はなこのアンテナ@無知の知

たびたび映画、ときどき美術館、たまに旅行の私的記録

GWはとバス旅(5)

2015年05月01日 | 国内旅行(旅の記録と話題)
 最後の訪問地は、昨年米放送局CNNによって「世界の夢の旅行先9カ所」(リンク先のrecordchina.onlineで他の旅行先を見ましたが、独特な雰囲気の場所《人が滅多に足を踏み入れない秘境とか》が多く、どういう基準で選出したのか、正直、理解しづらいです。その中であしかがフラワーパークは普通過ぎて異質)に日本から唯一選出された、で有名なあしかがフラワーパーク。リーフレットにも早速、選出された旨の文言が書き添えられていました。

 私ははとバスツアーだけでも既に当地には3回訪れており、この時期の訪問も今回で昨年に続いて2回目なのですが、藤とツツジを筆頭に花々の美しさには何度見ても感動します。もう細かい説明は不要ですね。百花繚乱ぶりを写真でお楽しみ下さい。



 丘の斜面に燃え立つように色鮮やかな花々が咲き乱れる様を見て、
「まるで山が花で燃えているみたいね」 と言った人がいました…
 




 私の目に映った二本のツツジの繊細な色合いの違いは、サイバーショットの性能を以てしても、残念ながら、この写真で再現されたとは言えません。



 大輪の芍薬も、藤やツツジに負けじと、独特の存在感を放っていました。









 白藤も日に照らされて輝いています。 











 八重藤の花の房は、葡萄の房を思わせる重量感。老木の堂々たる幹が印象的。



 当地には90分と、今回訪れた場所では最長の滞在時間でしたが、園内所狭しと繰り広げられている花々の競演を楽しむには足りないくらいでした。

 地形の起伏を巧みに生かした植栽で花々を様々な角度からも楽しめ、花の公園としては「お見事!」としか言いようがありません。園内各所から聞こえて来る人々の感嘆の声、園内に立ちこめる甘美な種々の花の香りも相俟って、五感が刺激されるに十分な環境で、心も身体も若やぐようでした。

 ツアー全体を通しても、それぞれの訪問先が比較的近い距離を移動しての観光で、下車観光の充実ぶりが際立っていたように思います。

 また、特筆したいのがガイド嬢の美声で、柔らかなトーンながら良く通る声で、滑舌も素晴らしく、その語りは、凡庸なキー局のアナウンサーよりよほど聞き取りやすかったように思います。彼女曰く、ガイドの採用試験では1曲歌声を披露するとのことでしたが、彼女の美声なら難なく合格であったことでしょう。ガイド・トークではまだ話の運びに拙さも感じられ、新人の方とお見受けしましたが、これから経験を積んで行けば、はとバスを代表するような素晴らしいガイドさんになれると思います。

 それだけに(この頃、毎度思うのですが…)、ガイドさんが名所解説をしている時ぐらいは、乗客は黙っているか、話すにしても遠慮して、もう少し小さな声で話して欲しいと思いました。何より懸命に話しておられるガイドさんに対して失礼ですし、解説を聞きたいと思っている他の乗客にとっても迷惑です。

 学校の授業参観でも私語が聞こえて来る昨今、一部の大人の、特に女性の態度はどうにかならないものでしょうか?子ども達はきっと親の日頃の行いを見ているはずなので、子ども達への影響も心配です。普段、美術館でギャラリートークを実施する際も、聞く態度ができていない児童生徒を見かける度に、様々な状況から鑑みて、これは子ども自身よりも親の問題なのかなと推察しています。

 とまれ、今回もはとバスツアーを堪能しました。運転手さんも一貫して安全運転に努めて下さり、何の不安もなくバスの車窓からの景色を楽しむことができました。また、面白そうなツアーがあれば、是非参加したいと思います。
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