「ポッポッポ~ 鳩ポッポ~♪
票が欲しいか? そらやらぬ~♪
欲しけりゃ 自分で獲りに来い~♪笑」
コナサン、ミンバンワ! 今夜は、冒頭にくだらない替え唄を載せてしまい、済みませんでした。まあ冗談ではありますが、熱烈な民主党応援団員の方がいらしたら、どうかお赦しを。
さて昨日、第93代内閣総理大臣、鳩山由紀夫さんを長とする民主・社会民主・国民新の各党による連立新政権が発足しました。鳩山閣下には、一言祝辞を申します。ただ、その後に「YES BUT」の一言を付け加えさせるを得ないのが、些か残念な所ではありますが。
先日の、全国紙S新聞の記事によると、連立政権の政策合意に関するポイントを載せていましたので、それを引用しながら、この連立政権の印象を記してみたく思います。
「連立合意書案ポイント」
一、調整が必要な政策は、3党の党首級による基本政策閣僚委員会で議論し、その結果を閣議に諮り決める。
一、速やかに、緊急雇用対策を検討。
一、今回の政策担当期間は、消費税率を5/100=5%に据え置く。
一、郵政改革見直し法案は、速やかに作成し成立を図る。
一、年金記録問題の解決に、集中的に取り組む。
一、国と地方の協議を法制化し、地方に権限を大幅に移譲する。
一、緊密で対等な日米同盟関係をつくる。
一、沖縄県民の感情を踏まえ、基地の在り方を初めとする、日米間の課題の解決を図る。
一、日本国憲法順守を確認。憲法が保障する諸権利の実現を第一とする。
この文言を、皆様はどうお感じになりますか?
恐れながら申せば、この9項目は、悉く国民の人気取りを図った、金太郎飴的な印象を受けますね。表してはみたが、到底実現不可能な項目もある。
私が強く指摘しておきたいのは、やはり最後の「日本国憲法が保障する諸権利の実現」についてでしょう。
この項目は、護憲原理志向に拘泥する、社会民主党の児戯に近い無理な主張が通ってしまった印象を強く受ける。
主な定めだけで15以上ある、所謂基本的人権の同時実現など絶対不可能と申して良い。特に第25条「生存権」などはあくまで努力規定であり、法的権利とするには無理がある、との最高裁判所判例もある。又例えば第23条「学問の自由」については、我国の近現代史研究などにおいて、社会民主党や日本教職員組合に近い勢力などの妨害が生じているのは既知の事であり、「諸権利の保障」の姿勢など本当にあるのか、と疑いたくもなる。正直な所「良くもまあ、ぬけぬけとこんな事が書けるものだ!」と呆れ果てている次第。
事実とすれば、正に「恥を知れ!」の一言であります。予め実現できない事共は、初めから問題にすべきではありません。
それ以外にも、国際社会へ向けたメッセージが、この9項目だけでは明らかに不足だと強く思います。
米合衆国は、民主党がインド洋にての海自補給活動を来年初にて終了する意向である事を懸念し、それに続く貢献のあり方を問うている由。民主党は、社会民主党の反対を押し切ってでも、この事の具体的段取りを合衆国に対し、誠実に示すべき。
そうでなければ、欧米はもとより、アジア、アフリカやイスラム圏の諸国よりも、我国は信頼を得られない事になってしまう恐れがあります。
社会民主、国民新の両党はあくまでも内向きの言わば「井の中の蛙」。
国際社会と向き合った実績は殆どなく、それでいて五月蠅い出方だけは一人前。前者は特にそうで、鳩山閣下は、どうか社会民主党の出過ぎた所は徹底的に叩いて頂きたい。そうでなければ、祖国日本及び国民の真の利益とはなり得ないでしょう。
朝鮮民主主義人民共和国による日本人拉致事件と核疑惑に対しても然りで、こうした面は強い姿勢にて、連立をリードして行かなければなりません。これは、これまで我国の実権を握り占めて来た官僚勢力の、天下りなどの不良姿勢に対しても同様です。
医療危機、年金不祥事、希望の持てない状況より来る少子化への対応も大切だが、「世界の中の日本」と言う視点も併せて必要。できもしない「高速道路無料化」などは後日検討でも良いではありませんか。
全体のトータル・バランスに顧慮しながら限界性能にて頑張る「シュッポッポ政権」位は目指さないと、長期に亘る国民的支持は叶わない、と私は見ています。
せめて、後で「ざまぁ カンカン 鳩ポッポ!」などと揶揄されない様、各方面に強い取組みをお願いしたいものであります。*(日本)*
票が欲しいか? そらやらぬ~♪
欲しけりゃ 自分で獲りに来い~♪笑」
コナサン、ミンバンワ! 今夜は、冒頭にくだらない替え唄を載せてしまい、済みませんでした。まあ冗談ではありますが、熱烈な民主党応援団員の方がいらしたら、どうかお赦しを。
さて昨日、第93代内閣総理大臣、鳩山由紀夫さんを長とする民主・社会民主・国民新の各党による連立新政権が発足しました。鳩山閣下には、一言祝辞を申します。ただ、その後に「YES BUT」の一言を付け加えさせるを得ないのが、些か残念な所ではありますが。
先日の、全国紙S新聞の記事によると、連立政権の政策合意に関するポイントを載せていましたので、それを引用しながら、この連立政権の印象を記してみたく思います。
「連立合意書案ポイント」
一、調整が必要な政策は、3党の党首級による基本政策閣僚委員会で議論し、その結果を閣議に諮り決める。
一、速やかに、緊急雇用対策を検討。
一、今回の政策担当期間は、消費税率を5/100=5%に据え置く。
一、郵政改革見直し法案は、速やかに作成し成立を図る。
一、年金記録問題の解決に、集中的に取り組む。
一、国と地方の協議を法制化し、地方に権限を大幅に移譲する。
一、緊密で対等な日米同盟関係をつくる。
一、沖縄県民の感情を踏まえ、基地の在り方を初めとする、日米間の課題の解決を図る。
一、日本国憲法順守を確認。憲法が保障する諸権利の実現を第一とする。
この文言を、皆様はどうお感じになりますか?
恐れながら申せば、この9項目は、悉く国民の人気取りを図った、金太郎飴的な印象を受けますね。表してはみたが、到底実現不可能な項目もある。
私が強く指摘しておきたいのは、やはり最後の「日本国憲法が保障する諸権利の実現」についてでしょう。
この項目は、護憲原理志向に拘泥する、社会民主党の児戯に近い無理な主張が通ってしまった印象を強く受ける。
主な定めだけで15以上ある、所謂基本的人権の同時実現など絶対不可能と申して良い。特に第25条「生存権」などはあくまで努力規定であり、法的権利とするには無理がある、との最高裁判所判例もある。又例えば第23条「学問の自由」については、我国の近現代史研究などにおいて、社会民主党や日本教職員組合に近い勢力などの妨害が生じているのは既知の事であり、「諸権利の保障」の姿勢など本当にあるのか、と疑いたくもなる。正直な所「良くもまあ、ぬけぬけとこんな事が書けるものだ!」と呆れ果てている次第。
事実とすれば、正に「恥を知れ!」の一言であります。予め実現できない事共は、初めから問題にすべきではありません。
それ以外にも、国際社会へ向けたメッセージが、この9項目だけでは明らかに不足だと強く思います。
米合衆国は、民主党がインド洋にての海自補給活動を来年初にて終了する意向である事を懸念し、それに続く貢献のあり方を問うている由。民主党は、社会民主党の反対を押し切ってでも、この事の具体的段取りを合衆国に対し、誠実に示すべき。
そうでなければ、欧米はもとより、アジア、アフリカやイスラム圏の諸国よりも、我国は信頼を得られない事になってしまう恐れがあります。
社会民主、国民新の両党はあくまでも内向きの言わば「井の中の蛙」。
国際社会と向き合った実績は殆どなく、それでいて五月蠅い出方だけは一人前。前者は特にそうで、鳩山閣下は、どうか社会民主党の出過ぎた所は徹底的に叩いて頂きたい。そうでなければ、祖国日本及び国民の真の利益とはなり得ないでしょう。
朝鮮民主主義人民共和国による日本人拉致事件と核疑惑に対しても然りで、こうした面は強い姿勢にて、連立をリードして行かなければなりません。これは、これまで我国の実権を握り占めて来た官僚勢力の、天下りなどの不良姿勢に対しても同様です。
医療危機、年金不祥事、希望の持てない状況より来る少子化への対応も大切だが、「世界の中の日本」と言う視点も併せて必要。できもしない「高速道路無料化」などは後日検討でも良いではありませんか。
全体のトータル・バランスに顧慮しながら限界性能にて頑張る「シュッポッポ政権」位は目指さないと、長期に亘る国民的支持は叶わない、と私は見ています。
せめて、後で「ざまぁ カンカン 鳩ポッポ!」などと揶揄されない様、各方面に強い取組みをお願いしたいものであります。*(日本)*