Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

反核・原水禁運動まで翻弄する 左派容共勢力

2017-08-08 20:23:30 | 国際・政治

コナサン、ミンバンワ!前回記事で触れなかったが、拙者は、決して一昨日の広島、明日の長崎、両原爆忌を忘れた訳では決してない。

先の大戦 大東亜戦争こと太平洋戦争終盤、1945=昭和20年8月の6日と9日、広島に投下されたウラニウム型 長崎に投下されたプルトニウム型の両原爆が奪った、計30万を超える、一都市の滅亡に匹敵する多くの犠牲への大いなる弔意と、後遺症に苦しむ多くの方々へのお見舞いの意は、折々の拙主張 北鮮の日本人拉致事件と同様以上に、我々日本人の記憶に、永く留め置かれるべきものだ。本来なら、先日国際連合で採択された、核兵器禁止条約への参加も進んですべき事は承知している。

ただ、世界の軍事勢力均衡の事情から、直ちにそうはできない所も、一定は理解するものだ。しかしながら、我国政府の関連省庁は、何故その様な対応を取らざるを得ないか、その理由を、もっと根拠を明らかにして、国民市民の多くが得心できる様、説明努力を尽くすべきであるのも事実である。この点は、先の国家戦略特区関連の、森友・加計両学園の不明朗な便宜疑惑の問題とも共通するものがあると心得るのだが。

それらの事を踏まえた上で、本題に移りたい。一昨日の原爆忌、追悼会場の広島平和記念公園には、安倍総理大臣も当然参列、悼辞を詠まれたのだが、同じ頃、その周辺では、左派容共勢力の一派が、安倍政権退陣要求なる、原爆犠牲各位の追悼とはかけ離れたデモ行動の挙に出ていたとの話を聞いた。その少し前、太田元沖縄県知事の葬儀でも、参列の安倍総理に対し、会場で野次が発せられたり、周辺でのデモ行動があったと言う。全く、この挙に出た連中は、亡き方々を悼む場と「時と場合」を弁えているのか?と揶揄したくなるのも事実。こう言うのを「恥を知れ!」と言うのではないか。

戦後、市民レベルの運動から始まった、原水爆禁止運動は、それ自体には、拙者も異論の余地がないが、進め方に当たっては、左派政党の利害が絡んで、長年 国内での統一運動ができない状況が続いて来た。今回は、放置しては明らかに芳しくないのに、新聞やTVメディアが何の問題視もしない、この事共を、某ネット記事を引用して、見て参る事にしたい。

「原水爆禁止運動」

「核兵器に反対する民衆運動。1950=昭和25年、(スウェーデン王国)ストックホルム・アピールが、世界4億7000万人の署名を集めて、その端緒を開いた。1954=同29年3月1日、米合衆国の、ビキニ環礁水爆実験によって、我国漁船『第五福竜丸』が被害を受けると、東京都杉並区の既婚女性によるアピールと、広島の各種団体による署名運動をきっかけに、運動の規模が広がり1955=同30年8月6日、広島の第1回原水爆禁止大会までに3000万人の署名が集まった。大会後発足した、原水爆禁止日本協議会(原水協)により、毎年世界大会が開かれることになった。

しかし、1960=昭和35年の(60年)安保改定前後から、政治勢力各派の対立が表面化する様になった。そして1961=同36年に民主社会党(当時)、全労会議系の核兵器禁止平和建設国民会議(核禁会議)が結成され、1966=同41年には、1963=同38年の、米英ソ(当時)3国による「部分的核実験停止条約」の評価を巡って日本(にほん)共産党・平和委員会系と、日本社会党(にっぽん・しゃかいとう=当時)・総評系とが分裂し、後者による、原水爆禁止日本国民会議(原水禁)が結成された。以後、原水協と原水禁による、2つの「世界大会」が、広島を中心に開かれてきた。

しかし、1976=昭和51年末から、両者の間で再統一の動きが始まり、1977=同52年3月 (一旦は)合意に達し、同年8月、広島で統一世界大会が開かれた。だが、1986=同61年の大会を巡る両者間の対立と(再度の)分裂により、完全再統一の実現は、なお予断を許さない」(引用ここまで)。

前文中、60年安保改定直後の、最初の分裂は、「全ての国の核実験への反対を、運動の原則とすべし」とする旧社会党系勢力と、「社会主義圏の核実験は防衛的なもので、他と同列視すべきでない」とする日共系勢力の、解釈と主張の相違から来る対立によるものであった。「日本国憲法的」平和思考からすれば、ここは明らかに、旧社会党系見解を採るべきだが、旧共産圏の核武装に「ザル的」な日共系見解は「思想信条の自由」などを盾に、温存されてしまった。本当は、一枚岩の統一会派によるべき、我国の原水禁運動が「党派の利害や都合」による、不当とも言える介入で、一時期を除き、長らく分断されたままとなってしまったのである。

旧社会、現社民系の向き合い姿勢も、多分に理想主義的で「?」がつく代物だが、旧東側に甘い、日共系の姿勢も、勿論不良なものだ。この両者の思考は、世紀を越えた今も、大した変化はない様で、この為、本当は多くの国民市民の手中にあるべき原水禁運動も、意思統一がされないままであるのは、遺憾の一言である。

社・共両党の影響による分裂下でも、原水禁運動が継続された事を評価する見解もあるが、やはり「政党の都合」で、運動が分断された事実は否定できない所である。この事は、今、安倍自公政権一強に対抗すべく、小沢自由党代表辺りが模索の、四野党連携「オリーブの木構想」の実現が、やはり極めて困難な事と、どこか重なる印象がある様に思えてならないのだがどうだろう。原水禁運動は、一度政党の影響下を離れ、とに角「一番大切な事は何か」との国民市民視線に、もう一度立ち返って考える事が必要、と、拙者などは心得る。

今回画像は、過日、JR名古屋駅南詰で迎えた、東海道・山陽新幹線の先代の主戦 700系が、まだ最速列車「のぞみ」の毎日運用を担っていた頃の、東京方面から到着の模様。そう言えば今日午後、枢要な整備基地 浜松工場構内で、不名誉な脱線事故が発生。人的被害こそなかったものの、新幹線全体への信頼にも関わるだけに、事故原因の徹底究明と、強固で厳正な再発防止策の実行を願いたいものであります。

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危険!注意!「第四の権力」は「やっぱり」病んでいる

2017-08-06 14:45:47 | 社会・経済

「お前らは基地外か?」と、揶揄もしたくなるものだ。幾ら頭のおかしくなり易い、猛暑の折とは言え、報道メディアの失態や歪曲表現、個人秘密の漏洩、更に伝えるべき事実の秘匿・・などなど、余りに多過ぎやしないか。

一番目立ったのが、過日 安倍総理大臣が、渦中の加計学園理事長と、山梨県下での会食の折の個人情報漏洩だ。直接の問題は、安倍総理と加計理事長が利用された飲食店側だったのだが、その事をそのまま記事にしたのが、これも変更記事や捏造記事、各種失態にかけては朝日新聞勢力と並ぶとされる、東京放送TBS。果たして、放送倫理規定に照らして、内容を吟味検討した上での事だったか、大いに疑問のある所だ。

会食当日の会計の方法(安倍大臣個人のクレジット・カードによった由)を巡り、本来表にすべきでない、カードのランクなどまでが記事になったとかで、ネット上では大きな批判を招いている様だ。当該飲食店の評価(レビュー)欄にも、多くの批判が寄せられた様だが、それをそのまま伝えるTVメディアにも、当然の非があろう。否、反安倍政権的論調からすると、TBS側が、当該店舗の情報漏洩を煽った可能性さえあるだろう。当然踏まえるべき倫理や節度を守らず、踏み躙(にじ)ろうとする勢力に、時の権力を批判・揶揄する資格などない。正しく「第四の権力の暴走」だ。

これ以外にも、朝日新聞勢力による、丸川・前五輪担当相関連の記事捏造、必要の度を超えた、一部芸能人の不倫疑惑報道など、公正を疑う姿勢が目立つのも事実。拙的に最も不快なのは、代表辞任で空席となった民進党の、次期代表選候補に絡む表現だ。ほぼ毎日、目にするのは、枝野候補=リベラル、前原候補=保守との、いかにも決めつけた様な位置づけだが、はっきり申して、これは不正確だ。

枝野、前原両次期代表候補は、確かに平成初期、当時の日本新党で、小池現東京都知事と共に、細川元総理の下で、共に活動した履歴がよく放送されるが、枝野候補のその後の軌跡は、明らかに左傾しているとしか思えないもの。極左勢力との繋がりも指摘される、菅元総理大臣にも近く、現に旧民主党政権時代、同氏が官房長官を務めた菅~枝野ラインのあり様は、決して芳しいものではなかった。又、枝野候補自身も、極左過激勢力 革マル派との繋がりが指摘されたり、民進党内左派にも近い思考的立場と言われる。この様な人物を「リベラルである」とするのは、明らかに不適切だ。この様に言い立てる、メディアの恣意を感じずにはいられない。日本語を、もっと適切に用いてもらいたいものだが「確信犯」とも言える、メディアの制作・編集陣に、その様な謙虚な姿勢を求めるのは、無理無駄なのかも知れない。

以上、一部の例を挙げて参ったが、先の東京都議選と前後する、安倍政権の支持率低下を演出したのも、こうした不良不公正な、報道メディアの意図による所が大きかったとされる。新聞やTVの情報だけに頼る層を「情弱」と呼ぶそうだが、既成メディアの報道には、不良姿勢によるものが相当にある事を、見る・読む(と言うより、見させられる・読まされる)側の我々国民市民は、それら記事の正偽を見分けられる選球眼の様な知性を養うべきなのかも知れない。それと、そうした不良メディアを支えるスポンサー企業のあり様にも、注視監視を怠らない様にすべき。

先日、ある有力な保安セキュリティ企業が、朝日勢力のTV番組スポンサーを降板するのでは、との騒ぎがあった様だが、その正確な所は、結局伝えられる事なく、我々国民市民の前から不明朗に揉み消された。これこそ「国民の知る権利」を踏み躙ろうとする悪行だ。こんな不明朗な不祥事を起こすメディアに、基本的人権をどうこう言う資格など、初めからない。今回画像は、先年訪れた、新潟・山形両県境近くの、日本海の名勝「笹川流れ」近くの様子。良き気分転換の場であると共に、折々記す所だが「北」の悪行の標的となり、拉致された同胞各位の無事生還を祈る場でもありますね。

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「反差別」と「貶(おとし)め」は違う

2017-08-04 13:38:45 | 国際・政治

既報の通り、今月に入って東北、新潟を含む北陸も梅雨が明け、猛暑本番となった。現在、南方に台風第5号が控え、来週初めには、九州近くを通って日本海側に抜けそうな見通しだと言う。更なる風水害が懸念される所だが、同時に、通過後の猛暑も思いやられる所だ。引き続いての水分補給や、適度の冷房使用も視野に入れ、熱中症や脱水症状に陥らぬ様、用心を新たにしたいものであります。

さて本題。先日、ある知人のサイトで、この所頻発する北鮮による、弾道ミサイル実験に関連する、万一我が本土に着弾する事態を想定した防災避難訓練についての記事を拝見した。現状は、各自治体の判断で行われる様で、排他的経済水域EEZ中、着弾水域に近い、秋田県下での訓練がよく知られるが、その時の記事では、北関東で実施された時の様子が綴られていた。防災行政無線の放送のあり方など、経験が殆どないだけに、多くの課題もあった様だが、あろう事か、この訓練の最中、中止を要求する数名の者が現れ、進行を妨害した由。連中の言い分は「抗議行動」だが、国防上の正当な根拠で実施された訓練である以上、それは「妨害」に他ならない。

考えてもみられたい。間近に迫る、先月末などは、我が本土から、目視もできる僅か150kmの海域にまで迫り、しかも着弾数分前には、乗客多数を乗せた旅客機が通過した空海域に着弾しているのだ。最早、発射の目算が狂ったりすれば、我が本土が、いつ弾道弾の脅威に晒されてもおかしくない。「自国は自国民で守る」との大原則プリンシパルが、今こそ実践を強く求められているのだ。その様な時に備えた、大切な訓練に対し、明らさまな妨害を図る連中の魂胆は、日本及び日本人の「命の尊厳を守る」心に寄り添うものでない事は明白だ。

はっきり申せば、妨害を図った連中は、北鮮の工作員周辺の輩か、そのシンパと言う事だ。今後の状況推移にもよるが、場合によっては、ミサイル防災訓練は、必ず複数の警察官立合いの下で行い、もし、妨害の挙に出る者があれば、現行犯逮捕ができる様、法制度と現場態勢の整備を急ぐべきだろう。逮捕取り調べに際し、当該連中が黙秘などの抵抗の挙に出るとしてもだ。これが戦前なら、当該者がその場で殺処分されていた可能性は十分あり、これ位の厳しい措置で臨んでも、拙的には良いのでは、とも思うのだが。

もう一つ、これも知人のネット記事だが、保守側主催のデモ行動などに対し、カウンター(反対)勢力に当たる、反差別とかを訴える側が、中指を突き立ててアピールする、極めて不謹慎、不穏当な挙に出る者達が目立つと言う。これは、正当な反差別主張ではなく、我々日本及び日本人を貶める行為であるとの指摘がある。

これは、差別的言動 ヘイト・スピーチや人種的偏見 レイシズムに、正面から真摯に反対する者であれば、絶対にしない行為である由だ。

にも関わらず、その様な行為が横行しているのは、反差別などの運動が、大陸や半島の活動家共に乗っ取られてしまっている事を意味すると言う。つまり「正義を装った、なりすまし行為」と言う事だ。又、欧米初め諸外国からの旅行者各位に対しても「日本人は品性が悪い」事をアピールする為の貶め、つまり、ネガティヴ・キャンペーンに利用しようとする意図もあるらしいとか。

国際社会における、日本及び日本人の品格を貶めようとする、この様な「不良なりすまし行為」を認める訳には行かない。ミサイル防災訓練妨害を図った連中も、どうせ「同じ穴の貉(むじな)」だろう。健全な国際化と観光立国を目指す為にも、我行政と民間が知恵を出し合い、悪質不良な「なりすまし」の駆除淘汰を目指すべき。放置すれば、我国の安全にとり、大きな脅威ともなりかねないからだ。今回画像は、これも先年、某悪友の地元 岐阜・東濃のJR中央線にての、燃料列車の様子。冬場より減便こそすれ、山間の住民各位の生命線としての輸送が、敢然と続けられます。

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次期 民進党執行部は「終わりの始まり」だ

2017-08-02 19:56:43 | 国際・政治

2017=平成29年8月も、宜しくお願い致します。新潟地区を含む北陸と、東北地方も梅雨明けとかで、これからの全国的猛暑が思いやられる所。南海上にあって、進路の決まらぬ台風第5号の動向も、併せて注視したい所。適度の水分摂取や必要時の冷房使用などで、各位どうか、ご健康安全には留意されます様。

政治社会の方では、安倍現政権の内閣改造が進行中。既に、世耕経産相や石井国交相など、留任を含めた一部の人事が固まった様で、政権与党 自由民主党の役員人事と共に、明日には陣容が固まる事だろう。望む事は、ただ一つ。とにも角にも、今年前半の様な、失態や不具合のない様、堅実で信頼性のある政権運営ができる様、お願いしたい。一連の不祥事は、一部の不良な報道メディアによる捏造的工作による側面も、それはあろうが、過去には、そうした出方を凌いで乗り越えた政権がある事も事実。若手有識者の一部も称える、実績麺も大きい現政権だけに、最後までその力量(ポテンシャル)を発出できる様、安倍総理大臣以下主要閣僚各位の「力と思考」が試されている事を、ご理解願いたいものだ。

さて本題。折々、その政権与党と「(余り能のない)攻撃的批判」で対峙して来た第一野党 民進党にも転機が訪れている様だ。特に、朝日新聞一派の様な、左傾メディアはまともに伝えないので分り難い所だが、この転機は同党にとり、決して良きものではない様だ。先の東京都議選での敗北責任を取る形での、野田幹事長の辞任に続き、蓮舫代表も同様の道を辿る事に。まあ拙的には「代表辞任近し」の気はしていたのだが、時宜的には決して良好とは言えない様だ。

広く知られている様に、旧民主党が前身の民進党は、元々が保守勢力筆頭 自由民主党以上の「寄せ集め集団」 「リベラルから極左まで」と揶揄される通り、党内を纏めるのは至難の技で、歴代党首の代表で、これがまともにできた人物は、一人もいないのではないか。まあ、力量MAXと言われた、小沢一郎 現自由党代表でも不可能だったのだから「最早、誰がやってもダメ。不可能」との答えは出ている様なものだが。それでも、性懲りもなく 蓮舫女史の代表辞任を受け、又も代表選を行うと言うのだから、見ている方としては、最早「勝手にどうぞ」とでも申すしかないと思うがどうだろう。

次期代表選候補は、これも予想通りの、民主政権期に官房長官で、前党幹事長でもあった 枝野幸男衆議と、党代表や民主政権期に外相の履歴ある 前原誠司衆議が出馬を表明。後、一名位は名乗りを挙げそうだが、まあ「予定調和の顔ぶれ」と見て良さそうだ。枝野、前原両候補は、いずれも「脛に傷持つ身」である事も、見逃がしてはなるまいて。

民主政権期に生じた、東日本大震災の対応につき、菅元総理と枝野元官房長官の「菅~枝野ライン」のあり様は、決して芳しいものではなかった。東京電力福島第一原発事故に際しての、一時計画停電時、菅元総理のした事と言えば、己の選挙区だけは、停電対象から外していたとか。枝野元長官は、そうした菅元総理の不正を知りながら追認した。更に、最近の党運営にしても、某TV局の取材に対し、民進党内の意思の足並みが乱れているのを直視せず「党内は一丸」との見方を返していた。明らかな虚偽だ。報道メディアも、多くは共犯だ。枝野衆議は、明らかな左傾分子で、日共初め、革マル派など極左勢力にも通じる人物であるにも関わらず「立ち位置はリベラル」などと言い立てている。明らかに実態と異なる、詐欺的な表現だ。日本国憲法が保障するのは「国民市民を騙す自由」ではない。虚偽報道は、いい加減にやめてもらいたい。

前原衆議も、枝野衆議と立ち位置こそ違え、実態は似たり寄ったりの感がある。一度は代表の地位を担ったとは言え、党内の意思統一に失敗したから、退かざるを得なかったのではないか。最初の党代表の時に「できないものは、できない」との強い姿勢を、信念を持って示しておれば、今日までの無様な体たらくを晒さずに済んだかも知れないのだ。代表戦出馬は、それは自由意志によるが、残念ながら 結末は決して芳しいものではなさそうだ。

次期代表選につき、大きな影響力を持つのが、当地選出の有力者 元農相 赤松広隆衆議のグループだと言う。同衆議は、当初前原候補を推していたそうだが、途中から枝野候補との天秤に変わったんだと。その陰にあるのは、日共との「民共連携」へのこだわりだろう。岡田克也前執行部下で、民共連携を(強引に)進めたのは、赤松・枝野両衆議のグループだったからだ。ただ、無理に「夢をもう一度」を強引に進めると、前原衆議も属する保守勢力の、大量離党に道を開く事になるだろう。

既に、民進党保守勢力は、分党要求を表しており、一説では、蓮舫代表辞任も、保守勢力の要求を呑む形で現実化したと言う。次期同党代表は、枝野候補、前原候補のいずれが選ばれても、党分裂の危機を乗り切るのは困難だろう。今度こそ、以前から指摘されて来た「分党、解党」が、現実のものとなる可能性が大きくある。まあ、「次期代表は最後の代表」として、政党史に名を残す事位はできるかも知れないが。

今回画像は、先年の夏、当地東郊の岡崎・豊川両市境近くで捉えた、名古屋鉄道本線を、豊橋へ向かう特急「パノラマ・スーパー」の様子。以前から時折申している様に、この列車は現在、お色直しに当たる、更新作業に順次入っており、来年中辺りには、内外装を一新して再登場の予定。既に、一部の列車が作業を終え、名古屋本線他の各線に進出を始めています。昭和末期、画像の様な当初の姿での活躍も、もう後僅かです。

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