Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

旧来の「媚中」から抜けられないなら、連立与党公明は必要ない

2023-11-24 22:37:14 | 国際・政治
先日の事だが、大手教団・日本創価学会の池田大作・名誉会長の訃報を聞いた。一言の弔意は申すも、長年の中国大陸に対する媚びた姿勢はどうなのか?との一抹の疑問も拭えない所だ。

その創価学会と不可分な関係といわれる連立与党・公明の山口那津男・党代表が訪中、同国の幹部複数と会談の場を持ったのは既報通り。同代表としては、習 近平(しー・じんぴん)国家主席との会談を望むも調整は叶わなかった様だ。

前回触れた 情ない対中ジャイアント・パンダ貸出願いに加え、更に中共側からの法外な要求に含みを持たせた山口代表の行状には「最早国賊レベル」と憤る向きも少なくない様だ。全面同意とは参らずとも、拙者もその幾ばくかは理解する所。以下 昨日の読売新聞ネット記事を引用して、みて参る事に。

「公明の『親中路線』曲がり角・・接近し過ぎれば『宣伝に利用される』批判も」

公明党の山口代表は 11/22からの中国(大陸)訪問を通じ、党が長年築いた「対中パイプを生かし、存在感の発揮につなげたい考えだ。ただ 公明が維持してきた対中重視路線は、同国の覇権主義的な動きを背景に 曲がり角を迎えている。

「日中関係をさらに発展できるよう努めていきたい」

山口氏は 中国共産党の 蔡 奇(つぁい・ちー)中央書記局書記との会談後、記者団にこう語った。日中関係の改善に意欲を示したものだ。

公明は 日中平和友好条約発効 45周年にあたる今年の訪中にこだわってきた。年初から訪中の意向を伝え、8月下旬の訪中で調整していた。しかし 東京電力・福島第一原子力発電所の (事故)処理水放出に反発した中国(大陸)から直前でキャンセルされた。

それでも中国側との調整を続けたのは、公明が歴史的に同国と関係を築いてきたからだ。党の創設者で 11/15に死去した創価学会名誉会長の池田大作氏は、国交正常化前の 1968(昭和 43)年に「日中国交正常化提言」を発表した。これが 1972(昭和 47)年の国交正常化につながり、池田氏自身も 1974(同 49)年に中国(大陸)で 周 恩来(ちょう・えんらい)首相 (当時)と会談した。

1990年代以降、公明代表二よる訪中は定着した。山口氏も 2010(平成 22)年、国家副主席だった 習 近平氏と会談し、(新型)コロナ禍前 2019(平成31~令和元)年まで頻繁に中国を訪れていた。

中国側も嘉芸している。中国外務省の 毛 寧(まお・にん)副報道局長は 11/21の記者会見で「意思疎通や交流を通じた 中日関係の改善や発展を望む」と期待した。中国(大陸)にとっても 対日関係を重視する山口氏との関係は「最低限、維持しておく必要があるルート」(日中関係筋)とされる。

とはいえ 公明が伝統的に築いた「親中路線」は、台湾などに軍事的圧力を強める中国(大陸)行動で 岐路を迎えつつある。同国に接近し過ぎれば「中国側の宣伝に利用されている」との批判も招きかねず、党外交の限界を指摘する声もある。

こうした状況を 山口氏も意識している。8月には、中国と領有権争いを抱えるフィリピンを含む東南アジア諸国連合(ASEAN) 各国を歴訪し、党外交の「バランス」を図った。公明幹部は「中国との対話は丁寧に続けながら 同盟・同志国との連携も図り、地域の安定に貢献する道筋を探るしかない」と指摘する。(引用ここまで)

前出のジャイアント・パンダ貸出願いに加え、山口公明代表は中国大陸側から 福島原発事故処理水の海洋出しに関し 国際原子力機関IAEA の放射性物質検査モニタリングに加えて中国大陸独自の同様措置ができる様要求され、我国側の検討に含みを持たせる様な返信を行ったとか。

又 検討が進む我国産防衛装備品の海外移転話に懸念が表されたとの話も聞く。この両方に含みを持たせる様な返事でもすれば、我国は中国大陸から見れば「押せば屈する国」との印象を持たれ、前述の事共以外でも中国大陸側の都合で無理かつ理不尽な要求を次々に出されかねない懸念が大きくあろう。悪くすれば内政干渉級の要求も飛び出しかねない所ではないか。

詳しくは末尾の関連記事に譲る所もあるが、山口公明代表の今回訪中は 日本及び日本人の利益を大きく損ねる可能性をも孕む。与党自民はそうした所も詳細に把握を進め、状況によっては速やかに連立や連携の解消も視野に入れた上 今後の政権運営に当たるべきだろう。

我国を巡る安保情勢からしても、公明は もうその対応に当たる能力はない様に思う。今回画像も振り返り恐縮。先年訪ねた当地西郊、稲沢市内・祖父江地区の銀杏の色づき模様を。通る線路は 名古屋鉄道・尾西(びさい)線。以下に 関連記事をリンク致します。「私的憂国の書様」
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする