線翔庵日記



おまつり、民謡、三絃、名水、温泉、酒、そして音楽のこと…日々感じたことを綴ります。

能登ツァー

2007年09月15日 12時53分28秒 | おまつり
この3連休は能登の獅子舞を中心に見学することに。
朝、松本を出て、安房トンネルを越えて、平湯へ。獅子も見たいが、せっかく平湯に来たので、まず「平湯の大ネズコ」見学。んんっ!でかい。続いて、旧神岡町を経由して、富山入り。あちこち寄り道をしたので、大沢野に到着したのが11:00a.m.。ちょっと先を急ぐ。
高速で富山I.C.~小杉I.C.と利用して、射水~高岡経由でまず氷見へ。それにしてもあまりにも暑く、温泉でも浸かって汗を流そう!っと、潮の香亭へ行くことに。海岸沿いを進むと、太鼓台発見!獅子舞やってるぞ!っとあわてて停車。ここは氷見市泊、【泊獅子舞】だ。ここで見ないと!っと思い、下車して見学。

入浴後、今回は石川の獅子と思ってたので、氷見から羽咋へ向かうことに。途中、獅子舞ミュージアムに寄って、氷見市森寺と上田子のDVDを購入。楽しみだ。
それにしても、泊からこのミュージアムに来るまで、3つの獅子舞の集団に出会った。もう氷見は面白すぎ(笑)

さて、羽咋入りしたら4:00p.m.過ぎ。羽咋でもいろんな獅子舞があるとのこと。ここでピカイチさんと合流。羽咋市内を巡る。

まず駅前に駐車して、稲荷神社の【旭町獅子舞】をちらっと見る。子どもがやっていた。小ぶりの獅子頭をカツカツとやっていた。何か愛らしい。
続いて羽咋市郊外へ。すると、やはり子どもたちによる獅子が多い。
有名な気多大社近くの【寺家(じけ)獅子舞】、浜辺近くの【一の宮獅子舞】を見る。その後、【鹿島路獅子舞】【柳田獅子舞】にも立ち寄る。

再び、羽咋市街地に戻ると、川原町の「川渡し神事」を見る。中央町の獅子が舞い、祇園囃子が奏するなか、神輿が行く。ちなみに《祇園囃子》のメロディは信州で聴けるのと随分似ていてビックリした。民俗音楽はタイトルが同じでもメロディが全然違う!ということも多いので…。

そしてこの神輿は川に降りて、船に乗せる。そして川に入った人の松明を先導にして神社前まで行ったり来たりする。幻想的な雰囲気だ。

次に、志賀町まで移動、【二所ノ宮獅子舞】へ向かう。ここで祭りと大樹のbuchiさんと合流。神社まで行って、「獅子殺し」を見る。獅子殺しは氷見、射水など越中系の獅子舞では、最後の演目として知られる。なかなか迫力があった。

さて、二所ノ宮の「獅子殺し」が済んで、深夜12:00もとっくに過ぎた。この時間なら、氷見ではまだ舞っているとのこと、羽咋から再び氷見まで移動。まず【上田獅子舞】へ。上田(うわだ)は、氷見市でも羽咋寄りの場所だ。これまた迫力のある「ヨソブリ」を見ることができた。

まだもう1ヶ所。【表泉獅子舞】だ。ここもまた雰囲気が違う。ここはテンポが速くて、♪ヨイヨイヨイヨイ…というかけ声が印象的だった。

ということで、初日は10ヶ所回れた。ホントにここら辺は、獅子舞の宝庫だ。そして、4:00a.m.就寝。
コメント (4)
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