老人雑記

生活の中で気づいた浮世の事

遊び  (俳句の巻)

2015-12-05 15:17:41 | 俳句
 晩年に差しかかっている私の日々。
うっかりすると、何もせずぼっけとしている。
しり取り俳句で半日ちかく遊ばせてもらっている。
好みがあったり、選句眼がなかったりするが良いと思った句を抜粋させてもらった。皆さん他にも思い入れの句があるだろう。もっとお気にいりの句があるに違いない。重々お断りをして、
最近の句から。

      句読点なき霜月の懺悔録    魁仙

      冬ぬくし花の型のそばぼうろ    霜月
      
      街中が動き出したる師走かな    てまり

      焼藷を包む求職案内版    らっこ
     
      両の手を思はず合す冬の虹    雲母

      見えそうな聖樹の下の包みかな    ぴのこ

     電飾の聖樹まばゆきホールかな    ミミ

      ポインセチアの鉢を並べて車寄せ    アネモネ

      大樹より鳥たちの湧く冬日かな    猫髭
          
室の花愛しているとインコ鳴く   よひら

      日記買ひゆつくり渡るアメリカ橋     妙


あくまでお遊び。
拾い忘れた句もあるかもわからない。
皆さん、それなりにそれなりの句を生んで、毎日を過ごされているよう。


      

        
コメント
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