出雲大社から車で20分あまり走ると、出雲國神仏霊場第20番札所の日御碕神社があります。
鮮やかな朱色がふんだんに塗られた日御碕神社は、「日の本の夜を守る」命を受けた神社だそうです。
日御碕灯台にすぐ近く、潮の香りのする壮大な神社で、上の宮(神の宮)と下の宮(日沈宮)からなり、社殿のすべてと境内の石造建築物も含め、神社全体が重要文化財に指定されています。
上の宮には出雲神話に登場するスサノオノミコトが、下の宮には天照大神が祀られているそうです。
国宝の甲冑や重要文化財の宝物などもあり、出雲大社や美保神社と比べてもヒケをとらない立派な御社であります。
現在の社殿は、徳川三大将軍家光の命により着工され、370年あまりの月日が経っていて、桃山建築の美を残し、当地方では珍しい権現造りです。
こんな立派な神社やお寺が、僕の住んでる近くにあったなんて…
出雲神仏霊場巡りを始めて、初めて知りました。
一応ブログに書くからには、その霊場のことを少しは勉強します。
由来とかご利益、祭神、お宝などを知るにつけ、新発見したような驚きを覚えますね~。
今まで文化財など、一つも興味が無かったのに。
奧の深い世界です。