Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

内閣支持率世論調査に見る 新聞報道の偏向

2017-08-28 13:23:32 | 社会・経済

2017=平成29年8月も後僅かとなり、日中の残暑は相変わらずだが、朝晩少しは気温が下がる兆候が見え始めた。すっきりとは晴れず、雲の多い空模様も、一定は関係しているかも知れないが。「暑さ寒さも 彼岸まで」との言葉もある。後十日もすれば、気温の状況も、多少は凌ぎ易くなっているかも知れず、それまで後少しの間、熱中症とかには注意を怠らない様にしたいものであります。

本題に入ります。昨日の拙地元紙 C新聞によると、安倍改造内閣の支持率が下げ止まった事を認めながらも、直前7月の支持率は最低レベルであったと指摘、投票行動分析の専門家も招いて「安倍一強を後押しする内閣支持の多くが、2014=平成26年後半辺りから『他に総理大臣の適任者が不在』との、消極的選択によっていた実態が分かった」としている。

① 第二次安倍内閣発足後の支持率は、平均約54% 高支持だった小泉内閣の同約50%をやや上回る。しかし・・「支持理由を見ると、前述の頃から脆さを内包していたと言える。第二次安倍内閣発足直後一年間位は、経済政策アベノミクスなどに期待する向きが全体の二割程あったが、次第に下落。代わりに『他に適任者が不在』との支持理由が増え、2014=平成26年4月頃から、最多の支持理由となった。以後漸増し、昨年5月には、全体の二割超に達し、今もこの傾向が続く」とする。不支持理由の多くは、当初の「経済政策への失望」から、次第に「総理の人物が信頼できず」に中心が移行。特に今夏前は、不支持理由の約27%に上った。所謂「森加計問題」や、「陸自海外派遣日報問題」が露見する前から、内閣支持は、前述の消極的消去法によるものだったとする。

②内閣改造後の支持回復の大半が、一旦離れた自民支持層が戻った事による。無党派層の多くが、内閣支持に転じたとは言えない。2014=平成26年からの、無党派層の内閣支持割合は、ほぼ三割から四割の間と見られ、有権者の約四割が、政策運営の状況によって、容易に内閣支持と不支持の間を往来する層で構成される模様。この夏前、40代、50代の中年層で支持率を大きく下げたのは、この様な政策状況への失望からの線が大きいとし「財源が限られる状況下で、政策的に、幅広い年代層を繋ぎ止めるのは容易ではない」としている。

③今月調査で「内閣が、最も優先的に取り組むべき課題」として上位二題を選ぶ質問では、景気・雇用が約37%、社会保障が同43%、少子化問題が同27%、憲法改正は約8%だった。支持率が不安定となった今、政権維持の為の政策と、政治目標たる憲法改正を同時に追求するディレンマに、安倍総理は悩んでいるのでは、と結んでいる。(引用ここまで)

今年の流行語に入りそうな一つに、相手の心情を慮(おもんぱか)る「忖度(そんたく)」と言う言葉があるが、こんな忖度ならする必要もなかろうに、と拙者などは思う。つまり「余計なお世話」と言う事だ。安倍現内閣支持に関する所でも「他に有力な適任者が不在」と言う事は、かねがね言われ、指摘されて来た事だし、前述記事には、正直何の新鮮味も感じない。そも「それなら、今日明日にも安倍大臣にとって代われる総理大臣候補を育てよう!送り出そう!」との、民進以下野党各党の本気度も、伝わって来ない。

月内で、党代表降板が決まった蓮舫女史を総理大臣候補に、などとする見方は、元より笑止千万だったが、報道メディアが本当に公正な立場なら、そうした野党の不甲斐なさをもっと責め立てても良さそうなものだ。だが、この所に関し、新聞、週刊誌、TVラジオのいずれからも、硬派な言動は現れて来ない。森加計問題の扱いにしても、特に後者などは、野党に不利な 加戸・前愛媛県知事の証言黙殺など、不公正な扱いが多くある。安倍政権を繰り返し批判論難する傍らでこの始末。ホント「偏向」の一言で片がつくレベルではないか。報道各社により、内閣支持率割合の数値に差があり過ぎるのも、不信と不興を買う大きな一因だろう。

今春からここまでは、嘘の情報を垂れ流す「フェイク・ニュース」なる現象も流行った。闘病中の、落語の名跡 桂 歌丸師匠の、根拠のない死亡説流布はその典型。発信元の人物は、度々の非難や中止要求にも、特段の反省も善処もしなかった様だが、こうした現象を招いたのも、結局は、新聞初め既成報道メディアの「自業自得」による所も大きい様だ。あるTV司会者が、番組中で「視聴者を混乱させる、フェイク・ニュースを許さじ!」との、語気強い表明をしたそうだが、その前に、己らが積み重ねて来た不心得の為に、そうした事件や問題が降りかかる事に、想いを致すべきだ。それができなければ、一度地に堕ちた既成メディアへの信頼回復は、それこそ容易ではないだろう。

今回画像は、今夏前 拙故郷近くのJR豊橋駅構内で捉えた、東海道・山陽新幹線試験列車「ドクター・イエロー」の様子。この日は、豊橋など途中駅をパスする「のぞみ号」の運転ダイヤによる検査に臨んだ様です。月三回位と言われる試験の内、少なくとも一回は、途中駅構内の、線路や電気系統などを調べる「こだま号」の運転ダイヤによる行程も組まれるとか。運転日時の詳細は、勿論我々一般人には明かされません。それは、企業秘密ですから・・

 

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