はなこのアンテナ@無知の知

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エアコン室内機からの水漏れ(T_T)

2011年07月08日 | 日々のよしなしごと
 我が家のLDKのエアコン。マンション購入時に最初から備え付けられていたS社製エアコンを使用から12年で、T社製のお掃除ロボット付きのエアコンに買い換えた(シャンパン・ゴールド色で、スッキリとしたデザインが、とにかく素敵meromero)

 古いエアコンが特に壊れてしまったわけではないが、とにかく利きが悪くなった。そのせいか、年々、電気代も嵩むようになったので、この10年の間にエアコンの省エネ性能が格段に向上したのは買い換えマインド?を刺激したのかもしれない。実際、買い換えてから、盛夏の電気代が2,000~3,000円程安くなった。

 ところが、である。使用3年目の夏の使い始めに突然、風の吹き出し口やエアコンと設置壁の間から水が漏れだした。滝のように流れるわけではないが、水滴がポタポタと滴り落ち、みるみる床が濡れた状態になった。

 とにかく原因が分からない。取説で調べたメーカーの修理センターに問い合わせるも、時節柄、修理依頼が殺到しているとかで、修理担当者を派遣できるのは早くても1週間後と言われた。おかげで、(まだ買ってから間もないのに!)原因不明への不安と、猛暑の中、エアコンなしで過ごさなければならない不快さとで、散々な一週間を過ごした。

 いざ修理担当者が来て実際に行った作業は、室内機のカバーを外して、1L入りのペットボトルに入れた水をドレンホースに勢いよく注ぐ、と言う非常にシンプルな(と言うか原始的と言うかbikkuri)方法だった。彼が説明するには、ドレンホース詰まりの可能性があるとのこと。これは室内機の水漏れの原因として、最も疑わしい原因のひとつらしい。

 確かに室内機からホースに水を流し込んだ後、僅かながらヘドロ状のものが、外側のホースから出て来た。これが詰まりの原因だったのか…?実際、効果はあったようで、以後、水漏れはピタリと止まった。

 しかし、以前の機種では、この種のトラブルは12年間に一度たりともなかった。今回、購入してまだ3年目で、エアコンの経年劣化が原因とは考えにくい。修理担当者も、ドレンホースの詰まりの原因については判らないと首を傾げ、また、まだ新しいので修理代金は不要だと言った。じゃあ、来年も同様のことが起きたらどうしたら良いの?

 そして1年が巡り、先日、エアコンを使い始めてから暫くして、またもや突然に水漏れが始まった。あー来たか、と思った。お掃除ロボット付きなので、素人が簡単に中は開けられない(→当然、覗けない)構造になっているらしい。しかし、また修理を頼むにしても面倒だ。今度はそれ相当の修理代を請求されるに違いないと思うと、もう憂鬱で仕方がなかった。

 とりあえず、この1年で何か新しい情報が出たかも知れないと思い、ネットを検索したところ、「ドレンホースクリーナー」なる装置があることを知った(ただ単に私が知らなかっただけ?hekomi)

 送料含めて4,000円程度で買える(この価格を高いと見るか、安いと見るかは人によって分かれますね。しかし、数多ある取扱店では、ここのショップが最安値だった)。幾つかのメーカーから類似品が出ていたが、最もユーザーレビューの数が多く、評価の高い商品 ドレンホースクリーナーSF-300をネット販売で取り寄せてみた。形は大きな注射器のよう。長さは約40㎝で、尖った先端を外側ホースの口に装着し、反対側の丸い取っ手を水鉄砲や注射器の要領で引く、と言う物。

 それが今朝届き、早速、装置本体に印字された使用法で、外のドレンホースの先に装着し、水鉄砲や注射器の要領で吸い上げたところ、ものの5分ほどの作業で、ヘドロ状の汚れと水が流れ出て来た。昨年のペットボトル水での作業より、量は明らかに多かった。こちらの方が目に見えて効果があった。

 作業から6時間経過したが、今のところ水漏れはなく、エアコンは順調に稼働している。

◆参考サイト:エアコントラブル相談室《水漏れトラブル》

 因みに先日、夫の職場の昼休み時間に、この商品の取り寄せに関して夫とメールのやりとりをしている20分程の間に、サイトの在庫数は当初の30個から28個に減っていた。さらに数日後の今朝サイトを見て見ると、在庫はわずか2個になっていた。そして今は30個に戻っているので、再入荷したのだと思うが、この売れようはやはり同様の悩みを抱えたユーザーが多いということなのだろうか?

 あるブログで、こうしたトラブルの要因として、施工不良があるのではとの指摘があった。つまり、水が上から下に流れる原理に従って、エアコン室内機とドレンホースとの間に、ある程度の勾配をつけるべきを、工事者が怠ったのではないかと言うのだ。繁忙期の設置作業は、猛暑の中、かなりのノルマをこなさなければならないので、つい杜撰になりがちなのか?或いは人手不足で未熟な技術者や素人?が作業員として駆り出されているのか?さらにマンションの場合、予め空けられたドレンホースを通す穴の位置が高すぎて、エアコン室内機との位置関係で十分な勾配がつけられない可能性もあるのかもしれないhekomi

 そう言えば、我が家のエアコンの設置作業をした作業員は、フィルター2枚のうち1枚の取り付けを忘れて帰ってしまっていた。彼が帰った後、テーブル上に1枚の真新しいフィルターを見つけて、私は目がテンになったのを覚えている。どんだけ慌てていたんだよhi

 そして、経年劣化による水漏れ発生はともかく、もし近年、新しい機種でドレンホース詰まりが急増しているのだとすれば、最新機種でこぞって採用された「お掃除ロボット機能」によって掻き集められたゴミ(←自分の部屋に、どれだけ埃が舞っているんだと言われたら、恥ずかしい話だが、普通に毎日掃除はしている…)が、うまくドレンホースから水と共に排出されていないのが原因とは考えられないだろうか?これはゴミがドレンホースを通して排出されるという前提で、あくまでも素人の想像だが…

【2014.08.18 追記】

 最初の記事を書いてから3年が経過した。今のところエアコンの使用頻度にもよるが、1~2カ月エアコンを使用後に水漏れが起きる。ドレンクリーナーでドレンホース内の空気を吸い出すと、直後にドレンホースから少量のヘドロ?と水が出て来る。この作業でほぼ水漏れトラブルは解消される。

 日頃エアコンを使用する際の注意点としては、冷房を切った直後に始まるロボットのクリーニングは、その都度ちゃんとすることだろうか?これを電気代がもったいないからと途中で止めると、室内機内のゴミがきちんとドレンホースに排出されず室内機内に留まり、それによって本来ドレンホースに排出されるべき水が堰き止められ、行き場を失った水が室内機から漏れ出すことになるのではないかと推察している。

 また、ロボットの機能を過信せずに、従来通り2週間に1度は、室内機のフィルターを取り出して洗うことも必要だと思う。


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