山路を歩いていて、写真のような花を見つけた。
山を登って行く途中で下から見上げると遠目には、樹木全体に白い霞がかかっているような。
繭玉のようにも
雲のかけらが落ちてきて、木にひっかかったようにも
雪が積もったようにも
白い煙が棚引いているようにも
幻想的な花に思えた。
家に帰って、調べと、なんじゃもんじゃ トネリコ どちらか 判らなくなった。
なんじゃもんじゃ、は 一つ葉タゴの別名が。 、あんにゃもんにゃとも呼ぶらしいから、こう判明しない時は、(あんにゃもんにゃ)が一番的しているように思えてきた。
なんじゃもんじゃは モクセイ科ヒトツバタゴ属の一種。
トネリコを写真で見ると、たいして違いはないようである。
私的には、面白い名前 なんじゃもんじゃ のほうが俳句的でよい。
トネリコは モクセイ科トネリコ属。よく似ているそうである。
トネリコが複葉であるのに対しヒトツバタゴは小葉を持たない単葉れあるから「一つ葉タゴ」
そんなことから、私はこの花を なんじゃもんじゃ として扱うことにした。
水戸黄門さんが、この花を見て、名前を尋ねたら、黄門さんの言葉を聞きとれなかった農民が
「なん**じゃも**んじゃ」と黄門さんに、言葉を濁したことから、
「なんじゃもんじゃ」の名前が付いたとか。ほんとかな~。真偽はいかほどか。
🐤 なんじゃもんじゃ雲の落とせるかけらごと
🐤 なんじゃもんじゃ烟らせをりぬ湖の風
🐤 なんじゃもんじゃ渓を隔てて翳る山
🐤 なんじゃもんじゃいづれ他人に姉妹
🐤 なんじゃもんじゃ根方に犬の尿をり