コナサン、ミンバンワ!2009=平成21年9月も、拙ブログを宜しくお願い致します。
ご存じの様に、去る8/30(日)投票執行された第45回衆議院総選挙にて、従来野党第1党だった民主党が大勝、衆議院総数480議席中、安定過半数を超える308を確保して、鳩山由紀夫代表を先頭に、政権樹立への準備が進められている所。参議院にて同党が過半数に届いていない事より、国民新、社会民主の両党とも連立の形を取る様だが、各政策、特に外交安全保障のそれを巡り、予想通りと言うか、足並みが揃っているとは言えない状況の様だ。
この方面につき、民主党見解は、より積極的な国際貢献を行い、対外人員派遣にしても、より主体的に行いたい意向の様だが、自衛隊を海外に派遣したくない社会民主党は消極的。まあ予想できた事だが、絶対平和と非軍事路線にこだわる同党の病的なまでの一面が露呈した形だろう。まあ一頃「非武装中立」などと言う、あり得ない空想論を真に受けて実現を主張した旧社会党の流れを汲むだけに、今度は何を言い出すかと言った所はあるが、こういつまでも現実遊離した姿勢を取り続けていては、国民各位より「本当に政権を担えるのか?」と言った、より深刻な疑問を抱かれる事となりかねない。もう余り期待はしないが、もしできるなら、今からでも遅くはないから、少しでも現実を見据えた方向へと、舵を切るべきであろう。
国民新党については、社会民主党程には心配していない。まあ、場合により民主党への批判的姿勢も必要となろうが、少しでも強い協力関係を築いて行って欲しい。そうする事が、次の参議院選挙にての、民主、国民新の両党の躍進に繋がるであろう。
とに角、次の参議院選が行われるまでは、不安定多数の印象は免れない。連立与党は、思考面の立場も違うだろうし、取りまとめはこれまで以上の苦労に見舞われるかもである。民主党はそうした面も顧慮の上。新型インフルエンザ流行や、大規模水害発生などに備え、できるだけ早く周到に、新政権の具体化を進めて頂きたい。