前回の続きです。
鳩山民主・社会民主・国民新の連立政権は、曲がりなりにも発足した様に見えますが、やはり順調な滑り出しとは行かない様ですね。
北関東にて建設途上のダム工事の今後に代表される様に、地方の公共事業の進め方については、関係自治体など地元各位との綿密な打ち合わせが当然必要でしょうし、眼前の課題たる医療危機や出産・介護福祉の不安、教育保育の問題など、優先順位を見極めて対応を願いたい所です。
その様な中、ちとこの政権の今後に不安を残しかねない事態が露見しましたので、この場にて指摘しておきたく思います。
昨日の全国紙S新聞の電子版に載った記事ですが、以下引用させて頂きながら、この問題を考えたいと思います。
『頑固に「護憲」を掲げる社会民主党が、鳩山連立政権で早速足を引っ張り始めた。
同党きっての論客、辻元清美衆院議員の国土交通省副大臣起用を巡り混乱。
組閣翌日に副大臣辞任と言うハプニングが起きる寸前だった。同党は、衆参両院計12名の小世帯だが、外交安全保障政策だけでなく、政権運営面の好からぬ火種となりかねないドタバタぶりに、民主党よりは「付き合いきれない」とため息が出ている。
2009=平成21年9/18(金)国会、社会民主党控室にてのやりとり
辻元議員「(国交副大臣就任につき)やだ、やだ、やだ!」
A政策審議会長「そんなのダメ。やりなさい!」
辻元議員「F党首が閣議で署名しちゃってるんですよ。もう、どうしてくれるんですか。幹事長!」
混乱は、9/17(木)夜に始まった。M国土交通大臣よりTELにて副大臣就任要請を受けた同議員は、同党国会対策委員長である事を理由に断り、対応をS幹事長に一任した。
これを受け、同幹事長は(消費者及び少子化対策担当相でもある)F党首と協議を図るもTELが繋がらず、同党首は9/18午前の閣議で、辻元議員の名が掲載された副大臣名簿に署名してしまった。
F党首は、閣議後の記者会見にては、当初署名の事実を否定、後刻認めたが、なぜ辻元議員の意向を踏まえなかったのかは不明。
この件で社会民主党幹部は、9/18夜の副大臣認証式までに、閣議の決定を撤回させようと動いたが官邸サイドは拒否、S幹事長は国民新党幹部に「連立政権として、十分な意思疎通ができていない。」不満を表したが、最早白旗を上げるしかなかった。』
この下りを、皆様はどうお感じになりますか?私は正直な所「やはり、社会民主党は政権の一翼を担える器ではない」との見解に行き着かざるを得ないですね。
「連立政権として、十分な意思疎通を」と言われるが、それは「初めに相手に要求ありき」ではなく、不足を感じるなら、自らの方から改善への動きを起こすべきものでしょう。
「良くしよう」との動きを起こせば「打てば響かん」で、相手も初めてそれを理解し、協力してくれると言うものではないでしょうか。
そうした姿勢がないから、国民新党だけでなく、民主党よりもため息が聞かれるのでしょう。閣議にての辻元議員と社会民主党最高幹部諸氏との意思疎通が全くなっていない事にも、それが表れています。それさえまともにできずに、政権運営など到底覚束ない、と私は見ています。
党幹部同士の通信手段を、万一の場合に備え二重以上に完備する、安全努力を怠った党の不良姿勢も問題でしょう。
辻元議員は数年前、秘書給与に絡む詐欺容疑にて、刑事責任を問われた過去があります。幾ら故意ではなかったにせよ、自らの不徳に変わりはないと強く思います。又、近年では中東にて、自ら主宰の(所謂)平和運動一行の搭乗船を、対外派遣に反対しているはずの海上自衛隊護衛依頼を黙認するなど、その主張に大きな矛盾を生じている。この様な信頼性の低い人物に、副大臣の要職を担わせようとする、新政権の姿勢にも疑問を感じる所。
とりあえずやらせるのは、鳩山内閣総理大臣のご判断にもよるだろうが、問題を起こしたら、直ちに罷免する位の気概がなければ、真の国民の支持は到底叶わないと思いますね。*(日本)*
鳩山民主・社会民主・国民新の連立政権は、曲がりなりにも発足した様に見えますが、やはり順調な滑り出しとは行かない様ですね。
北関東にて建設途上のダム工事の今後に代表される様に、地方の公共事業の進め方については、関係自治体など地元各位との綿密な打ち合わせが当然必要でしょうし、眼前の課題たる医療危機や出産・介護福祉の不安、教育保育の問題など、優先順位を見極めて対応を願いたい所です。
その様な中、ちとこの政権の今後に不安を残しかねない事態が露見しましたので、この場にて指摘しておきたく思います。
昨日の全国紙S新聞の電子版に載った記事ですが、以下引用させて頂きながら、この問題を考えたいと思います。
『頑固に「護憲」を掲げる社会民主党が、鳩山連立政権で早速足を引っ張り始めた。
同党きっての論客、辻元清美衆院議員の国土交通省副大臣起用を巡り混乱。
組閣翌日に副大臣辞任と言うハプニングが起きる寸前だった。同党は、衆参両院計12名の小世帯だが、外交安全保障政策だけでなく、政権運営面の好からぬ火種となりかねないドタバタぶりに、民主党よりは「付き合いきれない」とため息が出ている。
2009=平成21年9/18(金)国会、社会民主党控室にてのやりとり
辻元議員「(国交副大臣就任につき)やだ、やだ、やだ!」
A政策審議会長「そんなのダメ。やりなさい!」
辻元議員「F党首が閣議で署名しちゃってるんですよ。もう、どうしてくれるんですか。幹事長!」
混乱は、9/17(木)夜に始まった。M国土交通大臣よりTELにて副大臣就任要請を受けた同議員は、同党国会対策委員長である事を理由に断り、対応をS幹事長に一任した。
これを受け、同幹事長は(消費者及び少子化対策担当相でもある)F党首と協議を図るもTELが繋がらず、同党首は9/18午前の閣議で、辻元議員の名が掲載された副大臣名簿に署名してしまった。
F党首は、閣議後の記者会見にては、当初署名の事実を否定、後刻認めたが、なぜ辻元議員の意向を踏まえなかったのかは不明。
この件で社会民主党幹部は、9/18夜の副大臣認証式までに、閣議の決定を撤回させようと動いたが官邸サイドは拒否、S幹事長は国民新党幹部に「連立政権として、十分な意思疎通ができていない。」不満を表したが、最早白旗を上げるしかなかった。』
この下りを、皆様はどうお感じになりますか?私は正直な所「やはり、社会民主党は政権の一翼を担える器ではない」との見解に行き着かざるを得ないですね。
「連立政権として、十分な意思疎通を」と言われるが、それは「初めに相手に要求ありき」ではなく、不足を感じるなら、自らの方から改善への動きを起こすべきものでしょう。
「良くしよう」との動きを起こせば「打てば響かん」で、相手も初めてそれを理解し、協力してくれると言うものではないでしょうか。
そうした姿勢がないから、国民新党だけでなく、民主党よりもため息が聞かれるのでしょう。閣議にての辻元議員と社会民主党最高幹部諸氏との意思疎通が全くなっていない事にも、それが表れています。それさえまともにできずに、政権運営など到底覚束ない、と私は見ています。
党幹部同士の通信手段を、万一の場合に備え二重以上に完備する、安全努力を怠った党の不良姿勢も問題でしょう。
辻元議員は数年前、秘書給与に絡む詐欺容疑にて、刑事責任を問われた過去があります。幾ら故意ではなかったにせよ、自らの不徳に変わりはないと強く思います。又、近年では中東にて、自ら主宰の(所謂)平和運動一行の搭乗船を、対外派遣に反対しているはずの海上自衛隊護衛依頼を黙認するなど、その主張に大きな矛盾を生じている。この様な信頼性の低い人物に、副大臣の要職を担わせようとする、新政権の姿勢にも疑問を感じる所。
とりあえずやらせるのは、鳩山内閣総理大臣のご判断にもよるだろうが、問題を起こしたら、直ちに罷免する位の気概がなければ、真の国民の支持は到底叶わないと思いますね。*(日本)*