我々の世代は、一般的に言って食品の空洞に対しては、かなり批判的な世代である。
憎しみを持っていると言ってもいい。
かじったあとの内部のアンパンの空洞、カキフライの空洞、タイ焼きの空洞、いずれもそこに邪悪なものを感じる。
商人の阿漕(あこぎ)を感じる。
カレーパンの空洞にだけは、不思議なことにそうしたものを感じない。
カレーパンの空洞は、正しい空洞である。
善良性を帯びた空洞、そういうふうに思えてならない。
その空洞が美味しく、味がある。
カレーパンは紡錘形がよい
我々の世代は、一般的に言って食品の空洞に対しては、かなり批判的な世代である。
憎しみを持っていると言ってもいい。
かじったあとの内部のアンパンの空洞、カキフライの空洞、タイ焼きの空洞、いずれもそこに邪悪なものを感じる。
商人の阿漕(あこぎ)を感じる。
カレーパンの空洞にだけは、不思議なことにそうしたものを感じない。
カレーパンの空洞は、正しい空洞である。
善良性を帯びた空洞、そういうふうに思えてならない。
その空洞が美味しく、味がある。
カレーパンは紡錘形がよい
死後、スマホ決済サービスの残高などが家族に知らされないまま放置されている事例が出始めている。
「デジタル遺品」と呼ばれ、誰もが直面する課題になる。
残された家族が困らないように、スマホの画面ロックを解除できるパスワードだけでも残しておけば、10秒でできる終活だ。
これからの終活で重要なのは、デジタル遺品を残さないことかもしれない。