラスに描いた作品でおもしろかったです。

 3時からの座談会も「都市と自然」というテーマは興味がありましたが、SCARTSを含む中心部の人の多さに疲れていたので(さっぽろ雪まつりが4年ぶりフルセットで開幕し、世界中から観光客が押し寄せているのでした)、東西線に乗って琴似へ逃亡。
 客のいないカフェ北都館ギャラリーに寄って、コーヒーを飲みながら小林光人展を見ました(5日まで)。

 メトロギャラリーも見ましたが、作者名も展覧会・作品タイトルも会期もいっさい記されず、色鉛筆で描かれた絵画が並んでいるだけでした。

 地下鉄で中島公園まで行き、ギャラリー創で長谷川哲個展「HOME」を再見。
 初日に見たのですが、分からないことが多かったので、本庄さんにお話を聞いていろいろ腑に落ちることがありました。

 この日はここで終了。
 澄川駅のスーパーマーケットでパン、牛乳、アイスクリームを買って帰りました。

 展覧会は4カ所。
 2月に訪れたギャラリー・美術館は計11カ所で、映画や音楽プログラムも入れると14カ所となります。 


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。