老人雑記

生活の中で気づいた浮世の事

今年の決算

2015-12-30 18:26:23 | 俳句


 少し、もっと、物忘れがひどくなっている。

結社の一月号が送られてきた。
本を開くとき、いつも胸がどきどきするから、期待と不安がまいなぜになっていて、心臓に悪いといつも思う。

二か月ほど前、同人に推挙します。 新春の句を一句、送って下さいと便りがあった。
同人になったからって、何も変わらない。
お断りしようかと、考えていた。
同人て何?。
今まで所属していた結社では、直ぐに同人になった。
偉くも、実力が優れていたのでもない。
掲載される欄が単に、前のほうのページか、後ろのほうであるかの違いであった。

今振りかえると、どの結社の先生からも、大事にされた。
すぐ傍に先生はいらしゃった。
車に乗せてもらって、吟行に連れて行ってもらったり、特別に数人を集められて、
定期句会を開いてくださった。

天邪鬼の私は、大切にしてくださることに疑問がわく。
重荷になってくる。変なの ( ;_; )/~~~

今回は、はるかに遠い雲の上の先生。
ある期間、頑張って勉強したから、そろそろ同人にと、事務局の方で決めたのだろう。
先生は、頭脳明晰だから、私の名前は、投句用紙を見れば、憶えておられるだろうけれど、
全く知らないであろう。
一度も句会には、出席をしたことがない。
田舎から、細々と投句をしているだけである。
何の貢献もしていない。が、、、誰よりも結社を拠り所に、俳句生活をおくっている。
有難いことだけれど、同人て何?と思ってしまうのだ。
夫に、同人になりたいと思ったときに同人にして下さいと頼んでも駄目。
せっかく、同人にしてくれるのだから、同人にしてもらいな、と諭された。

全国的に一番著名な先生だし、実力もある先生だと、ミーハーに選んだ結社であった。
忘れていた。
厳しい教えに、特に全没になった時の、気持ちが萎えてしまうのは、自分が一番良く解っている。

まこと天邪鬼だな~。



俳句のモデルになる 姫 は寝てばかり。
椅子の上には、電気毛布の一番緩いスイッチを入れて敷いてあげている。
「オカンニャー」「オニャーン」
「お母さん、素直になりニャアーン」と語りかけてくる。

そうだね 姫。



一月号には、諸先輩に並んで、私の一句が載っていた。

         享けたるは猫に破魔矢よ恙なし    葉

心機一転、来年からも勉強します。
先生、よろしくお導きくださいませ。         
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伊勢志摩サミットのロゴマーク

2015-12-30 00:25:34 | 俳句


今日の新聞の一面は、
「慰安婦解決日韓が合意」
の見出しと記事で占めている。
私の舌足らずの、コメントで、誤解を受けるような言葉が飛び出してはいけない。けれども思っていることは、言いたいことはたくさんある。

良かった。一番近いお隣の国とは仲良くしなければならない。

韓国へは、何度か行った。
郷愁を感じる、日本の古い農村に似た町があった。

ホテルの窓から見下ろす街の灯は一晩中、消えることがなかった。
道路は、車の列が続き、光の帯が幾重にも連なっていた。

良く働く。これでは、日本はいつか追い越されるのではないかと思った。
男女を問わず、一生懸命働いていた。

ただ、世界が注目をしていた問題。
後になって蒸し返しても、世界のマスコミが報じた記事が残っている限り、歴史の証明はできる。今回は。



二面の隅に、来年五月の主要国首脳会議
「伊勢志摩サミットロゴ決定」の記事が載っていた。
全国の小中高校と特別支援学校の児童、生徒の応募作品から選んだそうである。

桜や青い海をモチーフにした、大分県の高校生の作品が選らばれた。
サミット参加国数の七つの桜の花びらが日の丸を囲み、背景で伊勢志摩の海を表現している。

すんなりと、美しい作品が決まって 本当に良かった。

オリンピックの、競技場とエンブレムはえらく味噌を付けてしまい、後味が悪い。
今でも、大臣の更迭だけの責任しかとっていないが、もっと、もっと、責任を取るらなければならない人がいるのではないか。
頭を坊主にして、もっともらしく反省した風を装っている、口から出まかせ男なんか、一番に身をひかなければならないのに、、、

私にとっての一日は、歳晩の忙しさを除いては平凡に送ることができた。
平和な一日だった。

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