線翔庵日記



おまつり、民謡、三絃、名水、温泉、酒、そして音楽のこと…日々感じたことを綴ります。

上信国境の熊野様

2017年10月15日 19時15分51秒 | 日々雑感
 10月15日は上信国境にある熊野様、信州=熊野皇大神社、上州=熊野神社の秋祭りだった。この神社のある場所は峠町。信州側は北佐久郡軽井沢町にあたる。久しぶりに出かけることにした。
 
 神社の石段、敷地の位置が長野、群馬にまたがっていることで知られている。神社名も、上記のとおり信州と上州でちがう。

 この三社の神社はパワースポットとしても知られる。信州側には「信濃の国」のネーミングのもとになったというシナノキの古木がある。

 この日は雨が降っており、また一面霧がまいていた。パワースポット感がハンパなかったな!

 さて、峠町といえば鳥居前の通りに並ぶ「力餅」の看板。これが名物である。特に、鳥居の真正面にある「しげのや」さんは、建物そのものが上信国境に建っている。

(画像の赤い線が現在の県境のライン)

 熊野様の祭りは11:00から。早めに着いたので、「しげのや」さんで休憩をすることにした。やはり力餅をいただくことに。

 力餅は大根おろし。それに碓氷峠の湧水のコーヒーをいただく。

 さて、お祭りは11:00から。秋の祭りは長野側が担当県。すべて信州側が取り仕切っていた。神事が終わったのが12:00、その後信州側の保存会による神楽が奉納された。関東風の神楽が演じられた。

 祭りが終わったのが12:45頃。神社を下るが、何かおしるしを…と授与所をのぞくと、熊野牛王符のデザインの袋が目に入り、即買い。


 さて、この場所は碓氷峠の旧道だ。神社近くに碓氷川水源地があることを知り、雨の中を行ってみた。

 石組みの水場が2つ。「水神」の碑が見え、また相馬御風の碑などが目に入る。ここは明治天皇御巡幸の折の御膳水として使われたとのことだ。

 続いて昼食。今度は「碓氷山荘」さんへ入店してみる。

 午前中も餅をいただいたのに、ご当地にあっては、やはり力餅とうどんのセットを頼むしかないな。

 今度は食後としてあんこを注文!

 食事をしていると、お店の方が「今日はお祭りなので…」と、特別にお煮物をサービスしてくださった。

 こういうのうれしい!そして、とても美味しかった!

 久しぶりの再訪、上信国境の熊野様。今度は5月15日の若葉祭りに来てみたいな!


 帰宅して…。
 「しげのや」さんで買ってきた力餅をお土産に。

 あんことくるみだ。

 今日は餅で満腹だ。

 
コメント
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