老人雑記

生活の中で気づいた浮世の事

クリスマスツリー

2015-12-23 19:58:23 | 俳句


 今年出会ったクリスマスツリー。
一番最初は、神戸のホテルのロビーで。
紅葉狩りにくると、早々と神戸は歳末の色になりかけていた。
       
      🍒    聖樹の灯同じ人恋ふ姉妹

      🍒    聖樹の街ゆつくりと押す車椅子



琴平のホテルのロビー。
飲み会に誘われて来た。



栗林公園の前にある小公園に飾ってあったツリー。

         🍒    歳晩やあちこち赤い色あふれ




三木町の図書館のツリー。
ここで夫と待ち合わす。本を読みながら。いい気分の図書館である。
司書さんの手造りの飾りを吊っている。



飛行場のロビーのツリー。
カウンターの女性がニコッと、ポーズをつけてくれる。
旅がしたい。

       🍒     ポインセチア立てば開ゐて自動ドア


飛行場の外の入り口。
地方空港であるから、人影はまばらである。
旅に出たい。

       🍒   電飾の白鳥舞へる氷の湖



我が家の手造りのちょっとしたクリスマスの飾り。
子供が小さかった頃は、ツリーに電飾を吊りさげ、それなりにクリスマスを祝った。

       🍒   サンタクロース障子に影のうつりをり

       🍒   クリスマスツリーに吊るす嬰の靴 

       🍒   クリスマスツリーで遊ぶ真夜の猫 

         


息子のマンションの玄関のツリー。

街に出れば、賑やかに イルミネーションが耀いているであろうが、しずかに、クリスマスソングを聞くだけか、老兵は。

        🍒    マイグラスの青い小鳥や聖樹の灯

        🍒    やんちゃな子おすまししてる聖歌隊

        🍒    聖歌隊カーテンを開け待ちにけり

        🍒    年つまる清算せねばならぬ嘘
コメント
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