はなこのアンテナ@無知の知

たびたび映画、ときどき美術館、たまに旅行の私的記録

文化講演会『フェルメールとオランダ風俗画』聴講記録(3)

2007年11月22日 | 文化・芸術(展覧会&講演会)
 オランダ風俗画が当時の社会的倫理観を反映したものとは言え、描かれている人物像に<メイド>が多いのはなぜか?ヤン・ステーン《オウムに餌をやる女、バックギャモンをする二人の男と他の人物たち》  例えばヤン・ステーンの描くメイドと思しき女性像には、胸の谷間も露わに男性を誘うような雰囲気を湛えたものもある。 また、ヘーラルト・ダウの《タマネギを刻む女》で描かれている<タマネギ>は、当時「催淫剤」として認 . . . 本文を読む
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