はなこのアンテナ@無知の知

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ロンドンからの日帰り旅~コッツウォルズ(2)バーフォード

2006年04月06日 | 英国旅行(2010年春&2015初秋)

最初に立ち寄ったバーフォード(Burfotd)
ハイストリート(米語で言うところのメインストリート)。
食器や家具、小物、絵画などのアンティークを扱う店が
立ち並ぶ通りです。


旅行から戻って来て、いささか後悔しているのは、ここに
旅行記を載せるんであれば、もっと数多く、被写体もよく
考えて写真を撮るべきだったのかな、ということ。
ただ、それだけ旅行中、その場を楽しむことに集中していた
とも言えるわけで…例えば、こういうことはありませんか?
あまりにも美しい景色を目の前にして、
感動のあまり写真を撮ることも忘れ、
自分の網膜に焼き付けるかのごとく、見入ってしまうこと。
今さら後悔しても始まらないので、撮った分だけでもUPして
楽しかった旅行の一端をお見せできればと思います。

※コッツウォルズ地方を紹介するブログで、素敵な写真を
見つけました。ファームハウスに泊まる、という楽しみ方
もあるのですね。
カフェ薔薇うさぎへようこそ
実際にイギリスに住んでいた人による紹介記事も。
不便だからこそ、昔ながらの美しい自然や景観が残っており
ゆったりした時間が流れているのでしょうね。
【750日間限定】ロンドンで働く

列で案内を待っていたら、前の方からツアーガイドがやって
来ました。バイリンガルだと聞いていたので、てっきりイギリス
在住の日本人かと思いきや、目の前に現われたのは金髪
碧眼のイギリス人女性、シーラ・テームズさん。その口から
繰り出される流ちょうな日本語に、息子もびっくり。雰囲気
が料理研究家カーリー西条さんに似て、快活でよく笑う人。
後で聞いた話によれば、シーラさんはかつて仕事の関係で、
日本の池袋に6年間住んだ経験があるとかで、
その時に日本語をマスターしたのだそうです。

さて、私達が乗るバスは朝の交通渋滞のためにビクトリアへ
の到着が遅れ、予定の時刻から10分遅れの9時10分に、
コッツウォルズ地方に向けて出発したのでした。

ロンドンを出てひたすら西に向かって走ること2時間。バスは
11時10分に最初の目的地バーフォードに到着。私達ツアー
客はシーラさんの案内のもと、駐車場から10程歩いた通りの
裏手にあるバプテスト教会へと導かれました。


空に突き刺さるような尖塔と、緩やかなカーブを描く窓。
ゴシック様式とロマネスク様式が混在する古い教会です。
写真には写っていませんが、門を入ってすぐのアプローチは
墓所になっています。どの墓も古く苔むして独特の雰囲気を
湛えていました。


かわいくないですかね。その時は「買い」と思ったのですが。

教会の向かって右手に小さなアンティーク・ショップがあり
少し覗いてみました。皿、小物類、絵、昔のブリキ缶や看板
刺繍が美しいクションなど、いろいろありますが、まだ旅は
始まったばかり。その価格が妥当かどうかの見当もつかず、
ただザッと見るだけにとどめて、足早に駐車場へと向かっ
たのですが、またまた駐車場の手前の台所用品の店が目に
止まり、中に入ってしまいました。牛の頭部の絵柄、形を
したミトンがセールになっていて(6.95£が1.95£)、
かわいかったので思わず買ってしまいました。

去り際にもう1枚パチリ。曇天の下、この地方特産のライム
ストーン(石灰岩)でできた家並みが続く。これが、独特の
ハチミツ色の、どこか懐かしい風景を作り出しているのです。


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