老人雑記

生活の中で気づいた浮世の事

小春日和

2015-12-07 11:01:32 | 俳句


 「遼 国内メジャー初V」
新聞の一面を飾っている。
他の選手が、同じように優勝しても、こうは載らない。
私は、遼くんのファン。2位に5打の大差をつけ、国内メジャー初制覇などと、書かれていると、嬉しくなる。残念ながら、昨日はテレビの中継を見逃していまった。

池田勇太君の活躍に比べ、この3~4年低迷が続いていた。
同年の池田君の活躍に、ライバルとして胸のうちはいかがなものであっただろうか。
デビューの頃の少年、少年とした、顔だちから、成長して、たくましく青年の顔、と言おうか若獅子の感さえする。
「このゴルフが出来れば世界で戦えると思う。出来ると信じて頑張りたい」
ああ、頑張って下さい。
米ツアーでも、優勝トロフィーを高々と天に差し上げた姿を、一日でも早く見せて欲しい。
    


 昨日は一日じゅう黒い雲がかかって、見た目も寒そうだった。
今日は、風こそ冷たいが、ぱかぽかとお日さまがさして、 姫 は窓ガラス越しの最も暖かい場所を見つけて寝ている。

 窓から、海が見える。
向うに見えるのは小豆島。
肉眼では見えなかったのだが、写真には、貨物船が写っている。端っこには、一度宿泊したホテルも。

検索して出てきた句。
句集も出せないし、出す気もない。せめて、うたかとのように消える句であるからして、ブログに書いておこう。

      ☆彡   おもかげは夏野を駆けて駆けて犬
            山眠る間にプロポーズしてしまお
            陳列台低き魚屋冬に入る
            和菓子鋪に飾る鬼柚子紙風船
            被災地に通ふダンプや柿花火
            デカルトカント吾ちつぽけや冬の山
            霜の夜や無言電話の息はげし
            旅先から我が家に送る柳葉魚かな
            鼬罠夜も昼も鳴く烏骨鶏
            冬の暮れ楽を鳴らして灯油売
            火の恋しパッチワークのベッドカバー
            銀杏散る古い校舎の花頭窓 

 旅に出て心に眠っていた残像が、しりとりの中の文字や、地名から、浮かびあがってくる。
それを、句にする。だから、お遊びにうってつけ。
日記代わりになればいいのだ。
投句で選をされた、どうかに、こだわらないことにした。



コメント
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