線翔庵日記



おまつり、民謡、三絃、名水、温泉、酒、そして音楽のこと…日々感じたことを綴ります。

能登の珍味

2006年10月15日 23時19分40秒 | 食べ物
先日石川へ行ったとき、泊まったホテルのすぐ横になまこやというお店があった。この店直営の料理店で食事し、はじめてなまこの「このわた」と「くちこ」を食べてみた。
特に「このわた」という、なまこの腸の塩漬けは鮮烈な味だった。ちょと高かったけどお土産に買ってみた。

味は…塩辛なのだが、食感も含めて独特。そして腸というだけあって、長い。コレは日本酒に合う。高いので大事大事に食べてみた。酒は、氷見で買った「曙」。

また買わなかったが「くちこ」も珍味だ。

くちこは、なまこの卵巣を干したものだが、やはり独特な風味。能登の場合、三角にして干すので、三味線の撥に似ていることから「ばちこ」ともいうそうだ。

大体、なまこが珍味。あんなグロな見かけの生物を初めて食べた人はどんな感じだったのだろう。そしてなまこの腸を塩漬けにして食べようと考えたのも、ある意味スゴイ。そして腸だけでなく卵巣を食べちゃおうというのは、スゴ過ぎ!(大体、なまこってオスメスがいるんだ…?)。

でも、こういう郷土の味、伝統の味というのはいいものだ。またいつか???
コメント (3)
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