真央ちゃん。
結果は世界選手権に出場がきまった。
良かった。
昨日の成績が6位と振るわなかったので、今日の演技に期待をしていた。
ジュニアの試合があったものがから、悪いけどあくびをしながら真央ちゃんの演技を待った。
最後から二番目の滑り。
期待をして、目を凝らして見る。
最初のジヤンプで転んだ。
ま、持ち直した。しかし
又も失敗。
もう見ていられない。
席を立って、テレビの前から離れる。
寝ている猫をおこして、抱きあげる。
猫は眠りを邪魔をされたものだから、
「ニヤオン」と怒ったように鳴く。
二階に上がり夫に
「真央ちゃん駄目みたい」と今滑っているけれど、胸が苦しくて見ていられないと告げる。
「一年間のブランクは大きいね」
真央ちゃんの、哀しい顔を見たくない。
ハラハラ、ドキドキして見るのが辛い。
昨日の成績から今日は巻き返して優勝して欲しいと期待をかけていた。
いつもシングルで失敗があっても、次の日のフリーで完璧な演技をして良い成績をおさめる。
今回も、それでやってのけて欲しいと思っていた。
最初の滑りを見ただけで、ああ、、、最後まで見ることができないと諦めてしまった。
若いスケーターには気の毒と思うし、大変に失礼だ。
皆さん、厳しい練習に耐えて、歯をくいしばって努力をしている。
だけれども、真央ちゃんの熱烈ファンとしては、貴女方には、華が少ないのです。
ジャンプも、失敗しないで、立派に跳んでみせます。 高さがないような、、、、。
身体が固く、しなやかさが足らないような、、、、。
等々、私がケチをつけているのは重々、承知しております。
きっと、日本中の大半の人はそんなところではないでしょうか?
体操のように、きちんと演技をこなし、その上にプラス何かが、スケートで舞うことには、求められているなではないかしら。
カラオケバトルなる、音楽番組があり、音程を狂わさないで、楽譜どおりに歌いそれに点数を付ける。
それで、高得点を取る勝負をする。
しかし、森進一、ほかにも歌手の人が自分のヒット曲を歌っても、どこか音程が外れている。
森進一の歌の味が、音程を狂わさずいくら素人が譜面どおりに歌っても、出せないのと同じく
真央ちゃんのスケエートのすべりにも、それが云えるのだ。
スケートの神様がいて、今日は真央ちゃんに舞い降りてきたそうな。
真央ちゃんの失敗が怖くて全部、見ることができなかった、気の弱い私。
勝負師にはなれない。
でもでも、真央ちゃんの演技は真央ちゃん曰く。
「今年、自分が一番納得できる滑りができました。」
ああ、本当に良かった。
真央ちゃん、世界選手権出場 おめでとう。!!