浜田屋遼太

世の中のために何の役にも立たないブログ  お暇なお方は是非どうぞ(^^♪

天心

2018-01-29 | B級グルメ

料理をするといろんな音がする。

煮る、焼く、切る、たたく、混ぜる、それぞれの作業ごとにそれぞれの音が出る。

これらの音は自然に出る音であって、そこには何の作意もない。

カウンター式の店でチャーハンを注文すると、豪快な音がする。          

注文と同時に店主は、鉄の大きな中華鍋をガンとコンロの上にのせる。

次に油を入れて熱してジュー。

それを鉄のおたまで忙しく掻きまわしてガンガンガン。

そこへご飯と具を投入してまたガンガンガン。

終盤に近づくにつれガンガンがいっそう激しくなって、おたまについたご飯粒を叩き落すために最後に大きくガン。

そんなお店のひとつかな、出雲の天心です          

お食事処きんぐさんと同じ母屋で営業中         

初めて入店したが、夫婦仲良く楽しみながら商売してる雰囲気が伝わってくる、ほのぼのとした雰囲気のお店です。

チャーハンとは呼ばず焼き飯(並)510円         

味は醤油ベースで濃いめだが具材は至ってシンプル、量もパラパラ感も及第点。

地元の人に愛される店のようで、次から次に来店者有り。

焼きそばをオーダーする人が多いように思えたので、次は是非焼きそばをいただきたいと思ったしだい。

話を料理の音、ってことに戻す。

日本人だとなるべく控えめにということを考えるのだが、中華系の人はそういうことを考えない。

和食系はわりと静かで、刺身を切ってるぶんには音が聞こえてこない。

油が参加する中華系焼肉系は俄然賑やかになる。

音も賑やか、匂いもクンクン、食べる人種も賑やか。

 

かつては昔の日本の家の台所は、まな板で大根を刻む「トントン」だったが、いまの音は「チン」だけ。

でしょうか…

コメント
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