線翔庵日記



おまつり、民謡、三絃、名水、温泉、酒、そして音楽のこと…日々感じたことを綴ります。

気がつけば12月も半ば…

2007年12月19日 08時47分00秒 | おまつり
あと2週間弱で12月も終わる。そして2007年も終わってしまう。はやいもんだ。

そして毎年思うのだが、師走は忙しい。そして遠山霜月祭。もうほとんど終わってしまった。残すは、12月23日の大町だけだ。

【大町霜月祭:猿】

どうも霜月祭へはなかなか行かれない。学生時代に2回、就職して5回だな。この大町は天皇誕生日ということもあって行きやすく、2回行った。上町や木沢等とは雰囲気もちがう。面形舞の「六方」という独特な歩き方が印象的だが、この歩き方は、天龍村の坂部の冬祭のなかの、水王様、火王様の歩き方に似た感じがする。

【水王様】

そういえば、和田系の霜月祭は笛がなくて太鼓だけである。大町もそうだ。
坂部の冬祭は基本的に笛と太鼓が使われる。しかし水王様、火王様だけは笛がなく太鼓のみになる。しかも歩き方が似てるし、太鼓も似た感じなのだ。天竜川をはさむが、何か神楽の伝承上、何かつながりがあるかな?
ちなみに坂部は大森山諏訪神社、大町は遠山天満宮だが、この地区の中心地・和田は諏訪神社で、普段はこの諏訪神社に面が保管されている。
そもそもこの地域の神楽は伊勢流の湯立神楽とともに、諏訪神楽の影響があるという。秋葉街道は諏訪と秋葉をつなぐ回峰ルート。諏訪つながりで、神楽の芸態にも共通点があるか?
コメント
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