線翔庵日記



おまつり、民謡、三絃、名水、温泉、酒、そして音楽のこと…日々感じたことを綴ります。

富山・岩瀬界隈散策

2019年03月16日 16時59分46秒 | 日々雑感
 春になると富山へ行きたくなる(笑)この週末に出かけてみた。今回は富山市岩瀬地区へ行ってみた。

 岩瀬は江戸初期から日本海を行き来する北前船の港町として栄えた。川岸を背に北前船廻船問屋が立ち並んでおり、旧北国街道の街並みは、明治期に建てられた家屋が多く残っている。

 また港町・岩瀬から富山城下の中心地へ向かうのに造られた運河・富岩運河で知られている。


 古い街並みがよく知られ、こんなマップを手にして散策!


 しかし…あいにくの雨模様。それでも、北国浜街道沿いの森家には寄ってみようと出かけてみた。


 ここは、国指定重要文化財で、日本海で活躍した北前船の廻船問屋。中に入ると、ユーモアいっぱいの名調子の解説をお
聞きできた。

 さらに雨の中を歩く。

 
 気のせいか金融機関が並んでいる印象!?お金持ちの街なのかな。

 また、富山の銘酒「満寿泉」の蔵元、桝田酒造店がある。




 こういう街並みには本当に心惹かれる!

 さて、雨の中、うろついていると和楽器店発見!

 
 「しゃみせん楽家」さんだ。これはノーマークだったな~。三味線好きとしては迷わず入店。中に入り、ご主人とお話をすることができた。伝統的な三味線だけではなく、段ボールを使った「しゃみせんBOX」など、わくわくするようなオリジナルなものが並ぶ。

 三味線師範で演奏活動もしておられるご主人とお話すると、民謡ネタ、三味線ネタの話ができて、時間を忘れた。また、岩瀬といえば《岩瀬まだら》《岩瀬舟方節》を知ってはいたのだが…。先ほどの森家の展示にも《岩瀬まだら》があった。


 ところがご主人は、これらの民謡の保存会におられるのだ。この2曲を演奏までしていただいた。何とも楽しい一時であった。

 後ろ髪ひかれるような思いで、楽家さんを後にする。

 岩瀬は港町。富山湾を望む展望台も有名だ。


 天気が悪く残念であったが、またあらためて来てみたい場所だ。

 
 
コメント
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