線翔庵日記



おまつり、民謡、三絃、名水、温泉、酒、そして音楽のこと…日々感じたことを綴ります。

花祭の笛

2011年11月19日 21時51分28秒 | おまつり
11月から1月、3月の奥三河は花祭シーズン。

もう7~8年前になるであろうか、東栄町で花祭の笛を製作しておられる方のお宅へうかがったことがある。とても気さくに対応してくださり、花祭のこと、笛のことなどをお聞きすることができた。

笛は6孔と7孔のものがあり、花祭を伝える地区によってちがいがあるそうだ。
東栄町からも豊根村からも買い求めに来るという。素の竹のままのものや塗りで仕上げたものなどがあった。

笛の製作といえば、よく流通している獅子田の篠笛をよく見かけるが、獅子田よりはいくらか短い感じ。



自分も6孔と7孔のものを購入した。選ぶとき、何と!実際に音を出していいとのこと。笛など、ろくに吹けもしないのに、もっともらしく手にとって、何となく音の出しやすいものを選ばせてもらった。

その後、東栄町へもご無沙汰してしまった。どうしておられるだろうか。


ただ今、奥三河は花祭真っ直中。今日は11月第3土曜日、東薗目かな。ここは、自分が初めて花祭見学に行ったところだ。大変衝撃的な印象の土地だ(…と思って確認したら、東薗目は日曜日の朝からの開催にしたようだ)。


今年は行く予定が立たないが、また「花通い」に出かけたい。
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