線翔庵日記



おまつり、民謡、三絃、名水、温泉、酒、そして音楽のこと…日々感じたことを綴ります。

県境

2006年10月01日 00時29分51秒 | 日々雑感
先週は富山の獅子舞を見に行った。長野からは国道147号線を北上して、新潟県糸魚川市に出る。そして富山県へは、行きには高速で向かったが、帰りには国道8号線をつかった。今回2ヶ所の「県境」を越えた。

この帰り道を運転しながら「県境」について考えた。富山県朝日町で温泉に入って、国道8号線を進んだのだが、この温泉の場所は文字通り「越中境」だ。この富山と新潟の境は、新潟らしいような富山らしいような…。新潟に向かうと、何となく「新潟」らしくなっていく。富山にいると「ます寿司」ののぼりや「たら汁」の看板が目につくのだが、新潟に近付くと「ヒスイ」や「地酒」の文字に気が取られる。これがさらに長野に向かうとスキー場だの温泉だの…という印象だ。

しかし、考えてみると、逆に長野から新潟へ向かえば「新潟」らしくなり、新潟から富山へ向かえば「富山」らしくなるのだろう。んん…県境あたりは一体どこなんだ!?なんて思ったりして…。


ここは新潟・富山県境の親不知子不知だ。昔から難所として知られる「天険断崖」を見渡してみた。この場所は、昔だけでなく今でも難所だと思う。
コメント
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